「振り返り」は反省会ではない!(前編) | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


昨日は久しぶりのGQS(グラッサークオリティスクール)研究会。


今回のGQS研究会は、
本年度(うちの学会は、7月~6月が一年度なので)
1年を通して取り組んできた

相模向陽館高校 「すこやか」準備会(通称:SSJ)の振り返り。



「すこやか」とは、

日本初のグラッサークオリティスクールを目指して取り組んでいる
相模向陽館高校が、

学校全体を欲求充足できる場にするためには
教員だけでなく、生徒にも選択理論を学んでもらうことが重要
だということで、今年4月から実施している特別科目。


日本選択理論心理学会の会員の中で
学校教育に関心を持ち、
実際に教科プログラムを作成したり
生徒達と関わりを持ちたいと思われた方々が

学校支援ボランティア
という形で
学校の先生方と協働で準備→実施しているプログラムなのです。





GQS研究会で、その準備が始まったのが昨年12月。


選択理論マニアのためのトリセツ

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↑全国から集まった有志と公立高校の先生方の協力が始まりました…。


1月→2月とその準備を重ねてきたところで、あの震災。

4月のスタートが予定通りにはならず、
大幅な調整が必要とはなったものの、

伊藤校長をはじめとする先生方の思いと
SSJに加わってくださったメンバーの知恵が結集されて


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↑先生達はこんな寸劇を見せたり…

先月中旬、仲間作りやクラスのチームワークを育むための
集中四日間のプログラムを経て、


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↑こんなゲームを考えだしたりして…

今は、毎週少しずつ、
選択理論の要素に触れるような授業が行われています。





初めての取り組みが、すべて順調でいくはずはなく
まだまだ課題がたくさんあることは、一人一人が感じている部分ではあります。

GQS研究会では、
ここまでの振り返りを単なる【反省会】にしてしまうことなく、

このプロセスの中からも有機的な学びが出来るように工夫がなされています。



あ・・・ 「すこやか」の紹介だけで長くなってしまった…えへ・・・


ということで、今回の本論は次の記事(後編) に続きます。


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