映画のレビュー「7人の女たち・7 women and a murder」 | チョコのめでたいブログ

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アメリカの田舎町に住むアラ還の日記である

お正月なのに、2日から通常運転に戻るアメリカ。

 

なのにクリスマスの飾りは1月半ばまで出してる家多し。

 

さて、イタリア映画、「7人の女たち」のレビューです。

7 Women and a Murder - Wikipedia

 

裕福なビジネスマン、マルチェロの大豪邸は大所帯です。

 

妻のマルゲリータ、

 

次女のカテリーナ、

 

そして、義母・ラシャルと

 

義妹・アゴスティーナまで同居しているからです。

義母はもう10年もマルチェロの家に住まわせてもらっているのに、持っている株を隠してマルチェロには一銭も払おうとしない守銭奴(女優さんはメイクなのか素顔なのか、セレブ整形顔)。

 

義妹のアゴスティーナはおしゃれに気を使わない陰キャですが、ひそかにマルチェロに恋心を抱いています。

 

 

雪降るクリスマスの朝、長女のスザンナがミラノから帰省してきました。

 

新しい家政婦マリア。スザンナをよそよそしく迎え入れます。

 

父親マルチェロに挨拶しようと寝室に入ったスザンナは、

 

なんと背中を刺されて死んでいる父親を発見してしまいます。

いろいろな事情で、警察を呼ぶのは少し待とうということになります。

 

でもゆうべから家には誰も出入りしていない・・・

・・・ということは、犯人はこの家の中の誰か?

 

女たちはお互い疑心暗鬼になりながらも、とりあえず朝ごはんを取ります。

家族の殺人現場を見たばかりなのにむしゃむしゃと朝ごはんをむさぼる女たち。

 

 

そんな時、妖艶な女性が家にやってきます。

 

マルチェロの愛人、ヴェロニカです。

殺人事件を知り逃げ帰ろうとしますが、マルチェロの家族に「あなたが犯人かもしれない!」と捕まります。

 

それを振り切って出ていったヴェロニカですが、猛吹雪のため戻ってきます。

 

 

 

こうして合計7人の女たちが、お互いを疑い、さぐりを入れながら、ドロドロとしながらもコミカルな犯人探しが始まるのです。

 

時間が経つにつれ、それぞれが抱える秘密が明かされていき、最後まで誰が犯人かわかりません。

 

 

それから、さすがイタリア映画だけあって、色使いがとても華やかで明るくて、インテリアを見ているだけでも楽しいです。

 

余談:色使いが何かに似ていると思ったら、70年代のホラー映画「サスペリア」のイタリアのバレエ学校だった。

(ネットからお借りしました)

似てない?

 

 

果たして犯人は誰なのか、次々と明かされる女たちの秘密は一体なんなのか。

 

寒い休日の午後にのんびり見るにはピッタリのライト・サスペンスです。