5月末、サーフ映画『ドリフト』が公開になるんで…
王道はUpしておかないと
エ、(@ ̄Д ̄@;)この映画知らないΣ(゚д゚;)
青春、遊び仲間、夢、友情、絶望、懐深さ、その手の言葉が好きな男性は、
この映画観てないと(σ・∀・)σ
…というよりも私の親友+従兄弟は全員、この映画や
『摩天楼ブルース』とかを敬愛して
やまない夢男…なので…(だから私の婚期が遠のいていく…)
予告編はこちら、あらすじいってみる
時は'60年代、カリフォルニア
マット(ジャン=マイケル=ヴィンセント)はポイント岬では
最高のサーファーとあがめられ、何十年に一度、水曜に来るといわれている
幻の大波『ビック・ウェンズデイ』に乗る事を夢見ている
しかし待てどもその波が来ず、海辺で酔いつぶれる日々
彼の親友ジャック(ウィリアム・カット)、リロイゲーリー・ビジー)が、
へべれけに酔っ払ったマットを連れて帰り、マットの恋人のペギー
(リー・パーセル)が介抱する日々
やがて三人にもヴェトナム戦争の嵐が押し寄せてくる
彼らのサーフ仲間ワクサー(ダレル・フェティ)が、何とかして徴兵を逃れようとするが、
彼は戦争に駆られてしまう、マットとリロイが徴兵逃れをする中、
ジャックは堂々と徴兵検査を受け、ヴェトナム戦争に赴くのだった
そして時が経ち、'60年代後半、ジャックはカリフォルニアに帰ってきた
かつての恋人・サリー(パティ・ダーバンヒル)の元を訪ねるが、
彼女は既に結婚していて、ジャックはサリーの夫に追い返されてしまう
ベアーは離婚し破産
サーフィンも時代が代わり、ロングボードからショートボードに代わり、
波に乗るスタイルも変わった…マットはかつてのようにもてはやされなくなり、
マットは呑んだくれる日々を送っていた。
リロイは麻薬に溺れる日々…三人は、戦地に駆られ帰らぬ人となった
サーフ仲間ワクサーの墓参りをする
そして、かつて自分たちのボードを作ってくれたベア(サム・メルヴィル)の元を
訪れると、ベアはこういうのだった…
今度こそビッグウェンズデイが来る、お前たちしか乗り切れない波が…
映画の前半部分はかったるいんですよ
みんなチャラチャラ遊んでるから、それが楽しいともいうんだけど
ドン引きするぐらいドンチャン騒ぎして(汗)、このシーン必要か?とも
思ったんだけど、これが後半の伏線なんだよね
でも帰ってきたら次代が変わっている
かつてのカフェはヒッピー文化で、お香なんか焚いてあって、それに
イラっときたマットがビールか何かぶっかけるシーンもある
サーフィンだってショートボードが流行ってる。
もう昔の様にはいかない、でもまだ『本気』をだしてない
それがヴェトナム戦争をはさんで、それぞれの友情がどれだけ深かったのか、
自分たちにとってのサーフィンってどういうものだったのか、
ここら辺を描き出した途端に
おおおお、この映画、超スゴい!
で、ビッグウェンデイのシーンで
キターーーーーーーーーーーーー…
なんというのか…
人間、キャリアを経たり、趣味趣向が変わったり、年を重ねると、
昔出逢った人間に逢うのに言い訳しなきゃいけないコトもあるかもしれない
人生の喜びや哀しみの度合いは人それぞれで、例え一時期趣味や
学歴云々を共有したといっても、そこは共有できるものではない。
酷いと墓場まで持っていかなくてはいけない感情だってある。
そんな中、そんな事をはヌキにして『あいつ』にだけは逢いたい、
分かち合いたいものがある間柄がある事が素晴らしいんじゃないかな
…そういう仲間が、この映画のマット、ジャック、リロイなんでは
ないかと
三人を影から見守るベアは、一番オトナになりきれない…自分も
ビッグ・ウェンズデイに挑戦したものの、挫折してしまった。
もう今では体がついていかない、だから彼らに夢を託している
この映画好きなモノ同士で語る時って、誰が相手でも
『ここだよなぁ~』とポイントなのだ
映画は当時の『レジェンド・オブ・サーファー』ジェリー・ロペス本人も
出てきます
彼も映画の中の三人が『ビッグ・ウェンズデイ』に挑戦するというので、
挑戦するのですが、波にのまれてしまいます
そんな中、一人、マットだけが波のトップに乗り、ビッグ・ウェンズデイを
乗り切るわけです
ロング・ボードが時代の主流でないと言われても、彼の生き方、やり方が、
伝説の波に受け入れられたわけで
浜辺にいた少年は、マットの見事なサーフィンを見て、つづけて欲しいと
いうのだけど、マットは彼にサーフボードを渡して引退してしまいます
そして
"You guys keep in touch, huh?"(連絡を取り合おうな)
ジャックとリロイに言うわけです
…ここはどうなんでしょうねぇ
大波『ビッグ・ウェンズデイ』を乗りきることでつながっていた三人ですが、
これからも人生観を分かち合った三人としてつながっていて欲しいですね
一番最初に見たのが、確か大○界の時(号泣)だったので(汗)
救って貰った映画でもありますね
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