昨日、息子は妻と一緒に2校目の専門学校のオープンスクールへ行きました。

 

朝、私が車で駅まで送りました。

 

車を降りる時の息子、

 

「行ってきまーす」

 

なんだか明るい感じでした。

 

なんていうんだろう、「ま」と「す」の間に「~」が入ってたんですよね。

 

いい感じ。

 

 

 

夕方、

 

二人を迎えにふたたび駅へ。

 

LINEで息子が「ワンコも連れてきて」と言うのでワンコも乗せていきました。

 

車中で息子が

 

「今日の学校は結構気に入ったわ。やりたい学科もあったし。あそこに決めるかも」

 

「そうか、よかったな」

 

「来週もう一回行って体験授業してくるから」

 

「わかった」

 

 

 

機嫌よく話す息子に私も嬉しくなりました。

 

妻もニコニコ。

 

一度は焦って慌てて決めようとしていた息子でしたが、

 

一度リセットして色々見て回っていることも喜ばしい。

 

高校の先生にも感謝。

 

 

 

さて、帰路の途中、

 

ワンコがウッウッて鳴き始めました。

 

「ん?な、なんかやばいっ」

 

妻がとっさに窓を開けてワンコの上半身を外に出したその瞬間!

 

 

 

オゲェェェ

 

 

 

ワンコ吐きました。

 

ナイス妻!

 

 

 

家に着くと車のボディがゲロだらけだったので水で洗い流しました。

 

妻曰く

 

「私も子供の時、車走りながら窓開けて吐いてたねんで」

 

「え、走りながら!?」

 

「だって親止まってくれへんねんもん」

 

なんとたくましい。。

昨日からまた寒くなってきましたね。

 

息子は通信制高校3年生です。

 

3年生になってから授業には1度も行っていません。

 

 

 

1、2年生の時は授業へ行かなかった日はペナルティとしてスマホを預かったりしました。

 

(我が家の場合、息子の反発があまり出なかったので何とか成立したルールです)

 

 

 

授業に行かせたかった理由は勉強ではなく、

 

学校や社会との接点を持ってほしかったから。

 

本来、授業に出る出ないは息子の問題ですが、

 

親として何とかしたかったので試行錯誤でやってました。

 

 

 

今は授業については全てスルーしています。

 

出席が必須の行事には行くし、

 

バイトもしてるし、

 

専門学校進学へ向けて動けているから。

 

今の息子なら卒業へ向けた自己管理(単位取得)は出来ると信じています。

 

 

 

さて、昨日妻がパートから帰宅すると、

 

息子がリビングでスマホをしていました。

 

「寒いわー今日めっちゃ寒いわー」

 

見ると息子はペラペラの薄着でした。

 

「そんな薄着やと寒いやろな」

 

「そうだ、お風呂に入ろ」

 

 

 

そう言って息子はお風呂にお湯を入れ始めました。

 

(わおーお湯ためてるー)

 

 

 

30分後。

 

「ああー気持ちよかったーお湯に浸かったの何年ぶりやろ」

 

「気持ちよかったー?」

 

「うん、なんやろあの感覚。ほわぁ~ってなったわ」

 

 

 

息子は不登校になってからシャワーだけでした。

 

当初は1週間シャワーすらしませんでした。

 

湯船に浸かったのは2年半ぶりです。

 

 

 

2年半も湯船に浸かってないなんて!

 

ほわぁ~ってどんな感覚なんだろう。。。

 

想像もできません。

連絡をくれた先生や、お世話になったH学校の担当の人に対して連絡を返さない息子。

 

そんな息子に少し腹が立っていましたが、

 

これは息子の問題なのですぐ気持ちを切り替えました。

 

 

 

夜帰宅すると、

 

丁度息子がリビングにいたので普通のトーンで声を掛けました。

 

「○○、ちょっと話があるから和室に来て」

 

「うん」

 

息子は機嫌良さそうにワンコをだっこしながら来ました。

 

明るめに話すつもりだったのでワンコは歓迎。

 

「今日またY先生から電話があってさ、『○○君からまだお電話がこないんですけど』って言われたぞ。まだ電話してないのか?」

 

「え?それって何時ぐらい?」

 

「えーとお昼過ぎやったかな」

 

「あ、それなら行き違いやわ。今日の昼からO学園のZOOMの説明会に参加したねん。その後学校にも電話してY先生と話した」

 

「ああーそうやったんか、それなら行き違いやな」

 

「そんでさ、11/15日にオープンスクールに行くから、またどっちか付き添ってほしいねん」

 

