計算ドリルじゃなくて逆上がりの練習みたいに(音楽の練習法です笑) | ふる〜との魔法〜調布フルート教室プレリュード

ふる〜との魔法〜調布フルート教室プレリュード

憧れの音色を奏でてみませんか?

こんにちは。

調布市でフルートの指導をしています、原嶋由紀です。

 

小学生以下のお子さんのリコーダーとピアノのレッスンもさせていただくことがあります。

 

image

 

今日は体験レッスンに来てくださった方がいらっしゃいました。

 

小学校の先生をされている方でした。

 

私、先生って大好きで(笑)

先生されている方とのご縁がとても嬉しいです。

 

 

 

「計算ドリルじゃなくて逆上がりの練習するつもりで」

 

 

 

レッスンで時々いう言葉なのですが、なんのことだかわかりますか?笑

 

フルートに限らず、楽器の練習方法です(笑)

 

 

クラシックの音楽って、形式があるので、学ぶことが多い。

勉強しないと吹けない、みたいに思っている人が多い。

 

なんだけど、勉強したら吹けますか?

 

そうでもないのです。

 

頭でいくらわかっても、体がやったことがないことはできません。

 

体で覚えていたら、頭でわかっていなくてもできることがあります。

それは、後から言語化したらいい。

 

えっと、多分私は、言語化のマニアで、体でやっていることをこうして文章化するプロセスがすごく面白いのです。

 

私のことは横に置き。

 

楽器は体を使わないと音を出すことはできない。

それは、フルート以外の、ピアノやヴァイオリンのような体そのものが音を出していないもの全部に通ずること。

 

だから練習が必要なのですが、せっかちな現代人は一回できるとすぐ先に行きたくなる。

 

できたら次に行く計算ドリル方式で練習してしまうことが多いです。

 

でも、一回できたらそれでいい?

 

そうでもないのです。

 

1回しかできていないことの記憶はとても薄くて、すぐ消えてしまいます。

 

 

一方、逆上がりを練習するとしたらどうしますか?

 

 

できるまで、何度でも最初から、毎回毎回地面を蹴って練習しませんか?

 

そして、やり方は考えない。

 

くるっと回れるまで、とにかくやってみる。

 

できるようになっても、次の日またできるとは限らないから、できなくなっていたらまた同じように練習する。

 

毎日できるようになっても、しばらくやらないとまたできなくなっちゃうかた、そうしたら、また同じように練習する。

 

それを繰り返すうちにいつでもできるようになる。

 

私はもう逆上がり出来なくなっちゃいましたけど、それは体が大きくなったり、イロイロね(笑)

 

逆上がりは1つの例えで、できるまで、ただ繰り返してできるようになったことって、忘れないことが多いです。

 

一回できたら先に行ってしまうことは、残念ながら忘れてしまうことが多い。

 

どのくらい繰り返すのか、はケースバイケースですが、できたら先に行く、を繰り返して、どこかで行き詰まってしまうことがあったら、逆上がり方式で練習する、つまり、何度でも最初からやる、思い出して見てください!

 

 

https://prelude-fl.jimdofree.com