家で映画を見ようと、久々に『ボッカチオ'70』を鑑賞した。フェリーニにヴィスコンティにデ・シーカですから、まあそれはそれは大物揃いです。イタリア映画というよりフランス映画の雰囲気でした。

で、たまたまオムニバス作品が目にとまって何の気なしに借りたところ、これがいずれもロドリゴ・ガルシアの作品だった。

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映画ってこういう偶然がまたいい。
カンヌ映画祭で注目された『彼女を見ればわかること Things You Can Tell Just by Looking at Her 』と『美しい人 Nine Lives 』を見たの。

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この監督、コロンビア人。お父さんはノーベル文学賞作家。血筋も良く、彼自身もハーバード出の秀才だね。

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ガルシアはグレン・クローズがお気に入りで、数々の作品でともに仕事してますね。そしてこの『美しい人』の最終話で、グレン・クローズと、今やすっかり大人になっちゃったダコタ・ファニングちゃんが共演してるのね。

これは泣いた泣いた(T_T)
慟哭しました。墓参りに来た母と娘。
仲良しの母娘。これはすごい!
このエピソードだけでも見て欲しいです。
泣かせます。

ダコタ・ファニングは同じ年、『宇宙戦争』でトム・クルーズと共演して一躍有名になりましたね。あの絶叫シーンが印象的です。