明けましておめでとう御座います。

2020年7月膵頭十二指腸切除術実施後約一年半。すい臓がん5年生存率がおよそ
10%ということを知り、かなり落ち込みましたが、なんとかまだ生きています。
癌患者ということで、色んな人が気を使い心配していただき有り難い限りです。傲慢な私は皆さんの気遣いをある種「当然」のように感じてしまい、我儘勝手な行動につい走ってしまいがちでした。反省しきりということですが、世の中の日常といったものが、いかに危ういバランスの上に成り立っているものであり、「当たり前」は沢山の人の努力によってかろうじて存立。そんな簡単なことを改めて認識させられました。
手の指先、足裏全体のシビレで日常的には常にイライラしている状態にあり、すぐにカミさんに当たってしまってました。(ゴメンナサイ)

今は何故自分が生に執着するのか、人生の目的は何なのか?みたいな大層なことを考えたりするのですが、
どちらかというと、生物というものは、理屈抜きにこの世に生を受けた以上、生き続けるしかない存在なのだ、と居直ったりしています。

現在の治療は
 抗がん剤アブラキサン+ジェムザール+オキサリプラチンを2週間間隔で投与。血液検査でスキップしたり、減薬したり。
 ハイパーサーミア
 漢方薬でシビレ対策(効果はまだ始めてばかりなので良くはわからない)


標準治療以外では
 丸山ワクチン接種
 (抗がん剤の副作用軽減の効果あり、との症例もあったそう)
当面「生き甲斐」はハッキリしなくても人生を出来るだけ楽しみたいと、思っています。

皆さんにとって2022年が良い年になりますように!