私はとにかく子どもの頃から顔を洗うことが嫌いで、昔からお風呂に入った時のみの、1日1回の洗顔でした。

親に怒られないよう、学生の頃、朝は、歯磨きの後、目だけ水で濡らして、洗ったフリをしていました。

なんせ、思春期の頃も、ほとんどニキビができたこともなかったし、肌荒れしたこともなく、洗わないデメリットが何一つなかったんです。

時代もあるのでしょうが、わが家では日焼け止めを塗る習慣すらありませんでした。

それはいまだにあまり変わらないのですが、それでも肌が綺麗、何をしているの?何を使っているの?と聞かれるほどです。

ちなみに元々アトピーです。

元々の肌質もありますが、元々の肌がどれだけ綺麗でも、いつも肌荒れしていたら、肌は綺麗に見えません。

それには洗顔も大きく関わっていると思うのです。






洗浄料を用いた洗顔は必ずお肌にダメージがあります。

洗顔料も含む、化粧品というものは低刺激のものはあっても、無刺激のものはありません。





特に、界面活性剤を用いた洗浄料は、ラメラ構造を破壊します。

メイクをする以上、クレンジングをすることは避けられません。

なので、せめて洗顔は石鹸でするようにしています。

界面活性剤とは、本来混ざらない水と油をくっつける成分です。

なので、油汚れを水に流すことができたり、乳液のようなものができたりします。


肌のラメラ構造は、水と油が綺麗に並んでいます。

界面活性剤の水と油をくっつける作用は、この綺麗に並んだラメラ構造の水と油もくっつけてしまうのです。




また、ラメラ構造が乱れると元に戻るまでに約4時間くらいかかると言われています。

朝晩2回洗顔料を用いた洗顔をすると、毎日、約8時間ラメラ構造が乱れた状態になるということです。

ラメラ構造が乱れると、外的刺激に弱くなるし、乾燥もします。


揺らがない、乾燥しない美肌を保つには、ラメラ構造を乱さないことがとても重要。

不潔にしろと言うわけではなくて、通常の生活で、1日に2回も洗顔料を用いて洗わなければならない状態なのかを考える必要があるということ。

大半の汚れはお湯で落ちるんですよね。

私は普段、洗顔料を用いた洗顔は多くて1日1回。

冬場でメイクしていないとか、お出かけしなかった日とかは丸1日お湯のみの洗顔の日もあります。


お湯のみの洗顔は、毎日2回、洗顔料を用いて洗っている方には抵抗があると思いますし、洗顔料での2回の洗顔で、ラメラ構造が長時間乱れた状態であるため、乾燥し、それを守るために逆に過剰に皮脂が出ていることもあると思います。

(水分と油分のバランスが悪い状態)

それを急に変えると、逆にお肌が対応できない可能性もあるので、まずは石鹸に変える、石鹸で2回洗いしているなら、それは1日おきにして、隔日で朝はぬるま湯のみの洗顔にしてみるとか、少しずつできるところから試してみるのもいいと思います。


しばらく続けると、乾燥しなくなるので、化粧水等も沢山つけなくてよくなります。

私はむしろ何も塗らない方が好きなくらい肌状態は安定していて乾燥も感じません。

まさに子ども肌。(寝跡付いた写真😂)

状態の良い肌とは、適度に角質があって、表面は若干カサカサしています。

角質が薄くなったり皮膚が硬質化すると、光るようになります。(ハゲ頭と同じです)



私自身、美容治療等で、肌状態が悪い時は、とにかく触らない、洗顔料を使用した洗顔はなるべくしない、する時は洗顔は石鹸を選ぶこと。

スキンケアはお休みして肌を安静にすること。

これは、良いスキンケア用品を使うことよりも大切だと感じています。


濡らして拭くだけでメイクも落とせるタオルも使っています。

マスカラやアイメイクは摩擦も良くないし、厳しいと思いますが、ベースメイクはしっかり落ちるし気持ちいいです。