就学前の子どもとの関わり | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんにちは
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


それでは、

グラッサー先生が書かれたもの(選択理論関連のもの)以外
私がよくお勧めしている(とても選択理論的な)子育て関連の本本

の、もう一冊をご紹介ダウン 
愛情の次にたいせつな子育てのルール―
ドイツ流・子どもの心がわかる本/アネッテ カスト・ツァーン

選択理論マニアのためのトリセツ
(はい…こちらもユーズドのみですあは・・・が、これはまだリーズナブル?…お?





こちらの本は、

「小学校に入る前の子どもとの親子関係」についてご質問をいただいたとき
わりとよくご紹介している本です。



ドイツの著者ですが、中身を読むと
この方、多分、選択理論を学んでいらっしゃる・・・!?
と思えるような要素がたくさん出て参ります。

(しかも、ちょっと昔の選択理論(コントロール理論)ね…
【当然の結果】とかもう使ってないし…アーおまめ



いまの選択理論をご存知で、
同じような子育ての本を執筆されたとしたら
もうちょっとニュアンスの異なる書き方になるかもしれないわ…
とは思うものの、

グラッサー博士が書いたものには、幼児期のの子どもに対して、
しかもこんなに細かく、実践的に書かれたものはないので
とても役立つのではないかと感じます。



こちらの本の注目すべき部分は、

親に出来ることは何かはてなマーク
という視点で書かれていることです。

(つまり、親に出来ないことは何か…ということが視点でもありますうん



そして、親御さんたちがもっとも頭を悩ましている

(小さい)子どもにどうやってルールを(守ることを)教えたらいいのか!?

について説明してくれている・・・ということが特徴です。



例えば・・・・

よくママたちの悩みで聞かされる「食事」の問題ごはん

これについて、著者は

「何を食べるか、いつ食べるかは親が決める」けれど
「どれくらい食べるかは子どもが決める」

「一緒に食べる。子どもの食事より、親の食事に気をつける」

などの他、いくつかの具体的なポイントをあげています。



また、子どもがかんしゃくを起こした時の「タイムアウト」の取り方は

昨日ご紹介した「親がする四つの行為」 の4番目について

安全に【子どもを一人にしておく】ことのステップが書かれています。



ちょっとテクニック的な要素も多いのですが、
就学前のお子さんをお持ちの方が、
選択理論を実践するには助けになる一冊だと思います。


(親が子どもの言いなりになることを選択理論的な関わりではないということが分かりやすくなりますよ…)




やじるし注釈やじるし
グラッサー先生は、実践者の創造性を奪わないため
選択理論をマニュアル化しないように配慮されているのです×

でもさ、幼児期の子育てママには
選択理論の職人技をじっくり学んでくださいね…っていうのも酷なような気もします…えへ・・・

ですから、ここに書かれていることをヒントに、ぜひご自身の知恵をフル稼働して、
オリジナルな親子関係を築いてくださることを願っています。♥akn♥





もうちょっと選択理論が広がるといいなーと思って
↓こんなの貼ってみました。応援していただけたら嬉しいです。


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