2回目ハガキ大のイラストメイキング
長くなってしまって全2回の2回目
長いの無理な方はUターンで…
1回目はこちら↓
完成はこちら↓
2回目ですが日にち的には前回の続きです
2日目の途中からです
ここから仕上げの作業になります
㉑
⑳で統合した絵を自動選択ツールを使って描いた部分を全て選択します
選択残しがないよう選択ツールで細かい部分も選択する
㉒
新規レイヤーをバケツで塗りつぶし(淡いレモン色で)
背景が透過しないよう下地を作ります
(同時に絵を何枚か複製して重ね、合成モードを選び調整していきます)
拡大図 上の画像では選択の点線が見えないので
本当はこんな風に選択しています
㉓
ハガキ大の趣味の絵なのであまり考えずに描いています💦
自分で作っておいた素材を背景に貼っていく、テクスチャーの生感が欲しいので
敢えてザラザラした質感の物を貼る(質感が強いタイプの紙に水彩で塗った物や色鉛筆で
塗った物や鉄や塗った壁、レザーや布・ジーンズ等で素材を作っています)
㉔
背景だけでなく絵の上からもテクスチャーを貼り、合成モードはオーバーレイ
を選ぶ(作品によって合成モードも変えます)
貼った素材の色のままでは無く色相・彩度を変えたりコントラストを変えたり調整する
(上に素材を重ねた時にも㉒で複製しておいた絵の合成モードを
再度調整して具合を見ていきます)
㉕
背景は仮のまま影やハイライトの作業に入ります
㉖
合成モードを明暗にした新規レイヤーに色を重ねていきます
目が鮮やかになるように塗りました
肌を塗っていきます(全体ではなく鮮やかにしたい所だけ)
㉗
茶系の彩度の低い色で塗っても合成モード 明暗にしておけば発色の良い肌の色味になります
薄付きの筆で塗るとぼんやりしてビビッドにならないので透明感のないマットな筆で
塗ったら消しゴムで少しづつ消すと発色がよくなります
㉘
合成モード明暗は明るい色を塗れば光るのでハイライトとしても使えます
お化粧をするように色を差していきます
髪の毛も細いサイズで描き込む
拡大図
㉙
目元やまつ毛の光も描き込む 肉眼で遠目で見えなくても細い筆を使って描く
拡大図
㉚
装飾品や爪、炎の衿の影を描く
拡大図
㉛
帯の飾りに色付きの光を入れる
拡大図
㉜
髪飾りのパールにも色を入れる
拡大図
㉝
背景の色を変える 人物が透けないようにしたレイヤーの輪郭がガタガタなので
ぼかしで周りに馴染ませる
(背景としっかり境界のない作品の場合はぼかすだけでなく消しゴムで軽く消したりする)
拡大図
㉞
新規レイヤーを合成モード 発光にして炎の衣のイメージなので
炎の光、色味を描く
炎の色が周りに反射しているのを意識して塗る
拡大図
㉟
新規レイヤーを合成モード 乗算で影を塗っていく 灰味を帯びた薄ピンク紫
拡大図
㊱
背景に炎の光を描き足す
角、髪、肌、装飾品にも光を入れていく
目のハイライトも入れる 唇に炎の赤さを入れる
(今回は新規レイヤーは開かず先ほど開いた発光や明暗のレイヤーを使用
失敗したくない場合は大事を取って新規レイヤーを使用してもいいと思います)
拡大図
㊲
炎の衣(赤)のアップ、羽衣は水(青)をイメージ
パールや服装の(白)と帯や装飾品に髪や角、唇の(黒)で
縁起のいいドラゴン絵のつもり
拡大図
㊳
完成です 絵を描いているソフトは字を入れる事のできないソフトなので作業終了
(写真を加工するのに使用しているソフトで字を入れます)
終了です 長々とお付き合いありがとうございます(人''▽`)☆