こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
んでは、さっきの記事
の続きです。
(珍しく連投しちゃう…♪)
昨日のGQS研究会は、
「すこやか」の準備から実施に至るプロセスの報告と振り返り
が主なテーマだったのですが、
メンバーは
1)これまで準備に関わってきて、現場(授業)も担当している人たち
2)これまで準備に関わってきたけれど、現場は担当していない人たち
3)今後の活動に関心があるので、今回初めて参加した人たち
の、計24名の集まりとなりました。
会のリードは、研修委員長でもある夫が担当することになっていましたが、
こうした有志たちの(しかも選択理論の学びを深めたい人たち)集まりの際、
彼の準備と、システムを考える選択理論的思考には、いつも脱帽でございます…
では、昨日のラインナップから、簡単にプレビューしておきませう…
すこやか実施報告(これは前編の記事を参照)の後、
「これまでの振り返り」
↑このとき、通常ならこれまで何も参加していない人は、
単なる傍観者になりがちなのだけれど、
それを防ぐ為に(というか、全員の学びになる為に)
現場を担当していない人(初参加者も含め)が
現場を担当した人に対して、
インタビュー形式で分かち合いを行う
というシステムが提供されました。
(実はこれ…いつものように行きの車の中で夫の頭の中に下りてきたアイデア/笑)
2-3人の現場経験者に対して、インタビュアー2人というグループが5つ。
やってみて気づいたことは?
実際にどんなことが起きているのか?
授業で工夫したことは?
途中で変更/改善したのはどんなことか?
教員とスタッフの関わりは?・・・などなど
得られた答えを1つずつポストイットに書いていきます。
そして、
・「すこやか」を実施して得たものは何か?
・なぜ、それが得られたのか?
を注意深く確認して、インタビューは終了。
さて、分かち合い→選択理論から考える学び は続きます。
たくさん出てきたインタビューの答えを
グラッサークオリティスクールの5つの柱
と呼ばれているキーワードにのっとって分類してみました。
それぞれのグループで出たものを
ホワイトボードの枠組みに貼っていきます。
恐れの排除:恐れには見えるものと見えないものがあります。
見えるものは、暴力や強制。見えないものは、比較して優劣をつけられるなど。
共同学習:これは単なるグループ学習とは異なり、
お互いが協力しながら学ぶ「積極的相互依存」の関係が求められています。
クオリティワーク:これは学校(組織)としての上質世界のこと。
どんなことを目指しているのか?何が得らることが上質なのか?と考えます。
自己評価:クオリティワークに対して、それが実際に得られているのか
他者評価ではなく、自分たちがその進捗度を知るためのシステムが必要です。
基本的欲求の充足:これが中央にきます。
他の四つの柱がきちんと機能することに連動して、その組織の中の欲求が健全に満たされるわけです。
こうして分けてみると、気付くことがたくさんありました
また課題となっていることは
枠の外に貼っていくことで、
今後、何に取り組むのかも見えやすくなってきて・・・・
こうした生きた実例をもとに、
選択理論の理解と実践力が深まるプロジェクトとして
「すこやか」はとても魅力的なのであります。
(学会員の方で、ご関心のある方は、また今期メンバー募集があります。
詳しくは、学会のFreeMLで…)
・・・で、実は、今回のGQS研究会。
恐れの排除
楽しみながら全員がお互いを知ること(アイスブレイク)で始まり
共同学習
全員が関わって役割を担う形で
クオリティワーク
何を目指して、活動がなされているかを見つめ直し
自己評価
どんなことを感じて、これから何をしようとしているのか
基本的欲求の充足
それを分かち合いながら、新たな学びが生まれる
と、会そのものが、5つの柱によって成り立っていた訳です。
必要なフレームがあることと
全体を見るシステムが考えられていることで
昨日の学びがいかに効果的であったかが
お分かりいただけるでしょうか・・・
やっぱり、こういうシステムが大事だなぁ・・・
と感じ入った一日でした。
さすが、シニアインストラクターの我が夫ギミ。
(特別出演)
あっぱれでございました
・・・とこの機会に、宣伝をば☆
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