選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
選択理論を土台にしたカウンセリング手法のことを
リアリティセラピーと呼びます。
日本名は 現実療法。
そう・・・
過去でもなく、未来でもなく、
現在に（コントロールできるものに）焦点を合わせる手法です。
そして、
他人を変えるのではなく、他人にコントロールされるのでもなく、
自分の欲求充足に責任を持つことに大切にする心理療法なのです。
ですから、リアリティセラピーは、
願望（上質世界）を具体的＆鮮明にし、
その願望を得る為にしてきた（選択していた）行動を振り返り、
その得ている効果を吟味し、
願っている効果が得られていない場合は、
もっと効果のある方法を共に考える・・・
というプロセスを踏みます。
「どうなったらいいと思いますか？」と、聞く（質問する）のが選択理論の特徴だと思っている方がいらっしゃいますが、
それは、選択理論ではなくて、リアリティセラピーの質問技法です。
このリアリティセラピーの手法を知っていただく為の良書は
こちら
- 15人が選んだ幸せの道―選択理論と現実療法の実際/ウイリアム グラッサー
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これはまだ絶版じゃないよ～普通に購入できます！
にはユーズドが格安で…^^;
この本が面白いのは、
グラッサー博士がカウンセリングしているところを
マジックミラーから見ている感じ
で、さらに（マジックミラー越しにみるよりも
）良いのは、グラッサー博士がどうしてそこでその質問をするのかの説明
も書かれている点。
特にこの第一章で取り上げられている
強迫神経症（現在の強迫障害）のケースは、
この映画のジャックニコルソン演じる主人公
ジュリーがもしもカウンセリングにやってきたら・・・
- 恋愛小説家 [DVD]
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という設定で描かれるんですわ…
それ以外にも、
自殺願望のケース、
家庭内離婚、
パニック発作、
性同一性障害、
アルコール依存・・・
と、多種多様なケースに対して、
リアリティセラピーでは（グラッサーなら）どうするか？
という視点がわかります。
ロールプレイがうまくなりたい方はもちろん、
選択理論を使ったカウンセリングってどんなの
と知りたい方は、ぜひお読みになってみて下さいね…
もうちょっと選択理論が広がるといいなーと思って
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