CAHIER DE CHOCOLAT
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アウェイク(Awake)


ヘイデン・クリステンの主演作ということですいぶん前にDVDを購入していたものの、すっかり観るのを忘れてしまっていた。観てみたら、なかなか斬新な設定と展開でおもしろかった。ヘイデンが演じる主人公は、亡き父のあとを継いで大企業の経営者となっているクレイトン。彼は心臓疾患を抱えていて、移植手術を受けることになる。ところが、全身麻酔で身体が動かないにもかかわらず、意識はあるという「術中覚醒」の状態になってしまう。この手術前と手術開始後で、色々なことが大きく、まさに180度変わっていく。そして、その変化を見ながら、人はいかに先入観を持ってものごとを見ているか、ひとつの角度から見ているだけではわからないこともある、といったことを感じさせられる。手術のシーンが結構リアルなのはちょっとつらかったし(私にとっては)、緊張の連続だったけど、最後はふわっとした優しさを感じられて、むしろすっきりしているくらい。若干ファンタジー味があるところも私は好き。あとは、若き社長役のヘイデンが、ふだんのスーツやコート姿から仮装パーティの王子のようなコスチュームまで、とにかくかっこいい。おそらくそれもこの作品の見せ場のひとつ。クレイトンの会社の仮装パーティで、デヴィッド・ハーバーが出ていたのにはびっくりした。しかもドラキュラ姿の部下。レアなツーショットにテンション上がってしまった。そういえば、取引先の日本企業の人たちとの会話で、ヘイデンが少し日本語をしゃべるのだけれども、ヘタすぎて何言っているのかぜんぜんわからない。よくあれでオーケー出たな……っていう。まあハンサムな若社長だし、それもごあいきょう、というところなのかな。
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