ゆるやかな起業? | 赤ちゃんの「今」を残す手形アート*出産祝い・内祝・誕生日記念に

赤ちゃんの「今」を残す手形アート*出産祝い・内祝・誕生日記念に

赤ちゃんの手形・足形が、おしゃれでかわいい作品になる手形アート。誕生日記念や成長記録として、祖父母へのプレゼントにも。企業・各種団体さま依頼によるイベント開催、講師育成講座を行っています。
手形アートで赤ちゃんの「今」を形に残しませんか?

赤ちゃんの「今」を残す手形アートpetapeta**やまざき さちえです。



昨日はつばさプロジェクトの合間を縫って

イノベーションハブひろしまCampsの

オープン記念イベントへ。



「ゆめをカタチに」と題した

女性の起業をテーマにしたトークイベントに

ゲストとして呼んでいただきました。

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一緒に登壇させていただいたのは
 
株式会社リシュラの浜口さんと

株式会社Hintの中島さん。



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私はつばさプロジェクトから

抜けてきたので

いつもの作業服?制服?のままです 笑。





自己紹介を兼ねた事業紹介を

10分ほどした後、

司会進行をしてくださった

株式会社インスマートの奥原さんの質問に

答える形でのトークイベント。



印象的だったのは最後の

「ゆるやかな起業とは?」

という質問。



私の現状を考えるといつもほぼ

いっぱいいっぱいなので(笑)

最初はゆるやか、というところに

ピンと来なかったんですが。



でも、起業した時を振り返ってみれば

すごく大きな覚悟や壮大な夢が

あったわけではなく、

ゆるやか〜なところから始まったように

思います。

むしろ、起業なんて言葉がピンと

来なかったくらいです 笑。



起業というほどのこと、してないし

みたいな感じですね。



少し前まで、起業と言えば

最初にたくさんの資金を投入して

自分の持ち合わせている知識や能力を

フル稼働するような形でのスタートが

スタンダードだったんだと思います。



もちろん、今でも社会全体から見た

スタンダードがそこであることには

変わりません。



ただ最近はSNSの隆盛によって

個人でも簡単に自己発信ができるようになり

それを活用して

ほとんど自己資金をかけることなく

起業をする人も増えてきました。



私もそうだったし

主婦から起業をスタートする人の大半は

そうなんじゃないでしょうか。



お金をかけたとしても

資格を取るための費用とか

セミナーに通うくらいで

飲食店の店舗を構えるような

何百万円、なんて費用を最初から

投資する人は少ないように思います。

その意味においては

ゆるやかな起業なんだと思います。



スポーツで言うなら

昔は起業と言えば

スカイダイビングばっかり

みたいな感じで。



スカイダイビングをするには

まず道具も必要だし

空の上まで行かなければいけなくて。

事前にレクチャーも

受けておかなければいけないし

その上、飛び出すには

大きな勇気がいりました。



それが最近では市民マラソンみたいな

起業も出てきて。

ルールを知らなくても、

道具やウエアがなくても、

とりあえず走ってみようと思って

大会に申し込みさえすれば

いつでも誰でも

走り始められるようになった。



そんな感じじゃないかな、

と思います。



時にはそういう起業って

揶揄されやすい面もあるし

それが当てはまっている面もあります。



ただ、以前に比べて

選択肢が広がったことは

やっぱり良いことだとも思っていて。



女性ならではの働き方の一つとして

市民マラソンのような

起業があっても良いと思うし

それで結果的に

少しでもお金の循環が生まれるとしたら

きちんと社会の役に立っている。

そんな風に思います。



そして、もう一つ言えるのは

乳幼児を抱えた母親に限って

の立場でいうなら

(他の立場でのことは語れませんが、この立場のことなら当事者として少しは語れるのかなと思います)

その環境下で仕事をしようと思った時

今の社会の成り立ちで考えると

リスクを抱えない小さなサイズでの起業

という選択肢がベストである場合も

多いんだと思います。



逆に言うと

その選択肢しかない場合も多いのだと

思います。

こどもの預け先がないとか

預けた方が高くつくとか

資金が準備できない、とかですね。



そんな意味で

ゆるやか起業が増えてきたことは

女性の働き方の

選択肢の一つを増やすという意味で

とても良いことだと思いますし、

これからますます広がっていくのでは

ないでしょうか。





ただ、その一方で

はっきりと言えることもあります。



スカイダイビングとマラソン。

これから、まだ他のものも出てくるかも

しれませんが

ここに、いくら選択肢が増えても

その世界で本格的に生きていこうと思ったら、

ずっと続けていこうと思ったら

ゆるやかにとはいかない時期が

いつかやってくる、ということ。



スカイダイビングにしても

マラソンにしても。



もしプロを目指そうと思ったら。

プロを目指し始めてしまったら。



そこからは楽しいばかりでは

いられない。

大きな喜びがあるかもしれないけれど

大きな困難もたくさん待ち受けている。



そんな感じじゃないかな

と思います。



もちろん、

趣味と言うか、余暇の一つとして

ゆるやかなまま

そのスポーツを続けていくのも

全然アリで。



そういうスタンスで

起業を楽しめるのは女性ならではですし

それは人生の伴侶がいて

経済的な心配をしなくていい女性の

特権なんだと思います。

(だから揶揄もされやすいんですが)



ただ、それを本人が楽しんでいて

それが結果的に経済を回しているのなら

本人にとっても、社会にとっても

歓迎すべきことだと思います。



そして、きっと5年後10年後には

もっともっと新しい働き方が

出てきているんだろうと思います。



女性にとっての新しい働き方はもちろん

男性にとっての新しい働き方も出てきて。



おそらく高齢者の働き方も変わって

くるだろうし(定年退職後とか)

若年層の人の働き方も変わって

くるのかもしれないと思います。



どちらにせよ、選択肢が増えることは

例え多少の弊害があるにせよ

個人にとっても

社会にとっても

全体としては

歓迎すべきことなのではないかと思います。





話がそれたのでちょっと戻しまして。



私の場合はと言うと

ゆるやかにマラソンを始めたはずが

何かの拍子に

選手養成コースに申し込んでしまっていた

パターンだと思われます 爆。



たぶん私は新しい世界に

足を突っ込んでしまったんです。



いつの間にか新しいスタートラインに

立ってしまったんです。



なので、心臓はいつもばくばくしているし

基礎がなっていないから

周りにも追いつけずテンパってばかり。



なので、正直先のことは分かりません。



軌道に乗ってきたら

ゆるゆるとした時期がやってくるのかも

しれないし

そんな時期は永遠にやってこないのかも

しれません。



周りの諸先輩方を見ていると

そんな時期はやってこないんじゃないかな

という気もします。

みなさん、なかなか忙しそうです 笑。



でも、そこにはものすごい大変さの分

それでもやめられない魅力が

たくさんあって。



だからみなさん続けておられるのだと

思います。



ともあれ、私にはまだまだ先の話。

今は毎日いっぱいいっぱい 笑。



でも、やると決めたのは自分。

申込書を書いたのは私なのです。



そして、最近ではありがたいことに

私なんかを応援してくれる、

奇特な人も出てきました。



だったら、走れるところまで

走ってみようと思います。



知識がない分、いろんな人に

アドバイスをもらって、

自分でも勉強して。



頑張ってみたいと思います。





何だかまとまりがなくなって

しまいましたが

そんなことを感じたトークイベントでした。