もうすぐ手術からまる四年経過。


現在リムパーザという分子標的薬を減量して服用してます。


今年も胆管炎で入院治療2回。

なぜだか春先から年2回の入院が毎年恒例に。

入院にまでは至らなくても、四週ごとの診察の間に2回は発熱。抗生剤を処方してもらっているので、二三日で復活。

37.5度以下の場合が多いです。

ソレ以上の発熱+αかつ突然の身体の震えが来ると入院コースに。


そんなこんなで生き延びています。

有り難い限りです。

更に友人たちのさりげない励ましに甘えさせてもらっています。

感謝


個人的には入院の度に三、四歳体力が落ちている気がします。


このままではフレイル一直線だと危機感を覚えラジオ体操を始めました。

終わると息がゼーゼーします。


体力の低下は私の予想を超えてました。


未だに睡眠導入薬に頼っている気が小さい私ですが、シッカリ食べる事、寝ることが大事だと思っています。


今回もあまり参考になるような事をかけませんでしたが、痛い時は痛い!と我慢せず主治医に訴える事が大事だと思い日々を過ごしています。


標準治療以外にした事。

丸山ワクチン接種。

ワクチン治療。コレはご存知の様に高額であり、エビデンスがはっきりしていないようですが、カミさんに無理を言って1クールだけしてもらいました。

温熱療法。


何かサプリを飲むという事はしませんでした。

というのも、「紅麹」ではないですが、下品な安倍首相のやりだした金儲け第一主義にしか思えなかったからです。まぁ私も決して上品とは言えませんが。


膵臓ガンと分かり、ソレがガンの王さまと言われるほど強敵であり、5年生存率10%前後と知った時、かなり落ち込みました。

それなのに未だにお迎えが無いことは私の予想を超えてます。

天国への道が渋滞しているのか、地獄が一時的に定員オーバーなのかは知る由もないですが。


基本的に、便りの無いのはいい便り、との路線でひょっこり報告し続けたいと思います。

これからも宜しくお願いします。




明けましておめでとう御座います。

2020年7月膵頭十二指腸切除術実施後約一年半。すい臓がん5年生存率がおよそ
10%ということを知り、かなり落ち込みましたが、なんとかまだ生きています。
癌患者ということで、色んな人が気を使い心配していただき有り難い限りです。傲慢な私は皆さんの気遣いをある種「当然」のように感じてしまい、我儘勝手な行動につい走ってしまいがちでした。反省しきりということですが、世の中の日常といったものが、いかに危ういバランスの上に成り立っているものであり、「当たり前」は沢山の人の努力によってかろうじて存立。そんな簡単なことを改めて認識させられました。
手の指先、足裏全体のシビレで日常的には常にイライラしている状態にあり、すぐにカミさんに当たってしまってました。(ゴメンナサイ)

今は何故自分が生に執着するのか、人生の目的は何なのか?みたいな大層なことを考えたりするのですが、
どちらかというと、生物というものは、理屈抜きにこの世に生を受けた以上、生き続けるしかない存在なのだ、と居直ったりしています。

現在の治療は
 抗がん剤アブラキサン+ジェムザール+オキサリプラチンを2週間間隔で投与。血液検査でスキップしたり、減薬したり。
 ハイパーサーミア
 漢方薬でシビレ対策(効果はまだ始めてばかりなので良くはわからない)


標準治療以外では
 丸山ワクチン接種
 (抗がん剤の副作用軽減の効果あり、との症例もあったそう)
当面「生き甲斐」はハッキリしなくても人生を出来るだけ楽しみたいと、思っています。

皆さんにとって2022年が良い年になりますように!

 いつもイイネ、コメントありがとうござます。

 励みになります。

 

さて11月19日(金)の抗がん剤はCRPと白血球が多すぎて

スキップ。CRPがHなのは、肝動注からのオキサリプラチンによって肝臓内の

胆管が傷み、腸から悪い菌があがってきた、短肝炎を起こしているのでしょう。とのこと。

抗がん剤をスキップすると、体は楽になるが、がん細胞も元気になりそうで、怖い。

 

 でも肝臓が傷んでは抗がん剤治療に耐えられない、ということなのでしょう。

そこのところの兼ね合いが難しい。とにかく主治医の指示に従うしか。

 

タイトルのスマホ水没事件について。

2021年10月末、去年に引き続き上高地へ。

上高地では、ピークは目指さずにもっぱら散策を楽しみせいぜい明神池

まで行くくらい。

 明神池の景色はすばらしく、気分爽快。去年は退院早々だったが、一年たつと

体力の衰えを痛感。

 抗がん剤はまず筋肉を最初に『食う」みたい。腕の力瘤もなくなって、他の指先と足裏の痺れが酷くなって来る。

足がしびれているため、足裏の感覚がおかしく、転ばないようにゆっくり歩く。

歩けるだけマシだが、転ぶと骨折して寝たきりになる人が多いそう。

気をつけねば。

 

 河童橋からの穂高が前日の雪で綺麗に冠雪していたのでスマホで写真。

と、そのときシャッターを押した瞬間、指の痺れのため真っ逆さまに梓川へ。

 

というわけでスマホはオシャカ。

今はスマホへの入力はタッチペンで、外で写真を撮るときは首からストラップをして。

抗がん剤によるまっそう神経障害は直りにくいそうで、痺れが持続している最中の私は四六時中いらいらしていて、ついカミさんに、当たってしまい、申し訳ない限りだ。

 

手足の痺れを軽減する方法があればいいのですが。

 

 いつもイイネありがとうございます、励みになります。

 コメントありがとうございました。できるだけ早くご返事します。

 

 2020年7月膵頭十二指腸切除手術。リンパやその他の臓器に転移な

 (目に見える範囲で)

 九月退院、9月7日からTS-1術後補助療法開始。

 12月肝臓に転移。

 1月4日からCVポート挿入し、アブラキサン+ジェムザールの抗癌剤治療開始。

 

 特に変わったところはなかったのですが、

 1月5日寝る前に少し寒気。風邪のひきはじめのような感じ。

 その後寒気が増し、ブルブル震えてとても寝れそうにない。

 ネットで肝胆炎を調べると、酷い時は敗血症を起こし死亡する場合もあるとか。

 

 その頃の関西の状況は医療が逼迫し、救急車のたらい回しが問題になっていました。

 迷いましたが、救急車は呼ばず手術していただいた病院が開くまで待ってタクシーで。

その病院でPCR検査を受け、検査結果が出るまで個室で隔離。結局八日間の入院治療で無事退院。

 

 とにかく寒くて、筋肉痛がひどく、ただひたすら耐えていました。

 

 肝胆炎恐るべし。

 いつもイイネありがとうございます。

 励みになります。

 また、コメントにはできるだけ早く返信します。

 

 さて、

2020年7月入院、手術。

     9月退院。

     12月肝臓へ転移。

2021年1月抗癌剤 アブラキサン+ジェムザール開始。

 

 ほぼ二週間で脱毛始まり、滅びゆく草原へ。

体毛も抜けていくのだが、眉毛も抜けていく。

 

 歳をとったヤンキーの誕生というわけですが、これがどうにも様にならない。

 今までは性格の悪さを、一見優しそうに見える顔でカバーしていたつもりだったのに、通用しなくなった。といって迫力あるドスが効いた顔にもなれず、何とも中途半端。

 

これは予想外の展開。

 

そんなことよりも恐怖の胆管炎を経験することになった。

詳しくは次回へ。