こんにちはニコニコ

ご訪問ありがとうございます。
世界中の人と友達になりたい
ショコです爆笑
 
 
 
今日の自己紹介は、
前回に引き続き
アメリカ留学後の就職のお話。
 
 
今までの自己紹介はこちらから
 

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自己紹介:アメリカ時代

①渡米からホームステイスタート

②ホームステイと私

③ホストファミリーとの出会い

④語学学校で英語を学ぶ

⑤外国人の彼氏ができる

⑥祖父の死と就職について

⑦大学生活と就職

東京時代

①完全に自惚れていたのに気付いた瞬間

②落ちこぼれが大舞台に立つ!?左矢印今ここ

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SI企業に就職し、

新入社員研修を受け配属されたのは
会社の頭脳集団と言われる部署。
 
 
 
 
自惚れから覚めたとは言え、
研修中に課せられた
資格試験結果は散々だったのに
 
 
 
 
なぜ頭脳集団!?
希望は出していたけれど、
なぜに落ちこぼれの意見が通ったんだろうか
 
 
 
 
配属された部署は、
今後の業界の市場の動きを見極め 
 
 
それに対して会社として
どんなものを打ち出していくかを
ベンダー企業と共に考え、
社内へ展開して行く。
社外にも打ち出していく。 
 
 
 
 
 マーケティング要素と
技術的要素をかけ合わせ
 
 
オフィス環境における
ソリューション(IT業界で解決法のこと)
企画・提案する業務を行っていた。
 
 
 
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オフィス環境のソリューションと
言われてもピンと来ないかもしれませんが、
 
 
 
皆さんが仕事で使っている
パソコンやスマホなどの端末を
どんな働き方においても
 
  • 使い手に違和感を与えず、使いやすく
  • 会社としても管理しやすく
  • 安心安全に使える環境
を企画・提案していました。
 
 
 
 
 
今や政府が打ち出した
『働き方改革(ワークスタイル改革)』の
後押しもあって注目もされ
知っている方も多い
 
 
デスクトップ端末(PCや携帯など)
仮想化
 
 x
 
 
 
今でも何のこと!?
と思える方もいると思うのですが、
 
 
 
 
10年も前に、
ITど素人の私は
そんな近未来の内容を配属された
初日に説明をされ
 
 
 
 
はっきり言って
何言ってんだか
サッパリ分からなかった。
 
 
 
 
何がすごいんだかさえ
分からなかった。
 
 
 
 
仮想化とは
なんだ!?
 
 
 
 
 
IT業界特有の英語交じりの専門用語が
たくさん使われた説明が
英語なんだ日本語なんだかさえも
チンプンカンプン笑
 
 
 
 
 
とんでもない部署に
配属されたぞ
 
 
 
 
と不安しかなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
新入社員が
配属されるのは稀な部署なので、
皆バリバリ仕事ができる人ばかり。
 
 
 
 
こんなど素人が
ここにポツンと配属されて
いいもんなのか。
 
 
 
 
もう緊張感しかなかった。
 
 
 
 
 
 
追い討ちを
かけるかのように
 
 
私のフォローをしてくれる
先輩社員は
 
 
 
年は1番近いものの
 
 
 
美人で
物事をハッキリ言い
将来のキャリアをしっかり考えてる
カッコイイ方だった。
 
 
 
 
しっかりした方だから
私にも容赦なかった滝汗
のちのち部署のそこら中の人が
私を心配するかのように日々怒られまくっていた
 
 
 
 
 
まだ資格試験の事で
落ち込んでようが
 
 
 
 
『取れてない資格、
さっさと取りなさい!
 
 
ここに配属されたのに
持ってないなんて言われたら困るから』
 
 
 
ごもっともな事を
直球で言われ、
 
 
 
 
ドキッ
 
 
 
 
 
としていたら
 
 
 
 
続け様に
色々業務において、
会社の組織について
立て続けに説明され、
 
 
 
 
既に場違いだと
思っていたのに
 
 
 
 
目の前に課せられた
山のように新しい事に
頭がクラクラしてきた。
 
 
 
 
 
 
 
毎日これの連続だった。
 
 
 
 
 
 
日本語のオフィスメールだって
打ったことのない私は
それだけで四苦八苦してようが
 
 
 
