※NY空港の悪夢の続編です
初めから読んでね☆いよいよ最終!
なぜにボードから消える
和気あいあいと話してたトロントメンバーの
顔色が一瞬で曇り、緊張が走る。
自信たっぷりだったディランも
『えっ・・・まさかキャンセル?』
と弱気の発言。私を始め、
真相を突き止めないとという
乗客であっという間にごった返す。
でも、キャンセルならキャンセルって
表示するよねぇ・・・?
と微かな希望を持ちつつ、
ヘルプデスクに並ぶこと10分。
突然、ボードに表示が
Toronto 12:10 -NOW 14:30
おおおおおお(ノ´▽`)ノ
キャンセルじゃなかった
頼むから、心臓に悪いから、
突然消すのはヤメテ!!!!!
一同、安堵のため息
ディランが一気に元気になる。
『だから言ったろ?僕たちは今日絶対トロントに行くんだってね!!』
お調子者~
搭乗に向けて、次第にスタンドバイで乗れる人の
名前が呼ばれ始める。一人目のリンさんは
問題なく席を確保し、ガッツポーズ
他にも結構呼ばれてたけど、果たして
私がスタンドバイで乗れていたかは不明。
やっとの思いで飛行機に乗り込み
離陸するまでは喜んではダメだ
と気持ちを抑え、静かに待つ。
そして予定より僅か3時間遅れで離陸
離陸した瞬間、リンさんと目を合わし
二人でガッツポーズ
数時間のフライトの後、
ドドーーンとトロントに着陸後は
乗客から拍手喝采
やっとNY空港から出られた・・・
こんな経験は一生に一度で十分。
旅すると必ずトラブルに見舞われる私。
また一つ、旅で成長できたな
NY空港での悪夢 -THE END-
ベリ