こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。
さて、昨日の記事
の続きです。
グラッサー博士のおっしゃる【責任の概念】。
日本選択理論心理学会の会長の柿谷先生は
この責任の概念を、さらにバージョンアップして、
(・・・どうやらこれは、日本独自のものらしいけどね)
より良い責任とは…
他の人の欲求充足のお手伝いをして
自分の欲求を満たすこと。
と言われました。
こうすることによって、
自分もハッピー、相手もハッピー
という構図が想像出来ます。
しかっーーし
このより良い責任の前半部分ばかりを気にして
こんな生活を送っている人はいませんか?
他の人の欲求充足のお手伝いをして
自分の欲求を満たさない・・・。
相手の欲求充足の手助けばかりに気を取られて、
自分の欲求充足を後回しにしてしまう。
もっとはっきり言ってしえば、
人のことばかり気にして、
自分は我慢ばかりしている・・・。
これではイカンです
というか、責任の概念に照らし合わせたら、
これも立派に「無責任な」生き方ですわ。
・・・自分の人生に対してね。
責任の概念も、より良い責任の概念も、
重要なことは、後半部分。
やっぱり
「自分の欲求充足のために、自分の行動を選びなさい」
ってことです。
お腹が空いたときは、
自分でご飯食べないと空腹は満たされないでしょ?
自分が飢餓状態なのに、相手にだけ食べさせる…
なんてことを続けていたら、せっかく志があってもバーンアウトしちゃうわよ…
選択理論は、他を無視した自分勝手な生き方でもなく、
かといって、我慢を土台にした自己犠牲的な生き方でもなく、
「人間関係の中で自由を手に入れる生き方」
を教えてくれる理論なのです。