その3 遂に来たRoyalAlbertHall YOSHIKI Classical | 瞬間の美学

瞬間の美学

綾綺(りょうき)X 紅梅
美学、創作、描画、着付師、手描友禅 =器用貧乏。実家じゃないけど呉服屋。
YOSHIKIの瞬間の美学を探求すべく美学科を経てお絵描きぼちぼち。
蒼い血が流れてる…X JAPAN運命共同体歴30年。どれだけ涙を流せば貴方を忘れられるだろう…

10月13日(金)

遂に来たRoyalAlbertHall

サイネージがバンバン変わるので撮るの必死

 

ホントに書いてあるー

 

正面から。ホントに凄いとこへ来たわー

 

ぐるっと廻って入り口へ。

 

物販もありました。バッグと白黒Tシャツだけ(写真は帰泊ホテルの即席神棚)

友人曰く、東京公演のバッグより布地は薄いけど金字が華やかだそうです。

 

エントランス。紋章がちゃんと。

ヴィクトリア女王&アルバート公です

 

で、地下?のバーへ。

(後で知ったけど、ここで終演後現地ファンミがあったみたい!あそこ座ったとこだよー!)

 

 

コンサート前はバーでゆったり、というのがこちらの定番なのかな。大勢のお客さんがもういらっしゃいました。XのロゴドンTのいかついおじさんとかも◎

私達が着物で行くとWao〜‼︎言ってもらえました。

 

で、このメニューが難しいんだわ。すぐ消えるからスクショ撮ったw

タイトルに惹かれて"Wispering Angel"を頂きました。ロゼワインね。

で、おつまみを頼んだつもりがポテチが来たw旅行あるある

 

開場時間にそろそろなったので、いざホール内へ。

 

アリーナから見た後方の景色!壮観すぎる

 

アリーナ5列目っていつ以来かなぁ?真ん前すぎ!

ステージ正面にグランドピアノ(今日は classicalだから黒いシゲルカワイ版)

で、右奥にちゃんとクリスタルドラムがあるー!ってことはドラムソロもやっちゃうんだ!

英米では会場的に無いかも、と思ってたけど、嬉しい!

 

「紅に染まった」ロゴTのお兄さんも見かけた。みんなどこかでライブに行かれたんだなぁ。映像で見ることはあったけど、外国にもファンがいてくれるんだなぁ、て嬉しくなった。

 

本日のセットリスト 

ACT 1

01. Amethyst

ほぼ定時スタート。いつもの classicalと同じくまずはオーケストラの皆さんが着席され、音程とって、、始まる。まだ信じられない感覚だけど。

 


02. Tears

途中からYOSHIKIさん登場、の流れ。

and forever..with TEARS..

MCで話し始める 目の前に本当にYOSHIKIさん居るよぉーー  

 

03. Angel  with Beverly

ビバリーさん登場。いつも可愛いのにパワフルですね。昨年・今年のディナーショーから、クラシカルツアー発表の会見の時も。スケジュール無理してくれてんじゃないか、とふと。ビバリーさんの声は正義感、て印象。強くて綺麗。


04. Miracle with 市原愛さん

市原さんバージョン。(翌日のお話で)実は凄い人らしい。このホールの舞台に立てる事を光栄だけど緊張しすぎて、て呟いてらっしゃった。それだけ特別な空間なんですね。市原さんの声は透き通った印象。サラさんは甘い感じがする。

「奇跡はおきるんじゃなくて、おこすもの」というのも然り。

「コロナ禍を経て、皆んなとこうして同じ空間に、一緒に居られること自体が奇跡」と。ライブに来れて曲を聴ける、というのが当たり前にずっとあると思ってたけど、それが出来なくなってしまって初めて、当たり前じゃなく、この瞬間が奇跡なのだ、ということを実感する。今日出会えた奇跡に感謝。

 

05. Forever Love

ピアノの音符を三連で弾いてくれるとこが好き←

なみだー う~け~と~め~て~ のとこ?あれ?

イギリスでもバレエダンサー登場。いつもの牧バレエ団ではない。ダンサーさんって現地調達かなぁ、などと思いつつ。同じ踊りを見ても、顔立ちも骨格も違うんだなぁ、どおりで西洋美術に登場する美しい彫刻ができる訳だ、などなど。

 

06. Kiss the Sky

はい、やってきました。レクチャーからのwow wow wow♪ のsinging timeです

我々は何度も歌ってるからもう知ってるけど、後日友人が「繰り返しの所、現地の人はそのまま上のメロディを歌ってたよね?」と。ライブ初見の人も多いのかも!嬉しい限りだ。

それよりもYOSHIKIさんが「もうすぐ出来るXJAPANのアルバムに入るから」「誰も信じてくれないけどね」と言ったのを聞き逃さなかったワ(まぁヨシキ時間ですから話半分で。数年前も杉様と96.何%は出来てるとか言ってたような、、笑)

 

07. Anniversary

「次の曲で、一旦20分休憩に入ります。で、僕は戻って来ます。」て言ったのウケたー(カレーが辛くて帰られると困ります)