業界のスピードは早く、
色んなものが瞬く間にアップデートされ
それにも目を通し理解しなければならない。
 
 
 
社内の営業に呼ばれ
オフィス環境の提案に同行。
 
 
 
 
東京の地理感のない私にとって、
日々色んな部署からの問い合わせで
毎度行く場所が異なり、
 
 
付いて行くだけで
いっぱいいっぱい。
 
 
 
 
 
そして山のように
溜まって行く名刺。
 
 
 
 
顔と名前の一致が
全く追いつかない。
 
 
 
 
 
 
 
全て目の前にある事が
中途半端な理解で
過ぎて行く。
 
 
 
 
 
だから余計に
帰宅の地下鉄はひとり
はぁーーーっと大きなため息を
吐くことが多かった。
 
 
 
 
 
もっと大学の専攻で
ビジネスでも取っておけば
 
 
基礎知識があって
業務の内容、少し分かったのかな。
 
 
 
 
 
就職活動をして
色んな会社を見て歩いていれば、
 
どんな会社なのか
問い合わせが来ても
予備知識があったのかな。
 
 
 
 
何もかも持ち合わせていない
自分に嫌気がさしていたんだと思う。
 
 
このせいで
中途半端になっているんだと
責任転換させていた気がする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな配属されて
2ヶ月経ったかどうかのある日。
 
 
 
 
課のミーティングで、
10月に行われるIT業界で
日本最大級のイベントでの
展示ブースの話になった。
 
 
 
 
私の中では
そんなイベントがあるんだな〜と
人ごとのように聞いていたら、
 
 
 
急に、
 
 
 
 
『ショコさん、
   折角だし
  そこでプレゼンやってみたら?』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
へっ!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何を言い出すんだ
この人達!?
 
 
 
 
 
 
 
 
大きなイベントで
何万人もの人が来場するんでしょ!?
 
 
 
 
 
 
そこに他の部署も
合わせて大きな自社ブース出すのに
私がプレゼンする!?
 
 
 
 
 
 
私のプレゼン姿なんて
1度も見てないのに
何故そんな奇想天外なことが言えるんだ!?
 
 
 
 
 
心の中でそう思いつつ、
やんわりと
断ろうとしたら、
 
 
 
 
その場にいた
課の人達全員に
 
 
 
『上手く断り方もできないうちは
   やるしかないよ!
   なかなかできないし、いい経験だ!』
 
 
 
と、上手く丸め込まれ
やる事に決まってしまったのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プロフィールにも書いたが、
 
 
 
 
会社の雰囲気は
イケイケどんどんだ笑
 
 
 
 
当たって当たって
どんどん経験して行けーー
とばかりに
 
 
 
新人にも仕事を任せる。
やらないと分からない。
 
 
それを繰り返しやって来た
人達ばかりだからこそ
平気で任せてくる。
 
 
 
 
とは言っても、
同期でそんな展示場で
プレゼンをするのは
部署的にも私くらいだったがニヤニヤ
 
 
 
 
 
 
 
プレゼン経験は、
学生の頃、何度もした。
 
 
けれど、クラスや学校の中と
対象者が見えていて
好きにトピックを決めて良かった。
 
 
 
 
 
この展示会は
そんなではない。
 
 
 
 
対象者はその当日に
ならないと誰がその場に
居合わせるのか分からない。
 
 
 
そんな状況は初めてだった。
 
 
 
それにもかかわらず、
内容を決めるところから
プレゼンターとし話すまでの
一連の流れをこなさなければならなかった。
 
 
 
唯一分かったことは、
 
 
 
 
自分の中途半端な知識では
到底何も伝えられないことだった。
 
 
 
 
 
 
 
そこからだ、
 
 
 
課の皆さんに頼み込んで
何度も何度も
 
 
なんでそんな事覚えてないの?
知らないでやってたの?
 
