3)欲求のプロフィール(自由) | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんにちは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


東京での中級講座の開催、
来週からのクオリティサマースクールの準備と慌ただしく、
ちょっと間が空いてしまいましたが、

【欲求のプロフィール】の第三弾、続けます。ビックリマーク



自由の欲求の強い人の走り方(行動)について。

これまでの「愛・所属」と「力・価値」はこちら↓
♡「愛・所属の欲求」
終了ほし「力・価値の欲求」




自由の欲求の特徴は
ちょう「自分で決めたい」
ちょう
自分で選びたい
ちょう
束縛されたくない」
・・・ってな感じですわイヒヒ


自由の欲求の強い人って、
基本的には、ルールや管理体制の厳しい組織には向かないかもね…

あの勝間和代さんは、この自由の欲求と
(この後記事にする)楽しみの欲求が強いと
自己評価されていましたけどあは・・・





自由の欲求は
「自分で自分のハンドルを握りたい!」
と思う欲求です。


ということは?・・・・・

(おっ?マニアはすでに気付いたね?/笑)


自由の欲求の高い人って、
選択理論で言われている鉄則

【自分のハンドルは自分が握ること】

同意する人が多いのですうんうん

それは、元来、
自分の人生を自分でコントロールすることに
興味を持っているからでしょう。



自由の欲求が高いは

「自分のことは自分で!」おっけぇ~い。

「人のことで振り回されない」男の子(NO)

自分は自分、他人は他人ena

「自分の選択にとやかく言われたくない」し~

「やろうと思ってたのに、言われるとやる気を無くす」ダウン

…みたいな?えへ・・・


一見、「自立していていいんじゃない?」と思えるものの
自由だけを追求して行くと、
社会的な存在である私たちは、
人の協力なしに欲求充足を維持するのは難しい
という壁にぶち当たります顔!


これらの要素が
度を過ぎれば・・・?
はっ!


「私はやりたくないから…」
という意思表示が自己中だと思われるヤダ

自己と他者の境界線をあまりに強調して、

冷たい人だと思われるフーン

自分のペースを大事にするあまり、
人のペース(や思い)気付かないKYになる顔文字

あらら、どうしましょ…



きっと、このような状態では、

「自分のしたいようにやってるはずなのに
どうして欲求充足出来ないんだろう?」

(やってもやってもなんかうまくいかないな…sei

という気分を味わっているはずです。




グラッサー博士が教えて下さっている
私たちの欲求充足のガイドライン

「他人の欲求充足の邪魔をしないで自分の欲求を満たすこと」

という責任の概念 は、自由の欲求を考える時にも重要です。


そして、特に、組織としての関わりがある場合、
(会社、学校、地域、家族、夫婦・・・)

「他人の欲求充足の手助けをして自分の欲求を満たすこと」


という、黄金律が含まれた「よりよい責任の概念 」は、
自由の欲求の高い人にとっては特に意識して取り組まなくてはならない
人生の命題になるのかもしれません。




自分の欲求充足について
自分で責任を持つことは、本当に重要なことだけれど、

車で言えば

私が走りたいんだから、
どう走ったって自分の選択でしょ?

というわけにはいかない
!!

ということです。



自由→自分勝手
ではなく顔

自由→自律(自己決定)
であることをOK
選択理論は教えてくれています。


選択理論は、
「人間関係の中で最も自由を得るための方法」
を提案している理論なのです。



《第四弾》
につづく…


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