ドクターシーラボ / 5GFヴァージンエッセンス | blues stripes

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ドクターシーラボさまから商品提供いただき、2019年10月1日に新発売された美容液、「5GFヴァージンエッセンス」をモニターさせていただきました。

「5GFヴァージンエッセンス」は、加齢により失われていく成分を補充し整えて保護するといった従来型のスキンケアとは一線を画し、根源の力を高め生まれ変わらせて新しいものにするアクティブなスキンケアを目指して開発された、ドクターシーラボ史上最高峰の美容液なのだそう。


商品名: 5GFヴァージンエッセンス 
価格:25,000円(税抜)
発売日:2019年10月1日

最高峰の美容液、お値段もハイエンド…!

以下、公式の商品説明より引用抜粋。

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先端培養研究が叶える生まれたてのヴァージン肌へ導く最高峰美容液。
皮膚の専門家、ドクターシーラボだからこそたどり着いた運命的な出会い。
ドクターシーラボ初採用、ヒト由来の幹細胞培養液「ヒトステムC培養液」独自成分「5GFシグナルカプセル」の組み合わせでさらなる効果を発見。

肌のアクティブスイッチを入れる
「ヒトステムC培養液」
「ヒトステムC培養液(ヒト脂肪細胞順化培養液エキス)」には、美しい肌に必要不可欠なコラーゲン、ヒアルロン酸をはじめ、肌に有用な様々なタンパク質が含まれ、肌をすこやかに整えます。
それらを“ナノカプセル技術”により浸透性を高めて、肌の奥すみずみまで美肌成分を届けます。

肌にハリを与える5つのグロースファクター(成長因子)
「5GFシグナルカプセル」
様々な配合比率を検証し、たどり着いた独自のバランス。
私たちの体の中にも存在し、肌本来の働きを呼び覚ます5つのグロースファクター(成長因子)様成分が、様々な肌悩みに働きかけ、すみずみまで浸透しハリのある肌へ導きます。


EGF(ヒトオリゴペプチド-1)」
IGF(合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-31)」
FGF(ヒトオリゴペプチド-13)」
TGF(ヒトオリゴペプチド-7)」
VEGF(ヒトオリゴペプチド-11)」

ハリ不足・くすみ・キメの乱れ・乾燥・肌あれなど、あらゆる肌悩みの根源に働きかけ、年齢とともに低下する肌本来の力を引き出し、若々しい美肌に導きます。

肌本来の美しさを呼び覚ます。
ハリ・弾力とうるおいを湛えた、素肌へ。

サポート成分「オートスキンクリア成分(ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12)」を配合し、ダメージに負けない、健やかで弾むような肌を保ちます。

さらに、5種の美容成分「フラーレン」「α-リポ酸(チオクト酸)」「CoQ10(ユビキノン)」「レスベラトロール(ヒドロキシレスベラトロール)」「アスタキサンチン」が多角的にアプローチし、艶やかで若々しい印象をもたらします。

年齢サインが定着してしまった大人の肌にはもちろん、まだ目立っていない20代半ば以降の初期エイジングケアにも、早い対処がハリ・ツヤと、うるおい溢れる若々しい美肌を維持します。

無香料・無着色・無鉱物油・パラベンフリー・アルコール無添加。

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引用終わり

最近流行ってますよね、成長因子=Growth Factor入りの化粧品。
EGFとか、IGFとか、FGFとか、いろいろ種類があるけどとにかく「GF」が付くやつ。

成長因子とは、細胞の増殖や形態変化のスイッチを入れる為に体中でもともと作られている物質の総称です。
例えば転んで怪我をした時なんかは、傷の部分に成長因子がわーっと作られることで、血管や肉芽組織が作られて、破れた皮膚が再生・修復します。

御多分に漏れず、成長因子も加齢によって減って来ます。

成長因子が減るということはつまり細胞の増殖力が衰えるという意味なので、アンチエイジング的に言うならば、肌の内側のコラーゲンなどがあまり生産されなくなって肌弾力が低下し皺が出来たり、代謝が衰えて蓄積された紫外線ダメージを上手く排出出来ずシミが出来てしまったりするわけです。

まあだから、最近流行りの成長因子入り化粧品はそんな目減りしてしまった成長因子を外側から塗り込んで補給することで、若い頃のような活発な細胞増殖を促そう!というコンセプトの物なんでしょう。

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5GFヴァージンエッセンスに入っている5種のグロースファクターについて簡単に説明書きを添えておきます。

