毒親とはひたすら子供から自尊心を奪う存在 | 毒親(父)の毒が連鎖してしまった毒親Jr.の呟き

毒親(父)の毒が連鎖してしまった毒親Jr.の呟き

毒親(父)に育てられました。そしてその毒が連鎖がし毒親Jr.となってしまいました。そして、ゲイです。
しかし40代前半の頃、それを克服する出来事が起きました。
トラウマを克服するまでの約40年間に関して、
思いつきで綴っていこうと思います。

時系列無関係に思い出したことは覚えてるうちに書き留めておきますね。

 

子供の頃から

「どうぜお前なんかな」

という圧力の元で育っていると

自尊心というものがほぼ皆無なまま育つものです。

 

古くは小学校低学年の時。

休憩時間に私がノートの端っこに書いたイラスト(落書き)を

何人かのクラスメイトが見て「上手!」と褒めてくれたのですが

褒められた経験が無いので

馬鹿にされているような辱めを受けているような

そういうネガティヴな感情しか湧かず対処に困ったこと。

 

前回の投稿で話題に出たクレジットカードにしても

シティバンク以外、それまで申し込んだメーカーは全て審査落ち。

「やはり私は世間に受け入れられることはほぼ無いのだ」という

自己否定感ばかりが増す思考になっていました。

 

20歳になった頃、

仲良くなった友人がスポーツジムで体を鍛えており

そんな彼を格好良く思っていた私は

彼から「一緒に行こうよ」と誘いを受けました。

ここでも私は

 

私なんて、絶対に入会の審査に通らないから無理・・・。

手続きして断られるなんて恥ずかしいシーンを友人に見られたくない・・・。

 

という気持ちが真っ先に浮かびました。

そして、どうせ恥ずかしい思いをするなら

初めから友達に自分の立場を説明して

そういう状況だから入会は無理だと思う、と気持ちを伝えたのです。

 

ところが友人は

「そんなの全然問題ないって!」

と半ば強引にスポーツジムへ私を連れて行ったのです。

そして、驚くことに私は無事、入会が出来たのです。

 

もしかすると、

私自身が「どうぜ自分なんか」という

刷り込みから来た思い込みで避けてきた数々の出来事の中にも

実は問題なくこなせたことが

過去にたくさんあったのかもしれない、と今では思います。

 

人生で訪れるチャンスを自ら否定し潰す仕組みを

毒親の洗脳によって植え付けられていたのです。

 

毒親とは百害あって一利無し。