赤十字病院2回目 | chocobo1959

chocobo1959

非結核性抗酸菌症と診断されて20年以上経ちました。
これまでと、今。そしてこれからのドタバタ劇になります。


今日はCT撮影と細菌検査結果が分かります。
後日、CT画像はあまり診察にひっぱりだされなかったので私の場合CT映えのしない物だったのかも知れません。
細菌検査の結果は非結核性抗酸菌症。
16年前すでに診断されていますので細菌種の確認だけみたいで、この日から3剤投薬がスタートします。
細菌種は当時(6年前)患者に教えても意味無いものだったのか説明はありませんでした。
今なら何?と興味津々ですが、実際この時言われても????だったと思います。
第一おぼえられません

これ以降、1カ月おきに数回。その後は安定していたため3カ月おきの通院がトータル2年続きます。

私の場合、3剤投薬は副作用も無く順調でした。
視力障害はかなり気がかりな注意点でしたが、紹介状を頂いた眼科にて定期検診を続け無事2年経過出来ました。
この3剤は副作用の為、苦労されている方もいます。
少量から慣らす減感作療法という方法もあります。
大切な時期なので主治医と相談しながら無事乗り切って下さい。

治療が始まって最初の数か月は劇的な変化がありました。
治療前から普段、咳は出ていませんでした。
日に一度くらい。この時だけ20分位咳き込んで痰が沢山出ます。
それが見事に無くなりました。
診察前のレントゲン撮影画像もどんどん綺麗な状態に変わっていきます。
左右の肺にあった白い点々が消え、目立つモヤモヤは右肺だけに。
それもちょっとづつ薄れていく感じです。

この2年の投薬期間中に風邪を一度引きました。
3剤投薬が始まって1年位経った頃です。
微熱が出る風邪は何度かありましたがこの10年以上、咳が激しく出る風邪はかかったことが有りませんでした。
なんとなく死をイメージしたのはこの時です。
咳が激しくコンコンコンと肺の中の空気が出切るまで続き、さぁ息を吸おう・・
その途端に吸気の刺激のせいか、たて続けにコンコンコン・・
これが何度も何度も繰り返します。
肺の中がからっぽなのにコンコンコン・・
空気が吸いたい!!コンコンコン・・

救急車は呼ばなくて済んだのでまだこれ以上の苦しみがあるんだなぁ
息が出来なくて死ぬって苦しくてやだな...なんて思ったじいさんです。

たまたま赤十字病院が休日の為、市内の休日診療所に駆け込み事情を説明して翌日赤十字病院に行くまでの可能な限り強力な咳止め処方をお願いしました。

翌日、赤十字病院で診察を受けた時、非結核性抗酸菌症は風邪の直りが遅いと言われました。
確かにその後1ヶ月位は終日咳の多く出る日が続きました。
でも、1ヶ月を過ぎても、投薬開始2年目を迎える日になっても
今まで無かった軽いコンコンという感じの咳がこの風邪を契機に始まることになります。

次回に続く