親がする四つの行為 | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。

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カテゴリー変更のために、
過去記事に加筆・修正してアップしています

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子育てにおける親が子にする行為親子
下記の四つに分けられると、グラッサー博士は言います。


数字1子どもに代わってする。
ex.小さいうちは…食べさせる。こぼしたものを拭いてあげる。着替えさせる。お風呂
  大きくなれば…親が進路を決める。借金を肩代わりする。買い物


数字2子どもに対してする。
ex.小さいうちは…親の言うことをきかないと罰を与える。ガミガミ言う。ムチ!
  大きくなれば…髪型や着ているものを批判する。褒美で釣る。sei


数字3子どもと一緒にする。
ex.小さいうちは…一緒に遊ぶ。お手伝いしてもらう。親子(ママ&男の子)
  大きくなれば…スポーツ。本や音楽などの共通の関心事を話し合う。☆塁球☆


数字4子どもを一人にしておく。
ex.小さいうちは…かんしゃくを起こして大騒ぎしていても泣くままにする。うわぁぁん
  大きくなれば…良くなる事を信じて、何も言わずに待つ。じーっ




グラッサー博士は子育てについて

できるかぎり真剣に、
子どもが自らの生活をコントロールできるよう
教え、示し、援助せよ

と言います。


多くの親は、子どもが成長したときに
自立的であってほしいと願っているにもかかわらず、
あまりにも多く「子どもに代わってする」行動をしているというのですガーン



※上記の内容については(すでに廃刊で残念ですが)
こちらの本に書かれていますダウン今ならユーズドでお求め頂けます^^

人生はセルフ・コントロール
―落ちこまないための現実療法/ウィリアム・グラッサー

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・・・でもこれって、
学校や職場においても起こっていることかもしれませんショックおやじ。


「社会に柔軟に適応できる 自立した人材を育成しよう」と思いつつ、

教師や上司となる人たちは
ついつい、数字1数字2の行動を選んでしまいがち…。


なぜなら・・・


その方が 「早いから!」
・・・やばい
(その背後に、外的コントロールが潜んでるんだけどね…爆弾


それを続けていたら、子どもや部下は
自分の手で自分のハンドルを握る練習の機会を失うことになります。




グラッサー博士は、子どもの成長と共に

数字1数字2の行動をなるべく減らして
数字3数字4の行動を増やすことが重要だ

と説いています。


特に、
数字3子どもと共にすることは大切手をつなぐ

この関わり合いがしっかりとあるからこそ、
数字4を行うときの土台が出来上がると考えられます笑





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