 
と怒られながらも、
足りない知識を教えてもらい、
必死で食らい付き取り組んだ。
 
 
 
 
怒りながらも、皆優しく、
社内での予備プレゼン日を
設定してくれ練習する場を
作ってくれたり、
 
 
 
進捗状況を確認してくれ、
アドバイスや指摘も
山のようにくれた。
 
 
 
 
それだけ
力を借りたにも関わらず
プレゼン前日までに
100%大丈夫と言う状況にまで
 
 
 
 
 
 
 
持っていけなかった。
 
 
 
 
 
 
もう情けなかった。
 
 
 
 
 
 
 
けれど、
もうこれ以上何もできない
落ちこぼれレッテルに
磨きをかけたくない。
 
 
 
 
 
そんな想いから
自宅に帰っても
ずっと
プレゼンの練習をした
 
 
 
 
最後の最後まで
練習をした。
 
 
 
 
 
 
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本番当日、
 
 
 
 
初めて展示会のブースを
目の前にした。
 
 
 
 
 
 
想像していた以上に
立派なプレゼンスペースで
壇上まである!
 
 
 
 
 
席も立派に20席近く
用意されている。
 
 
 
 
これだけの人を
瞬時に集めて話を
聞いてもらう!?
 
 
 
 
そこら中にブースが出ているのに
どうやったらここに人が集まるんだ
 
 
 
考えても何も
分からなかった。
 
 
 
 
ただただ
胸の高まりが増すだけだった。
 
 
 
 
 
 
今まで手を貸してくれた方たちの為にも
プレゼンで失敗することは
避けたかった。
 
 
 
 
 
最後の最後まで
悪あがきをして、
 
舞台裏でプレゼンの練習を
本番直前までずっとして
本番を迎えた。
 
 
 
 
課のみんなはステージの周りで
見守っていてくれた。
本当に恵まれた職場だと思う。
 
 
 
 
 
 
そしていざ舞台の上へ。
 
 
 
 
 
ライトの眩しさや
眺めの違い
観客のビシッとしたスーツ姿に
緊張は増した。
 
 
 
 
けれど
もう思いっきり
やるしかなかった。
 
 
 
退出自由にも関わらず、
どんどん人が集まってくる。
立ち見客も増えてくる。
 
 
 
 
何でこんなに
集まってくれるんだ!?
 
 
 
 
最初の不安とは違う
盛り上がりに対する
居心地のいい不安に変わり
 
 
 
 
 
 
最後は
 
 
 
 
大きな
拍手を受け取った。
 
 
 
 
 
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ステージから降り、
課の皆のところへ
駆け寄ると
 
 
 
 
 
 
『何だ!こんなにできるの?
 ビックリしたよ!
 次の回も期待してるよ。』
 
 
 
 
 
 
と、初めて仕事で
褒められたのだ!
 
 
涙が溢れ出る程嬉しかった!
 
 
 
 
 
認められた!!
 
 
 
 
 
 
落ちこぼれレッテルしか
持っていなかった私が、
ほんの少しだけれど認められたのだ。
 
 
 
 
明らかに皆の顔も
緊張から解放され優しい顔に
なっていた。
 
 
 
それを見て
肩の力が一気に抜けた。
 
 
 
 
 
 
その後も
1日3回×3日間プレゼンは続き、
回を増すごとに
 
 
 
力の入れどころも分かり
メリハリを付けて
自分の言葉で喋れている気がした。
 
 
 
それ以外にも
着ていたスーツにも
目が行くようになった。
 
 
 
 
もっと見られる意識をもつ
必要があったのかもしれない。
 
 
 
 
 そんな
やる前には見えなかった世界が
ほんの僅かだが見えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、
このプレゼン資料は
後日社内にも開示され
思った以上に閲覧数が伸びた。
 
 
 
社内で違う部署へ行くと
入社1年目でこれだけ
やったのか!
 
 
と声をからかけられたりと
少しだけ仕事の中で
自信と達成感を持つことができた。
 
 
 
 
最後取り損ねていた資格も
無事合格し取ることができた。
 
 
 
 
 
忙しく
失いかけていた感情も
これを機会に少し取り戻せた気がした。
(これを書くのにどんな感情だったか
 思い出そうにも忙し過ぎて感情が
 消えていた気がして書けなかった)
 
 
 
 
 
 
そんな目の前の仕事で
いっぱいいっぱいで
感情を蔑ろにしていた。
 
 
 
 
それが苦でなく
当たり前であった。
 
 
 
 
 
次回は、
楽しくなってきた仕事を辞める!?
について紹介したいと思います。
 
 
 
 
只今11月中旬に
私のアメリカ大学留学経験を交えた
イベントを企画中。
詳細をお楽しみに♡
 
 
 
 
それではまたバイバイ
 
 
 
 
ショコ