「そうか、わかった」

 

 

 

よかった。

 

息子はちゃんと動いてた。

 

学校から電話があったことにしたから干渉にはならなかったけど、

 

もうちょっと息子を信じてやらないとなぁ

あと先週、通信制高校の先生に電話してみました。

 

息子が何か相談してないかなと思ったので。

 

すると先生、

 

「私の方から毎日○○君に電話しているんですが出てくれないんです」

 

「え、そうだったのですか」

 

 

 

息子は昼間は寝ているので気付かないんだろうな。

 

 

 

そこで、先日妻と専門学校のオープンスクールに行ったことを話しました。

 

息子が、思っていたのと違った、と言ったことを話すと、

 

「もしかしたらパソコンで製作するよりも自分の手で描きたいのかもしれませんね。それならO学校にいい学科がありますね」

 

「そうなんですか、そういったアドバイスも是非息子にしてやってください。息子には先生から電話があったことにして話しておきます」

 

 

 

夜、息子に話をしました。

 

「今日先生から電話があったぞ」

 

「え、なんて?」

 

「毎日スマホに電話してくれてるらしい。進路のことを気にしてくれてたぞ」

 

息子は慌ててスマホを確認しました。

 

「ほんまや、着信があるわ」

 

息子はスマホを2つ持っており、

 

メイン機はゲーム専用で、サブ機が電話やメールが出来るスマホです。

 

サブ機はほとんど見ないので連絡しても意味を成さないんです。

 

「だろ?定期的に確認するようにしろよ。急用があって連絡がつかないと困るからな」

 

「わかった」

 

「それで、先生が明日電話ほしいってさ」

 

「わかった。何時にしたらいいかな?」

 

「んーと、何時でもいいと思うで」

 

「わかった」

 

 

 

これが先週木曜日の話でした。

 

 

 

そして今日学校に確認すると、

 

息子から電話はないそう。

 

 

 

H学校の担当の人にもまだ連絡していないようだし。

 

 

 

さすがにちょっと腹が立ってきました。

 

どう息子に話をしようかな。

昨日、H学校の担当の人から私へメールがきました。

 

H学校は息子が急かされて入学しそうになった無認可校です。

 

急かされたとはいえ、息子に色んなことを教えてくれた大変お世話になった方です。

 

息子に進路を考えるきっかけを与えてくれてとても感謝しています。

 

 

 

「あれから○○君からは連絡がありませんでしたので心配していました。進路はもうお決まりでしょうか?当学校は欠員募集が始まりましたので○○君が希望していた枠はまだ空いてます」

 

 

 

んーやっぱり息子は連絡していなかったか。

 

私には「メールで断りは入れた」と言っていたのにな。

 

 

 

これを受けて妻と方針を話し合って決めました。

 

・息子がH学校へちゃんと連絡しなかったことは良くないが、気持ちも分かるからスルーしておこう

 

・H学校から私へメールが来たと言って息子へ進路について聞いてもいいが、それだと親の干渉になってしまわないか?

 

・だとしたら、ここはH学校から息子へ直接メールしてもらおう

 

・息子が先週、K専門学校を見学して「思っていたのと違った」と言った今、また考えが変わっているかもしれないな

 

・そのあたりを聞き出してもらえたらよし、

 

・やっぱりH学校は考えていないようであればそっとしておいてもらおう

 

 

 

この内容をH学校の担当の人に伝えたところ、

 

快諾していただきました。

 

こういう学校って不登校に対して理解があって助かります。

 

 

 

さて、これからまたどうなりますかね。

二日前の土曜日、

 

息子が自分から申し込んだK専門学校のオープンスクールの日でした。

 

 

 

前日、妻に「明日10:30に出発するから」と言ってきました。

 

でも起こしてとは頼んできませんでした。

 

 

 

当日の朝方5時、

 

息子がリビングから二階へ上がってくる音で私は目が覚めました。

 

(げ、また夜更かしやん・・・)

 

 

 

予想通り10時になっても息子は起きてきません。

 

でも起こしてと頼まれていないので起こしません。

 

私はザワつきながら犬の散歩に。

 

 

 

10時半に帰ってくると、

 

なんと息子が起きてシャワーへ行くところでした。

 

妻もホッとした表情。

 

 

 

それから準備して30分遅れで妻と息子は出発しました。

 

私は付き添いを頼まれていないので留守番です。

 

 

 

夕方、息子と妻が帰ってきました。

 

息子が話してきました。

 

「思っていたのと違ったわ。」

 

