
モンモリオンへはマカロンに出会うためのみ旅行しました。ポワティエからリモージュへ行くローカル線のちょうど中間あたりにモンモリオンという駅があります。降りてびっくり、駅前にはタクシーがいません。もちろんコインロッカーもない。あきらめて荷物を担いで駅からとぼとぼ15分くらい歩いたら、とあるホテルに行き着きました。ここで食事をし、フロントでお店の情報を聞き、荷物も預かってもらって、無事マカロンを探し当てることができました。

モンモリオンのマカロンは、卵白と砂糖が比較的多めに入り、香ばしくて柔らかめなマカロンです。ソフトクリームの先のように絞って焼くのが特徴。登場は19世紀とやや遅めです。その後同じようなマカロンが、同地方のポワティエ、リュサック、ニオールなどでも作られるようになりました。
モンモリオンのマカロン屋さん「Rannou-Métivier」には、直径5cmの大と直径3cmの小の2種類のサイズがあります。紙に絞って焼き、その紙のまま重ねて売っています。1シート12個が販売の単位。日持ちは4日。材料は良質のアーモンド、卵白、砂糖のみで、アーモンドも店で挽いているのだそうです。この店では、このマカロン生地をとぐろ状に大きく1枚に焼いたもの(Le gâteau Macaroné)も売っていました。

お店の方に「私達はマカロンを探しにフランスに来たのよ。コルムリーにも行ったのよ」と言うと、「フランスにはサンテミリオンやサンジャンドリュズやナンシーにもマカロンがあるけど、モンモリオンのが1番おいしいよ」と言っていました。
