現在高1長男が


中学生の時(入学~行き渋るまで)の

宿題事情についてお話しします。




私は長男が行き渋り始めるまで

長男の中学校生活に


ほとんど干渉していませんでした。





長男が中学1年生の頃は

夫が亡くなってまだ1年。


伴侶を失うことは

悲しさレベル最上級と言われています。




私は自分の精神を保つこと、

3人の子供の日常をこなすこと、


それだけで、生きているだけで、

精一杯の毎日でした。




干渉しないというよりは


構っていられない

放ったらかし


という状態だったと思います。





しかし、そんな状況でも

1つ気になることがありました。




長男が

宿題をしている様子のないことです。




気になって

何度か聞いたことがありました。



その度、長男は

『ない』と答えていました。




私は長男の言葉を信じていたので


『今時の中学校は宿題が少ないんだな』

と呑気にとらえていました。







のちのち、


長男の行き渋りが始まってから

わかったことですが




この頃長男は

宿題を把握できていなかったそうです。




宿題がある

ということはわかっているのです。




何を、いつまでに、するのかを

把握できていなかったそうです。




でもね、

把握できていないことだけが原因なら


誰かに聞く

という行動をとると思うのです。






長男は誰にでも聞くことができる子。


でも、長男はその行動をしませんでした。




なぜ?



長男は宿題をしたくなかったのです。







長男には

中学生の生活リズムが合っていなかった

のだと思います。




人間は


仕事、遊び、休息が三等分


でバランスがとれるそうです。




このバランスは毎日とるのがベスト。

でも、難しければ

休日を活用しても良いそうです。





長男の中学校生活は

部活の朝練の為7時過ぎに家をでて、




6時間授業を受け

放課後部活をして帰宅は18時。




それから宿題をすると

遊びの時間が確保できませんでした。





一番最初に長男が調整したのが

宿題の時間だったのだと思います。




人は誰しも

自分にメリットのある行動しかしません。




例え宿題をせずに

先生に怒られたとしても



長男には

遊びの時間が必要だったのだ

と思いますし





宿題をやらなければならない


とわかってはいても




遊びの時間を削ってまで


やらなければならないもの



とは思っていなかったのだと思います。








現在中2の長女は

同じような生活を送っていますが、



11月から教員の働き方改革の為

部活の朝練がなくなりました!




これで、

朝が1時間ゆっくりになりました。


正直、助かりました…





また

長女は部活がとても楽しいようで


遊びの時間と捉えているのではないか

と思います。




考えてできるものではありませんが


学校の活動を

一部でも遊びとして捉えられると


生活リズムが整いやすいですね。





長女も宿題には追われています。


休み時間に解答を写している生徒も多いそうです。



何のために宿題があるのか

わからなくなります。




先生の望む形ではないと思います。


目的を見失っているように思います。




宿題の取り組み方もそれぞれの選択。


誰がどんな選択をしてもその人のものです。




私は

長男の選択も、長女の選択も、

どの選択も、


尊重したいと思います。