「あ、そうなんや」

 

「別に絵を動かしたいわけじゃないねん」

 

「ふーん」

 

「また他のところ探してみる」

 

「そうかわかった」

 

 

 

息子のやりたいことはよく分からなかったけど、

 

「思っていたのと違う」と言えるということは、

 

やりたいことが具体的にある、ということ。

 

それはよいことだ。

 

 

 

さらに今日のことで息子は、

 

ネット情報だけで決めずにオープンスクールには行た方がいい、

 

と思ったはず。

 

それもよいことだ。

 

 

 

P.S

 

妻の感想

 

「講師の人がさ!鬼滅の刃の製作に携わった人やってん!すごいやろー!」

先週、

 

ようやく(ついに)息子が進路説明会に行きました。

 

地元に専門学校や大学が来てくれて説明会をしてくれるなんて助かりますね。

 

学校主催の行事だったののあり息子も参加しやすかったのだと思います。

 

さらに運の良いことに、息子が考えている専門学校も来ていました。

 

 

 

その日の夜に私が帰宅すると、

息子が

 

「ごはんバーガー食べてみたいからドライブスルー連れてってほしい」

 

「ええよ」

 

息子はマクドでバイトしてるのによくドライブスルーに行きます。

 

今回は、バイトしている身として夜限定のごはんバーガーを食べておきたいそうな。

 

 

 

車中で息子が話してきました。

 

「今日さ、進路説明会に行ったんやけどK専門学校も来てたねん」

 

「おーそうか」

 

「以前H専門学校の人に業界のことをいろいろ教えてもらったやん?そのことを話したらさ、すごく勉強してますねって褒められたねん」

 

「へぇー褒められたんや。そういえばH学校の人にはお断りの連絡はしたのか?」

 

「うんしたよ」

 

「そうか。ちゃんとけじめは付けたんやな」

 

 

 

これは本当かどうかは分かりません。

 

H学校の人に確認すれば分かりますが、まあここは

息子を信じておくことにしました。

 

 

 

 

「でさ、今度の土曜日にK専門学校のオープンスクールに行くから、どっちか付添いしてほしい

 

「そうか、わかった」

 

「前回は寝坊したからキャンセルしたけど、実は理由はそれだけじゃないねん」

 

「ん?」

 

「あの時は急かされて焦ってて、ほんまにH専門学校に決めてええんかなって悩んでたねん。だから行かなかったねん」

 

「なるほど、そうやったんやな」

 

「でも今回は違うで」

 

「そうか」

 

 

 

前回、息子が起きなかった時、あれこれ言わず黙っておいてよかった。

 

息子はこうして動き直したのだから。

 

 

 

オープンスクールに行く宣言はこれで3回目です。

 

さすがに行ってくれよー

 

と思いつつ、いつも通りフラットに構えておきます。

昨日の昼ごろ、

 

私も妻も外出中に娘から電話が掛かってきました。

 

「マクドから電話があってさ、○○が来てないから早く来てくださいって」

 

「そうか、また寝坊か」

 

「起こしたんやけど起きないし、怒って布団にもぐるねん。どうしたらいい?」

 

「ありがとう、もうほっといていいよ」

 

 

 

娘は起こしてくれたし、家族としてできる事はしました。

 

なので後はもう息子の問題。

 

 

 

1時間後に帰宅すると息子は寝たままでした。

 

するとマクドから2回目の電話が。

 

私が出ると、女の子からでした。

 

「○○君と代わってもらえませんか?」

 

かなりご立腹のようです。

 

「えーと、今もまだ寝ているので起こして電話を掛けるように言います。いつもご迷惑を掛けてすみません」

 

 

 

やれやれ。

 

 

 

しかたなく息子を起こしに行きました。

 

 

 

「マクドから2回目の電話があったぞ。今すぐ電話くださいってさ」

 

「・・・。」

 

それだけ言って後は放置しました。

 

 

 

息子がその後どうしたかは分かりません。

 

夜になってもリビングには下りてきませんでした。

 

今までのような遅刻ではなく、寝坊によるズル休みです。

 

お店は大迷惑でしょう。

 

そろそろ店長に叱られるかな?

 

(むしろ叱ってやってください)

 

 

 

今回は息子にとってかなりの失敗経験です。

 

この経験から成長するか、嫌になって逃げるか。

 

それは息子の問題。

先週の月曜日、

 

息子は地元で開催された進路相談会には行きませんでした。

 

学校の先生や妻には行くと公言していたし、夕方からの開催だったので行くと思っていたんですけどね。。

 

学校行事ではなく、個人で自由参加のイベントなのでハードルが高かったのかな?

