☆お子さんが音楽を専門的に勉強したい、と言い出したら。 | ふる〜との魔法〜調布フルート教室プレリュード

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憧れの音色を奏でてみませんか?

こんにちは。

私は調布市でフルートを教えています。



最近ではスカイプで気軽にレッスン!なんていうのもあるようですが、そのようなレッスンを提供する予定はありません。



だってやっぱり、音楽は生で聴くものだし、生身の体があるから音が出せるのです。

繰り返し聴くことのできる音、今の若い人はスマホとかに保存して移動しながら聴くのかな?そういう聴き方、CDやDVD、YouTube、そういうものも、もちろんし否定的に捉えてはいません。

わたし自身もそうやって音楽を聴くこともあります。



だけどレッスンだけは、生の音を聞かずに、吹いている姿を見ずに、呼吸の様子を観察せずにできることではありません。





先日☆音楽進学を考えるという記事を書きました。

音楽を専門的に学びたいけれど、どうしたらいいのかわからない、そんな人に届いたらいいな、と思って。

でも、この記事が、今現在将来のことを考えている中学生や高校生の目に入ることは少ないのかもしれないなぁ、と思い、中学生、高校生の子供達を持つ方々に向けて書いてみようと思います。



お子さんが

「音大に行きたい。」
「音大ってどんなことするのかな?」

そんな風に言い出したら、どうしますか?



ある程度予想していたならともかく、全くそんなこと考えていなかったらびっくりしますよね。





そして、中高生となると、親には何か詳しく話さないことの多いお年頃。

音楽やりたいようなことを言っていても、きちんと話し合う時間はなかなか取れないので、先送りしがちかもしれませんね。




でも、もし、音楽大学への進学を考えるのなら、自分が専攻する楽器の個人レッスンは必要不可欠です。

なぜなら、専攻する楽器というのは、大学に入って勉強するのではなくて、その楽器で入学試験を受けるから。

そして、ピアノやヴァイオリンの場合、小学生の頃からずっと個人レッスンを受けていることが多いですが、管楽器や声楽は、学校の部活動、吹奏楽部や合唱部でやり始めるケースがとても多く、最初は個人レッスンなど受けたことのない人がたくさんいるのです。

野球とかサッカーとか、高校の強豪チームでプレーし、卒業同時にプロの選手になるような報道を聴きますが、音楽の場合、全国大会レベルの学校の部活動で演奏していても、それが、大学入試に充分なレベルに達していることはほぼありません。

一人で自分の楽器や、体、声楽家を目指すなら声と向き合い、より磨きをかける時間が必要です。



一方で、音楽大学の入試のスタイルは学校によって様々で、早く志望校を決めて対策を練らないと、という言葉を耳にすることもあるかと思います。



でもね、部活で音楽を始めた、音大に行きたい、早く志望校を決めなきゃって、ちょっと急ぎ過ぎだと思うのです。


音大に行きたいのはなぜ?
どんなことをしたいの?
それは本当にしたいこと?
自分にはそれが続けられる?


それらをしっかり考えてみる。
そして、自分の希望を叶えるためにはどこの学校が理想的なのか選ぶ。


そのプロセスを、レッスンを受けながら1つずつ整理していく。




先日の記事にも書きましたが、将来を考える上で必要なのは「情報」ではなく【経験】です。




現代はとても情報過多な時代。



放っておくと、子供達は情報の渦の中で、何にもしないで考え込んでいるかもしれません。




音楽をやりたいなら、考えるより音を出すこと。



願い通りの音色が奏でられるようになったら、自ずと将来の目的も見えてくることと思います。




そして、大事なこと、で意外とみなさん知らない、かも!?



管楽器は体が大人になってから学ぶものが多いです。



15歳前後から本格的に練習しても遅すぎることはありません。
物心つく前からやっていないとできないことではないです。





高校生になってから専門的に勉強を始めた、というプロの演奏家は少なくないです。



もしやりたいなら、まず個人レッスンをスタートすること。
できない、と最初から決めないでください。


楽器が思い通りに扱えるようになり、一段高いところからは別の景色が見えるかもしれません。





個人レッスンをスタートする、というのは、中学生や高校生が自分一人でできることではありません。


もしお子さんが音楽を専門的に勉強したいと言っていたら、個人レッスンが必要になることを念頭においてよく話を聴いてあげてくださいね。


そして、専門家からサポートが受けられるよう環境を整えてください。


部活の顧問の先生や、指揮者はフルートが専門ではないかもしれません。


もし、フルートで音楽大学に行きたいなら、フルーティストからのサポートが必要です。



学校や部活動できめ細やかなサポートがある場合もありますが、音楽や、フルートが専門でない学校の先生や、お友達の言葉ではなく、専攻したい楽器の専門家に演奏を聴いてもらってください。



そして、目の前の受験に振り回されず、お子さんの適性、やりたいこと、そして、今現在の実力を客観的に見て、そのお子さんにあったレッスンを受けてください。


そうしてくれる先生との出会いは正直なところご縁だと思いますが、いいご縁は、必要ならばきっとあります。


出会えるところ、通えるところにきっとご縁のある先生がいると思います。









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