1回目ハガキ大のイラストメイキング
随分割愛したのに思ったより長くなってしまって全2回に
興味のある方だけでいいと思います💦長いの無理な方はUターンで…
完成はこちら↓
①
ラフ絵を描く この絵で行こう!となったらこのラフのレイヤーを複製
②
ラフの上に色を直接載せていく(お仕事用ならラフ画に色を軽く塗ったものを
提出、方向性にOK👌が出たら塗っていきます
今回は趣味の絵なのでそこまでしっかり決めず白黒のままです)
ラフを複製しておくことによって元の絵は残って最初のイメージを見直せるので
消さずにとっておきます
(普通の描き方なら線画用のレイヤーに主線を描く、色用のレイヤーをパーツごとに
ホルダを使って分けて塗る作業になります)
拡大図
③
炎の衿、袖のイメージで描き込みます
④
絵をアナログで描く時、傍に寄ったり遠くに離れてを繰り返して絵を描きますが
デジタルでもそれと一緒で拡大と全体表示を繰り返して描きます
ただ拡大しまくれるので逆に細かい所が気になってしまう事も…
作風にもよりますがあまり丁寧に塗り過ぎると均一になって
絵の鮮度が落ちる事もあるので気を付けたい所でもあります
筆の勢いとか一瞬一瞬掴んだものを丁寧な筆運びで殺し過ぎないように…
※日本画の学生の時に何回も絵を書き写す工程がありました
ラフ(大まかな色計画も含めた)→本番の線を鉛筆で描く→トレッシングペーパーに写す
→水張りした麻紙に写す→墨と筆で実線を描く→下地を塗る…消えた線を描き起こし…そして岩絵の具で塗っていく→岩絵の具で消えた線を…
こんな事を繰り返しているうちに絵が死んでる事が多くて、講評会で
先生たちに「最初のラフまではデッサンも良いし線が生きているのに
色を載せる頃には線が死んでいる」とよく言われていました…(自分でも分かってた)
⑤
前髪があった方がいいのか試しに別レイヤーで描いてみる(お試しは別レイヤーで)
普通は新規レイヤーに描き込みますが首の装飾品は今まで描いていた上に直接描き込みます
(このソフトの特性として下地の影響で色が付きにくくなり下の色が少し混ざった状態に
なります、筆跡が残って少し色が濁ります=程良いテクスチャーが狙いです
デジタル特融ののっぺりした感じを減らしザラザラ感が増します
よって絵の情報量が増えて複雑化します)
拡大図
⑥
装飾品を塗り塗り…
⑦
まんべんなく描き込み中 装飾品、服など
⑧
装飾品、炎のディティールを描き込みます
⑨
白かった左側も塗り、装飾品、髪飾り、耳も描き込みます
⑩
帯の辺りが寂しいので飾りを足す事に…
拡大図
⑪
一日目終了 ラフからここまで約4時間
別の日に作業再開
⑫
150%に拡大 細部の修正を前髪を描いたレイヤーに描いていく 修正前
⑬
あごのラインをスッキリさせる 髪、眉、まつ毛、目、鼻、口…細部の修正をしていく 修正後
拡大図⑫⑬を分かりやすく連続で表示してみました(違いが分かりますか…?)
⑭
修正のレイヤーのみ表示してみました
拡大図
⑮
修正前(全体像)
⑯
修正後(全体像)
拡大図⑮⑯を分かりやすく並べて表示してみました
⑰
指輪や手、耳飾り、髪飾りも修正
⑱
胸元 修正前
⑲
胸元 修正後 分かり辛いですが炎や腕、羽衣や帯を修正しました
⑳
元のレイヤーは取っておくので複製した塗り1枚と修正1枚の計2枚のレイヤーを統合して
1枚のレイヤーにする
長くなってので2回目に続きます… 今日のPM7:00にアップ予定
↓
※今回はコメント欄は2回目に開いておきます