 

 

 

ふと振り返ってみると、

 

息子はこれまで専門学校について前向きなことを言っていますが、

 

進路説明会やオープンスクールは全てドタキャンしてます。

 

H学園への志願キャンセルの連絡もしていません。

 

でもこれは息子の問題。

 

親は黙って見守ります。

 

ちょっとしんどいけど。

 

 

 

さて、次の日は体育祭でした。

 

息子がリレーに出ると知ったので私と妻はこっそり休みを取っていました。

 

開会式は13時。

 

私と妻はまだ熟睡中であろう息子を置いて家を出ました。

 

 

 

まず整体マッサージに行き、ランチを楽しんで、いざ会場へ。

 

息子、来るだろうか・・・

 

 

 

駐車場で車を停めていると、

 

「あ!」

 

そこに息子の自転車が停めてありました。

 

「よかった来てる!」

 

 

 

もうそれだけで十分でした。

 

 

 

グランドには100人ぐらいの生徒たちがいました。

 

決まった体操服はなく、みんなそれぞれの格好をしていました。

 

一人ポツンとベンチで座って見てるだけの女の子。

 

コスプレみたいな派手な服を着て競技の手伝いをしている女の子。

 

テントの下でずっとうずくまってる男の子。

 

離れた場所で集まって談笑している男の子たち。

 

競技の段取りや準備のために走り回ってる体育祭委員の子たち。

 

 

 

先生はみんなニコニコ。

 

 

 

すごい。

 

新鮮で貴重。

 

すばらしい。

 

 

 

息子は綱引きと玉入れに参加していました。

 

誰ともしゃべらず淡々とこなしていました。

 

 

 

そしていよいよ男女混合リレーです。

 

その少し前、息子がテントから出てきてアップしているのを私は見みました。

 

(おーアップしてる)

 

 

 

息子は第三走者でした。

 

3位でバトンを受け取り、最初のコーナーで膨らんでしまい相手の子に抜かれました。

 

「がんばれ○○!」

 

そこから直線に入り息子が抜き返しました。

 

そのまま3位をキープしてバトンを渡しました。

 

200mを走りきった息子は苦しそうで笑顔でした。

 

 

 

 

 

まさかもう一度息子が走る姿を見れるなんて。

 

そのフォームは陸上部時代のままでした。

 

よくがんばった!

 

感動した!

 

ありがとう!

先週、妻と一緒に学校へ専門学校の相談に行った息子ですが、

 

一通り終わり今度の体育祭の話になりました。

 

以下妻から聞いた内容です。

 

 

 

息子が先生に、

 

「僕、出る種目決まりましたか?」

 

「えーと、リレーと綱引きだね。あと100mの補欠も」

 

「よかった、僕走りたかったんです」

 

「え、そうだったの?」

 

「僕、中学の時は陸上部で走り幅跳びと三段跳びやってたんです」

 

「へぇー陸上部だったんだ!そういえばこないだの体育の時『○○君ってスポーツ好きそうだよね。走り方で分かるよね』って先生方と話してたんだよー」

 

「はは、実は去年の体育祭でみんなが走ってるのを見て、来年は走りたいって思ってたんです」

 

「そうだったんだー」

 

 

 

まさか・・・

 

息子がそんな風に思ってたなんて・・・

 

ジーンときました。

 

 

 

 

あと、息子はイラストやグラフィックを書くのが好きなのでデザイン科を希望しています。

 

ちなみに妹も同じ趣味を持っていて、高校では美術部と文芸部に入り絵も習いに行っています。

 

 

 

先生が聞きました。

 

「そういえば妹さんも絵が好きなんだよね。○○君はなぜ絵が好きになったの?」

 

「えーと、僕が小さい頃スーパーマリオが大好きだったんですが、ある日父がマリオの絵を描いてくれたんです。それがとても上手くて、僕もこんな絵が描きたいって思ったのがきっかけです」

 

妻(え・・・!?)

 

「そうだったんだ~お父さんは絵が上手いんだね」

 

「はい。その絵はまだ持ってます。ボロボロですが」

 

 

 

え??

 

マリオの絵??

 

全く記憶に、、、いや何となく覚えているような、、、

 

しかもまだ持ってるって!?

 

 

 

嬉しい。

 

妻の前でちょっと涙ぐんでしまいました。

 

 

 

やっぱり息子は素直で優しい子だ

 

これからも応援してるぞ