見せるか見せないか(長文失礼します) | chokoが出会った不思議な光景

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まるまるもけもけした動物が大好き♡

目の手術のため

普段は一人受けの仕事を

納棺会社さんにお願いをしておりました。

(普段は納棺会社さんからお仕事をいただく)

 

先日、葬儀社社長さんから

「いつ復帰するの?」

という問い合わせから

ご様子が変でそれとなくお伺いを立てると…

途中から

「二度とあそこには頼まないムキー

という話になり…💦

 

以前は

お着替えと綿詰め等の処置はお部屋をお借りして

葬家様から見えないように施行するのが基本でした。

もちろん、”見たい”というご希望があれば

ご一緒に、という形になります。

 

その納棺会社サンもそういう方針でしたが、

ある日、「最初からすべて見たい」

というご希望に沿ってお世話をしたところ

(納棺会社代表と私で施行)

とてもお褒めをいただき

葬儀社事務所まで別日に再度お礼を伝えにきてくれたそう。

それ以来、”見せる納棺”を前面に押している形に。

 

ただ、これ、

あくまでも葬家様が「見たい」とおっしゃったからで。

そして”見たい”がどの程度なのか

というのも関係してくるんです。

綿詰めからなのか、

お着替えからなのか

納棺式だけ立ち会いたいのか

葬家様、葬儀社さんのご意向も含めて

すべてが同じではありません。

 

私個人が受けている葬儀社さんは

基本、事前処置は見せない派。

”見たい”、”一緒に行いたい”

などのご希望がある場合は

打診があります。

(お世話の手順、時間の掛け方も変わってくるので)

 

私はいつでもどちらでも

という対応をしていたのですが

その納棺会社サン、

なにもお断りなく葬家様の目の前で

すべてを行ってしまったそうです。

故人様、若い女性でした。

故人様のお着替えも当然、配慮も必要です。

お立会いには男性の方もいらしたとのこと。

 

目の前で行うなら

見えないように布団の下でお着替えをするとか‥

それもなく、布団もはいでお着替えされてしまった。

 

綿詰めも「柔らかい綿なので心配しないでください」

という説明をされたと。

いや、そもそも

”綿を入れる”ことが見たくないと思うんですよ。

柔らかだろうとなんだろうと、異物を入れるんです。

頭では綿を入れるんだろうなってわかっていても

入れ終わった後、そのお顔を見るのと

入れているその様子を見るのは違うと思います。

(きれいになったお顔で”お綿を入れた”という説明は必要だと思います)

 

目の前で行うのであれば、

ピンセットを使うこと

なぜそういう処置をしなければいけないのかの説明や

お部屋をいったん閉めるとか

閉められないのであれば隠しながらの施行をするべき。

 

何の説明もなく目の前で、ということもですが

その施行方法を注意した葬儀社さんに対して

詫びも無かったというか、

悪いと思っていない態度だったそうで💦

↑ここがムキー沸点

 

確かに見せる納棺式が高評価を得ていたのは事実です。

葬家様もどんなことをしているのか

見たいという方が増えてきています。

それでも、それはすべての方がそうではない

 

見せる施行をするのか

見せない施行をするのか

その主導権あくまでも葬家様だと思います。

 

正直、個人で受けている仕事を

納棺会社に紹介するのは私にとっても懸けでもありました。

「納棺会社サンの方が施行がいい」

と言われて乗り換えられる可能性もあったわけで。

正直クレームが来てほっとした部分もあるという

私は性格悪いかも💦

 

それでも色々考えさせられるお話をいただき

反省とその対応を考えております。

 

それでは本日もお疲れさまでした。