EGF(ヒトオリゴペプチド-1)=上皮細胞成長因子
皮膚の表皮を構成している上皮細胞の成長を促進する成長因子。
化粧品分野だとコラーゲンやヒアルロン酸などと一緒に使うと肌再生の効果が高まり小皺、たるみ、シワ、シミ、くすみ、ゴワつきなどの改善や防止が期待出来るらしい。
化粧品に配合されてる成長因子でいちばんメジャーなのは多分これだと思う。

FGF (ヒトオリゴペプチド-13)=線維芽細胞増殖因子
EGFが表皮に働くのに対し、FGFはより肌の奥、真皮の細胞活性化に働き掛ける。
肌の弾力を保つのに必要なコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を産生する線維芽細胞の増殖因子。
シワやたるみの改善が期待出来るらしい。

IGF (合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-31)=インシュリン様成長因子
細胞の再生を促進する細胞分裂の誘導や、細胞再生により生じた老廃物を体外に除去する作用を持つ成長因子。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進し、肌のハリを回復させ、たるみやシワを予防・解消してくれるらしい。

TGF (ヒトオリゴペプチド-7)=トランスフォーミング増殖因子
細胞の分化や誘発などの老化を防ぐ成長因子。
新しい細胞を生成することで傷跡を目立たなくする。
コラーゲンとエラスチン生成に関与して肌のテクスチャーを改善、肌に潤いを与えて弾力を高めてくれるらしい。
多機能性のたんぱく質で細胞の分化の調節(状況に応じて促進したり抑制したり)の中心的役割を担う。
つまりTGFを補給することで敏感に傾きがちな肌の改善も期待出来るはず。

VEGF (ヒトオリゴペプチド-11)=血管内皮細胞増殖因子
毛細などの血管を分岐し血管を新生させる効果がある成長因子。
髪を生成する毛包へ栄養を運んで発毛を促進したり、新しい皮膚細胞を産生してシミやシワを予防してくれるらしい。

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成長因子って外側から塗って効果あるの?と疑問に思う方も多いかと思うんですけど、厚生労働省に認可されている処方薬にはFGF入りの傷薬もあるんですよね。
まあ医薬品と化粧品は別物ですけど。
とは言え外側から成長因子を塗って細胞の増殖を促し傷を早く治すという発想の製品が作られ認可されている=効果を認められているということを踏まえると、成長因子は外側から塗っても効果がないわけじゃないと言っても良いんじゃないのかなーなんて個人的には考えています。

ただ成長因子は外用で塗布する場合安定化が難しい物質なので、普通に常温で保存しておける化粧品の中に入ってるものにどれくらい効果があるのか?という点についてはどうなんだろうってちょっと疑問に思ったりはします。

あとペプチドって分子量の大きい物質なので、例えばイオンエフェクターのプレケアモードの電気穿孔でラメラ層を緩める的なことを事前にやらないと、普通に手で塗っても肝心の成長因子はあんまり浸透しないんじゃないかなあ?なんていう風にも思ったりしなくもなかったりしました。
5GFヴァージンエッセンスの商品説明によれば「ナノカプセル技術」、書いて字の如く分子量を小さくナノ化する技術が使われているみたいですけどね。

ドクターシーラボは皮膚科医が始めたドクターズコスメなので、個人的には信頼したい所ではありますが。

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前置きがハイパー長くなってしまいましたが、実際に使ってみてどうだったのか、っていうのを書いて行きます。

メーカー推奨の使用方法は、化粧水の後にこれを3プッシュして肌に伸ばし、そのあとクリームなどの保湿剤で蓋をする、みたいな感じの手順。

使用感は、結論から言うと、凄く、凄く、良かったです。
まあでもこのお値段の美容液で良くなかったらちょっとアレ過ぎるとも思うので、お値段相応って言った方が正しいのか?!笑

モニターとしての使用期間が短いので、成長因子が作用していると感じるかどうかについては判断が付かないので保留しますが。

最近めっきり夜が寒くなりましたし、我が家の猫様達の為に就寝時もエアコンガンガンに入れていまして、室内の空気は多分めちゃくちゃ乾燥してるんですけど、「これを付けて寝ればまあ大丈夫だろう」と信頼してしまえる程度には、頼もしさを感じました。

お値段がお値段なので気軽にオススメ!とは言えないですけど、保湿美容液としては多分間違いなく優秀なものだと思いました。

成長因子入りの化粧品に関しては、前述した通り医学的根拠的な意味で諸説あり、どうなのかなーと思う部分はあるのですが、実は(?)EGFとFGF入りのマスクとかを好んで買って使ってたりするくらいには使用感的な意味で好きな成分だったりするんですよね。

まあだから、もう少し手を出し易い価格帯の何かで成長因子入り化粧品を試してみて、成長因子いいじゃん!ってなったら、こういうハイエンドなものにトライしてみるのが良いのかなーと思います。