アニバーサリーは、即位10周年の曲で、それまで表に出なかったYOSHIKIがこの時に復帰した、というのは周知。

「交響曲の依頼があって(自分はヘビメタドラマーなのに?って言ってた笑)お母様に相談したら、是非やってみなさい」という話は聞いていたけど、

最近またこの曲を演るのには、「ドームで55000人のライブをしても、映画音楽を手掛けても、自分を心配する言葉しか掛けられなかったけど、『この時だけは母が褒めてくれた』」ていう想いがあったからなんだね。

お披露目式典の時は両陛下と、タキシードYOSHIKIの映像だけど、その後の園遊会にお母様と2人で並んでる画が出るようになったから。ツアータイトルの"REQUIEM"の意味を噛み締めて、、、インターバル

 

階段を上がって3階席からの全体を撮影してきた。奥行凄い!

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横からスタンドをずらっと。年齢も性別も人種もいろんな方がいるけど、みんなここへYOSHIKIのステージを見に来たんだ、と思うと感動~

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ACT 2

01.弦楽セレナーデ(DRUM solo)

イントロで、キターーー!ってなるのはコアなファンだけかも。しかもこれをフルオーケストラで聴きながらドラムソロ!(構造上今回は競り上がるのはムリかー)

現地ファンの声援が、外国に来た感が。勢いよくドラミングの場面場面でYeeeeeah!!とか指笛?とか歓声が上がる。日本では遭遇することのないリアクション。「ヨシキーーーーー!!」て叫ぶのが精一杯。。

 

02. 悲歌のシンフォニー(DRUM solo)with市原さん

生歌まで!贅沢すぎる!

(翌日、歌詞が初ポルトガル語?みたいで苦戦しました、とおっしゃってました)

この時だけまともに見えないので、モニターを撮影しました。

アリーナ最前列あたりは関係者席みたいで(いつも見る様な金髪美女がずらっといらっしゃいましたが、曲中に撮影したり、水飲んだり席を立ったり自由でした)

ピアノのフタが開いてて全く見えないのですよ!クリスタルじゃないし!

(バスドラに立った時にちょっと見えたぐらい)

由緒あるホールだから、ドラムは日本だけかも、、と思ってたけど、外のロビーのところにも公演したスターの写真が飾ってあって、ロックも大丈夫?と少し期待してたけど。
 

ドラムのヨシキをRoyalAlbertHall  YOSHIKI CLASSICALで見られるとは!感無量です





03. Say Anything

ドラムソロを終え、YOSHIKIがキューサインを出すと、バイオリンが始まりSayAnythingへ。YOSHIKIはゆっくりと歩いてくるんだけど、少しふらつきながら、足元には機材のコードやら沢山あって。後ろのスタッフが小さな足元ライトを照らしてくれてたけど、YOSHIKI自身を支えて歩いた方が良いんじゃと思うくらいでした。正面にグランドピアノ、フルオーケストラ全員に(下手奥はティンパニがずらっと)、上手奥にぎりぎりクリスタルドラムがあって、となると相当狭い感じ。歌い手さんは勿論、バレエダンサーさんなんかも本当よくあのギリギリのところで踊れるなぁ、というくらいの印象でした。

 

「ドラムソロを演ってから、ピアノを弾くのって、マラソン全速力で走った後に、お茶点てる様なもんなんだよね」といういつもの話。掴みばっちりで現地ファンにウケてましたよ。


04. Swan Lake

「白鳥の湖」の演奏前に、今回も「ロシアは戦争で対立してるけど、芸術に国境は無い」って話を。バレエダンサーさん登場。スマホにセトリを作るのにダウンロードしてみたけど、白鳥の湖自体は歌曲なので何時間も何項目もあるんですね、当たり前だけど。それのメジャーなところだけを、この凄いホールで、フルオケで、ピアノとバレエを堪能できることが贅沢。



05. NEW YORK(featuring St.Vincent)

ゲストのセント・ヴィンセントさん登場。真っ赤な衣装でミニがおしゃれ。

出会った時の印象を聞かれ、才能溢れる~とおっしゃってくださったけど、その場面、こないだ映画で見たやん。また褒めてもらったワ。「NEWYORKをここLONDONで歌います」がちゃんとウケてました。 

 



06. Love Me Like You Do(featuring Ellie Goulding)

更にゲストのエリー・ゴールディンさん登場。凄い衣装!(ドルチェ&ガッバーナやったらしい)てかハグもしにくそうやったけど、羽取っちゃったら、おおう。。誰や網タイツの画像上げたんw この曲は知らなかったけど、聞いた翌日にはダウンロードしたよ。映画音楽だったんだね。日本にも行きたいと言ってくれてました。

 


この衣装!ドルガバ!


