
このお菓子の由来についてはいくつかの説があります。ピレネーの山奥の羊飼いの家に住みついたオーストリア女性が、ジャガイモのピュレでこのお菓子の前身を作っていたとか、ナポレオンがバルカンから持ち帰ったとか、ピレネーのナポレオン部隊が18世紀に東欧の国から作り方を学んだとか。
スーパーで既製品を見かけますが、今では手作りしているところはほとんどなく、私たちもピレネーの山奥リュツ・サン・ソヴールLuz St. SauveurのシアSia村まで探し求めました。夏の間しか焼かないというその工房「Gâteau A La Broche de Sia:ガドー・ア・ラ・ブロッシュ・ド・シア」は、ロッジもあり、バケーションで滞在する人もいるようでした。小屋の中では交代で、暖炉でガトー・ピレネーを焼いています。中はかなり暑いです。1982年よりここで作っているよとのことです。
決まり事として、つげの木で焼く。レモン、オレンジのコンポートや、バニラ、アーモンドパウダーで香りづけする。菩提樹で燻す。といったことがあると看板に書かれていました。高さは30センチ弱で角のある岩のようです。1ヶ月くらい保存できるそうです。外のテラスでシードルと共に試食したのですが、外側はこげ目が香ばしく、内側はとてもしっとりしていておいしかったです。


@ラ・グランド・エピスリー・パリ





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