こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
今日は、先日お預けにしていた
上質世界って、ホントに上質なの
について書きたいと思います。
こちらの記事もお読みいただくと分かりやすいです^^
上質世界の特徴
上質世界の貼り変え
私たちの脳の中にある
自分の、自分だけの、基本的欲求を(超!)満たす特別な場所・・・
それが、上質世界。
実は、私が選択理論を学び始めたちょうどその頃に
この呼び名に変わりました。
それまでは、この黄色い世界は
「内的世界(internal world)」と呼ばれていたんです。
でも、これだと、「知覚された世界」との違いがわかりにくい…
ということで(多分…)
上質世界(Quality World)という名称になりました。
この方が、「特別」な感じが伝わってきますよね…
しかし、一つ問題が
それは「Quality」というからには、
それは本当に上質なものなのか…?
グラッサー博士は上質世界について、
「自分の人生の質をあげると分かった」人やモノや考え方
がストックされると言っています
つまり
「自分の人生の質をあげるものだ!」とそのときは思ったけれど
“どうもそうではないらしい…”
“他にもっと良いものがあるらしい…” というときには、
変化する(貼り変わる)・・・・ ということも含んでいるわけです。
実際、私たちも「これいいじゃーん!」と思ったものの、
しばらくすると「なんか違うかも…」「もういいや…」となるようなケースありますよね
そういう意味では、上質世界はとても素直です。
だから、ジャンクフードも、
お酒(しかも深酒☆)も、
ギャンブルも、
場合によっては薬物だって、
上質世界に入ってしまいます。
(常識で考えれば、それらは【上質】とは思われないようなものであっても…です)
それは、基本的欲求を止めることはできないから・・・
健全なイメージ写真によって自分の欲求を満たすことができればいいのですが、
願っても願ってもそれが得られないとき・・・
人は、それが不健全な形であっても、
欲求を満たさずにはいられません・・・
きれいな水がなかったら、
濁った水でも飲まずにはいられないように、
例えば、
家庭でも、学校でも、
自分を受け入れてもらえていない孤独を感じていれば
たまたま町で声をかけられた「一見、仲間を大切にしてくれるような」グループに
愛着を持つのは不思議ではないし、
家庭でも、職場でも、
誰にも役立っていない空しさや無力感を感じていれば
それが倫理に反していると分かっていても
少しでも自分を頼って甘えてくれる人に関わりたくなるわけです。
一般的には、そのような事態を
「ストレスがたまっていたから・・・」
といって片付けようとするけれど、
基本的欲求と上質世界のつながり
を理解したら、
もっと出来ることがあるはずなのです。
(予防にしても、改善にしても・・・ね)
上質世界の健全性をチェックするには、
グラッサー博士の教えてくれた「責任の概念」
が役立ちます。
選択理論が広がることで、メンタルヘルスに役立ててほしい…
↓そんな応援クリックいただけましたら励みになります。
にほんブログ村