たまたま別のブログにこういう記事を書いた。

 

何も見えない「つまらない」人々

 

いつものとおりしょうもない話題なのだが、どっちに転んでもつまらないことばかりだ。

そんな中、集中的に刺激のある映画を連続して見た。いずれも興奮した。

 

自分は「君が代」を歌うと涙が出てくる。心から素晴らしい国歌だと思っている。

この国民としての自覚に楔を刺すような映画。「はっ」と我に返るような映画。

 

 

戦争犯罪人の孫を野放しにすると大変なことになるという映画。

 

 

 

その孫を殺すことで、本当の民主主義が呼び起こされると期待させる映画。

 

 

この国の沈没を漠然と見送るしかないと思っていただけに、こういう刺激のある映画を見ると、まだかすかな希望が残されているのではないかと思えてくる。いや、実際はそう甘くないだろう。この保守的に傾いてしまった社会はもうなかなか正常化させるのは難しい。

 

 

かつて大島渚が戦った社会からすると、いまこの国は本当に愚かな思想に導かれている。憲法改悪がまさにそれだ。これを阻止できなかったら、本当にこの国は終わる。なんとしても阻止しなければ本当に終わる。大島渚がそうだったように、一連の作品を命がけで製作した方たちを強く支持したい。