久々に南米旅の話です。
こうも暑いと日本脱出したくなるよね~。
アルゼンチン、ブエノスアイレスから北へ北へ。
ブラジル、パラグアイの国境にある世界最大級の滝、それがイグアスの滝。
アルゼンチン、ブラジル側共にユネスコの世界遺産。
やはり一度は見ておきたい!と決意。アルゼンチン滞在中に飛行機取って
ウルグアイの翌日、飛行機で飛び、一人ぷらっと2泊3日。
飛行機で隣になった人はドイツ語圏のベルギー人のおじさん。牛を150頭飼っていて
子供4人、アルゼンチンには40年近く住んでるとか。
牛エキスパートに、疑問に思ってた質問をぶつけてみる。
『牛って殺すとき泣くんですか?』
『笑 泣かないよ
射殺だから、そんな時間ない』
なるほど。死を惜しむ間もなく死ぬのね。
『牛で一番オススメの美味しいところは?』
アルゼンチンは牛大国。これは聞いておきたいっ
『lomo(=フィレ)だよ
choriz や カジャールも美味しいけどね。』
よし、今度からlomo頼も~。楽しく会話し、あっという間に
Aeropuerto Internacional Cataratas del Iguazú という空港に到着。
空港から市内行きのバスへ乗り、ホステルを探す。
プエルトイグアス。街中は思ったよりも田舎って感じ。
特にやることもないので、散歩がてら三国国境地点に行ってみる。
ちょうど夕焼け時で空がオレンジ~ブルーでキレイ
どこが三ヶ国なんだろ、と目を凝らしてみて見ると・・・・
向かって右側
向かって左側
あれ、アルゼンチンは?と振り返ったちょうど後ろにあった
それぞれ国旗カラーのモニュメント。
三ヶ国に挟まれるって、島国ジャパニーズからすると変な感じね~。
近くの公園歩いていると、ローカルの子供たちが遊んでいる。
近くの母親たちの手元にはやっぱりマテ茶。
最近日本でも売り出されて認知度高くなってきたけど、
アルゼンチン、ウルグアイ人が大好きなこのお茶。味はとっても渋くて、
マテ茶専用の茶器、ストローがあり、茶っ葉をたっぷり入れお湯を注ぎ足し
回し飲みするという文化。現地の人と仲良くなりたければ、
えー間接チューなんてー、とは言っとられん。
シェアすることで交流を深めマテを飲みながらだらだら会話する。
ひょうたんの形のマテ茶器を片手に、湯沸かし器くらいの水筒でお湯も持ち歩き
どう見ても外国人には変にうつる。持ち歩くのめんどくさ~。
『あれ、なんかやべぇの入ってんじゃね?』
と日本人が言っていたのを思い出す。それくらい依存してる。
ぷらぷら散歩して、暗くなってきたのでホステルに戻ることにする。
一泊千円ほどのホステルは新しくはないけど快適で、若者で溢れてる。
4人部屋のドミで休憩してると、たった今チェックインしてきた女の子二人が
入ってきた。何だか深刻そう。挨拶をして話をしていると
『ブラジルから来たのだけど、船で強盗にあったばかり』
なんとーーー((((((ノ゚⊿゚)ノ
とりあえず無事。現金だけ取られて、パスポート、カードは無事だと。
ブラジルからの船で、途中マスク付けて銃持った奴らが2、3人乱入。
乗客全員脱がされ、貴重品を置き、下着だけの状態で荷物置き場に移動させられ
金目も物を取られて奴らは退散していったそうな。
どうやらその船は、ブラジルから電気製品を買い付ける人が多く
大金を持っているケースが多いのだとか。まぁ、そのときの恐怖といったら計り知れない。
彼女たちももう死ぬと思ったらしい。
南米旅行って、そういう話をよく聞くから、ホント怖いよね・・・。
その夜はゆっくり休んで、次の日はイグアスの滝へ!
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