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↑このメガネです。
「お友達がかけてるメガネは目が見えにくいから、かけてるメガネやろ?
三女のはオモチャのメガネやろ?」
「違う」
「違えへん!」
「メガネ!メガネ!」
「かけて行きたいの」
「ダメ」
「オモチャじゃないもん!」
「メガネが無くても字とか見えるやろ⁉︎
折り紙、出来るやんな⁉︎
絵も描けるやろ⁉︎
それはオモチャやねん!
だから持っていったらあかんねん!」
「とにかく、あかんの」
「嫌や!」
「もう行くで!」
「メガネあかんのやったら行けへん」
「あっそ。勝手にしたら?」
「ふん!」
「別に保育園行かんでもいいけどママはもう行くで。
今日は夜まで帰ってけーへんから。
1人でずーっと留守番しときや」
(勿論ウソですが、他に言葉が見つからなかった)
と言うと渋々靴を履き、保育園へ。
保育園に着いてからも超不機嫌な三女。
すると担任の先生が来て下さいました。
「三女ちゃん、おはよう!」
「おはようございます。朝からスミマセン」
「いえいえ。でもこんな三女ちゃん、珍しいですね」
一連の流れを説明すると
「そっか!持ってきたかってんな
でもさぁ、もし持ってきてたら
お友達に「貸ーしーてー」って言われちゃうかもしれんで?
三女ちゃんは優しいから貸してあげるやん?
そしたら三女ちゃんはメガネかけられへんで?
しかも それで壊れちゃったらどう?」
「……。嫌」
「そうやんな?
だから大切なものは家に置いとこっか」
「うん!」
と機嫌を取り戻しました。
「すみませんでした。ありがとうございます」
「いえいえ、いつもと違う三女ちゃんの姿が新鮮でした」
「でも凄いですね!」
「え?」
「私はそんな言葉、思い浮かばなかったです。
ずっと「ダメ!」の一点張りで。笑」
「全然ですよ。
三女ちゃんは優しいから、本当にそうなっちゃうかなと思って」
「先生、行こう!
ママ、いってきまーす」
「はーい!いってらっしゃい。
先生、宜しくお願いいたします」
涙が出そうになりました。
自分では思いつかなかった言葉に感動しかありませんでした。
三女自身も「持ってこなくて良かった」と思いましたし
「三女ちゃんは優しい」というホメ言葉も忘れない優しさ。
神対応すぎる
私も先生を見習いたいなと思いました。
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