参考までに、、


07. Red Swan with Beverly

ディナーショーに続き、ビバリーさんの高音が聞ける曲。hydeさんとはまた違う感じで、綺麗だけど強い歌声。「進撃の巨人」は海外人気の方が強いんじゃないか、ていうくらい歓声がひときわだった。ドラムソロの時もだけど、Woooow!! Yaeh!!とか、曲中も盛り上がったところで歓声が上がるのね。最後のピアノのペダルが上がるまでは、と固唾をのんで見守ってるんだけど。外国でのショー、って反応も違うんだね。「ヨシキぃーーーーーー!!」て声が上がるのは日本ならではだね。我々は言いますが。



08. Requiem

今回のツアーの話が来たのが、昨年のお母様が他界された時期で。涙が止まらなくて、お医者さんにもいったけど、止める治療は無くて。作曲に向かう間に少しずつ、、自分も救われたなら、誰かがこの曲で救われるのでは、と。

YOSHIKIの痛みを、悲しみを、曲に表現して昇華することで、芸術になる。それは普遍の感情となり、聞くことで共有し、私達も救われる。ずっと聴いてきた、YOSHIKIの生きる意味であり、芸術に従事する根源でもあり。

TVで演奏してくれたけど、やはりこの曲は未完で。まだまだアレンジ途中で、交響曲になる予定だと話してくれました。Art Of Lifeと同じくらい、大きな意味のある曲だと思うし。交響曲になるのは必然だと思う。



09. Without You

元々、お父様を想って書かれた曲だったけど、今まではhideやTaijiに捧げます、と弾き始めてたけど、お父様、お母様、そして盟友hide、taijiに、、、と。お母様も、になってしまった。

映像がいつもの。東京ドーム後にhideちゃんと映ってるとこが流れるのね。hide----------!てなるところ。(横の人まさか寝てた)

ピアノが終わってからのストリングスのところが、毎回聞くたびに胸を締め付けられる。苦しい。hideちゃんも、yoshikiさんのご両親も、うちの父や身内の事も思いがよぎる。


10. OPUS 13 in A-minor

この曲はタイトルが?だったので、まさか新曲?と思ったけどそうではなく。カーネギーのセトリのところにメンデルスゾーン、と書いてあった。要はAOLピアノまでの繋ぎみたいな位置。これもセトリに入れようと思ってAppleMusic探したけど、やっぱり他の人がピアノ弾いてるとなんか違うんだよね。。
 

11. ART OF LIFE

第二楽章。ピアノインプロヴィゼーションのところです。AOLもセトリに入れるのが困難で。ライブバージョンの第三楽章と、ピアノの第二楽章だけをどうにか編集したいのだけど。

通しでライブ(バンド)で聴くのとは全然違う印象。ディナーショーやクラシカルでも弾いてくれるけど、全く違う曲として発展してる感じがする。「YOSHIKIの半生を描いた」て曲だけど、リリース後も全く想像できなかった色んな事があったし。。


12. ENDLESS RAIN

国歌斉唱。「みんな歌ってね」「終わらない愛の雨を降らせましょう」って。

ENDLESS RAINはライブの最後に合唱して、延々と、ライブのこの空間を共有して、ずっと終ってほしくない!て思いで歌ってる。Xのライブの定番曲だけど、クラシカルでもソロでも最近は演る事が多い気がするから、(映画でも最後の大団円だったし)この曲はWoerld Anthemに成り得たのかな。デビュー頃から聴いてるけど。津田さんに「凄く良い曲が出来たんだ!聴いてくれる?」って言ってたヨシキの笑顔を思い出してる。とうとうここまで来たんだ、、、!

会場はXのライブに来た事がある人の方が少数だろうから、歌声も日本ほどではないけど、一生懸命歌ったよ!会場のミラーボールの光と一緒に今迄の色んなシーンを思い出してた。。



13.カーテンコール(SayAnything)

オールスター皆さんずらっと並んで大団円。スタンディングオベーション!(前方の人は立たなかったから暫くいいのかな?と思ってたら)皆んな立ってたから一緒に称えて拍手!拍手!拍手!

今日ここに来れて良かった!みんな素晴らしかった!ツアー最初の海外公演成功おめでとう!ありがとう!アメリカも頑張ってね!ずっとファンで良かった!イギリスの皆さんにも受け入れられて良かった!ここにいるみんな共同体だね!まだ初端かもしれないけどYOSHIKIは世界を制したよね!みんなに感謝します

 

写真は記事から

 

 

 

 

 

終演後のステージにはYOSHIKIさんが!

 

 

 

 

帰りがけに外から撮影したもの

夜ライトアップしたのも綺麗でした✨

 

時間は23時を過ぎてたような。帰りに見たら山積みのTシャツやバッグがほぼ完売してた!

ライブがどんなに遅くなろうとも、バスでホテルまで送迎なんて有難すぎる!バスの温度計が0℃だった!ロンドン寒い!でも気持ちは暖かいし、感情とかテンションとか開きっぱなしで。ファンとしての想いが成就されて召されました、という感じかも。

 

ホテルに戻り、明日のファンミの座席くじ引き! 期待できるかも神席!

添乗員さんの話では、ライブバー(ステージのあるカフェバー)にピアノとマイクを用意して、椅子を並べて、、という準備らしい。どんな会場なのかな?と思いつつ、とにかくYさんのフライト都合により、集合が朝6時半!!起きれる?まずは寝ないと、、という。

今日YOSHIKIMONOを着ていた方と、「明日も着物で」と約束してしまったので、早起きせねば。。寝れない。。。