2021.5.4
文化財を多く持つ
大悲願寺は奥が深い!!
JR東日本
青梅線・五日市線御朱印めぐり
駅を巡る鉄印は完遂したけど
神社・仏閣は周りきれず…
その神社・仏閣のひとつ
大悲願寺に参拝しました。
武蔵五日市駅より徒歩15分、
ちょっとした山の上にあります。
坂を登り、町の景色が
眼下に広がっていきます。
そんな坂道の途中
立派な山門が見えてきました。
大悲願寺というお寺の名前、
興味を惹かれる名前ですよね。
ちょっとわくわくです^^
◆ 仁王門 ◆
(あきる野市指定形文化財)
仁王門の天井絵が見事で
しばしの感動!!
◆ 観音堂 ◆
(あきる野市指定形文化財)
1794年に建立。その後1824〜1827年にかけて
観音堂内陣に欄間彫刻や向拝を追加。
1834〜1842年には彫刻や飾り板を
観音堂内陣に追加したことがわかっている。
観音堂を彩る彩色の彫刻
こちらもじつに見事でした!!
◆ 本堂 ◆
(東京都指定有形文化財)
金色山吉祥院 大悲願寺
(真言宗豊山派)
御本尊:大日如来
創建は建久2年(1191)。
源平合戦でその名を馳せた武将平山季重が
醍醐寺三宝院の僧を招いて開山。
江戸時代には幕府から朱印状を与えられた。
国指定重要文化財の
木造伝阿弥陀三尊像を有している。
境内のあちこちに見られた
四国八十八ヶ所霊場のお地蔵様
八十八ヶ所を巡れるようです
が〜、それらを巡るには
かなり山の奥に入らねば…という
階段の様相にくじけ、断念^^
さらに
東国花の寺百ヶ寺(東京10番)
9月中旬〜10月上旬に
花を咲かせる白萩が有名
伊達政宗公が大悲願寺を訪れた際に、
見事に咲いている白萩を見て、
その時は欲しいと言い出しかね、
後日「分けて欲しい」と言ってきたという
「白萩文書」が保管されています
映画「五日市物語」のロケ地にも。
その映画は知りませんが^^
とてもきれいな景色の境内でした!!!
◆ 御朱印 ◆
(直書き)
今回の御朱印巡りは
すべて書き置きだったので
そのつもりでお願いしたら
「御朱印帳は?」と聞かれ、
慌ててしまいました^^
この時期にありがたい直書きです。
ところで、寺名の由来は?
調べたところ、
"悲"の字は『大慈大悲』の"大悲"の意味で
母親が子供を愛する愛情を意味し、
"悲しみ"ではないということでした。