大正製薬 / AdryS(アドライズ) アクティブローション&クリーム | blues stripes

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大正製薬さまから商品提供いただき、2019年5月15日新発売になった新ブランド、AdryS(アドライズ)の化粧水とクリームのモニターをさせて頂きました。

AdryS(アドライズ)は、季節を問わず常に肌が乾燥する人や、年齢を重ねるごとに深刻化する乾燥肌に悩む人を乾燥肌の悩みから解放したいという大正製薬の研究員さんの一途な思いから生まれたスキンケアブランドだそうで。

発売前から皮膚科の処方薬として有名なヒルドイドと同じ「ヘパリン類似物質」を配合しているということで話題になっていたので、私もどんなものなのか凄く気になっていたので、こうして試用する機会に恵まれてとても嬉しく思いました。

文系人間なので、「製薬会社が作ってる」っていう時点でなんかもう刺さるものがあるんですよね。笑
外資系コスメブランドのような華やかさこそないですが、医薬品のノウハウを転用して堅実で良い商品を作ってそうなイメージがあるので外れがなさそう、みたいに無条件で思ってしまう。笑


AdryS(アドライズ)
アクティブローション [医薬部外品] 
内容量:120mL
価格:3,300円(税抜)

アクティブクリーム [医薬部外品] 
内容量:30g
価格:4,000円

以下、公式サイトより商品特徴などを引用抜粋

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大正製薬が挑んだ保湿美白革命。
~攻めの乾燥ケアで、女性をもっと美しく~

保湿と美白のW薬用有効成分配合:
皮膚医療や美容の分野でも注目を集めている薬用保湿成分「ヘパリン類似物質」
メラニンの生成を抑える機能に優れた薬用美白成分「プラセンタ」
大正製薬は、20年前からこの2つの成分の組み合わせに注目していました。
アドライズだけの保湿美白。

テクスチャーへのこだわり: 
→ローション :みずみずしく軽やかな使い心地で、すーっと角質層に浸透。
ベタつきがなく、しっとりとした潤いが持続します。
→クリーム :コクのあるクリームがすっと肌になじみます。
潤いを閉じ込めてしっとりとなめらかに整えます。

<使用方法>
(ローション)
洗顔後、定量(マスカット大)を手にとり、顔全体になじませてください。
乾燥が気になる場合は、顔全体または乾燥が気になる部分への重ねづけをおすすめします。
(クリーム)
化粧水で整えた後、適量(ブルーベリー大)を指先にとり、顔全体になじませてください。
乾燥が気になる場合は、顔全体または気になる部分への重ねづけをおすすめします。

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引用終わり。

化粧水はシャバシャバ系なんですが、肌に馴染ませるとかなりしっかりめのしっとり感があります。

クリームも水分多めのプルプル系のジェルっぽいテクスチャで伸びが良いのに、その軽めのテクスチャに反して強い保湿感があります。

そしてこの保湿感が謎の膜感とともに長時間残るのが特徴だと思います。
夜塗って、朝ぬるま湯で顔を洗っても、コーティングされてる感が全然残るので、とにかく皮膚が乾かない。

この皮膚が長時間コーティングされて保護される感じは、ヒルドイドのそれと似てると思いました。

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以下、2週間ほど使ってみた感想。

結論から先に書いちゃうと、凄く良い商品だと思いました。
まあでもお値段も別に安くないですからね。
保湿効果は凄く高いと思います。
化粧水とクリームの2品で完結しても保湿面では全然問題ない感じ。

全然問題ないんですけど、個人的にはもう一品、シャバシャバ系であんまり潤わないさらさらした軽い化粧水を足したいなと思いました。
まあこれは肌質とか好みにも寄ると思うんですけど。
私、化粧水はそういう、ほぼほぼ水じゃん!みたいな軽いやつが好きなんですよ。
アドライズの化粧水もテクスチャ自体はシャバシャバ系なんだけど、結構しっかり潤ってくれちゃうので、洗顔後に最初に付けるものとしては、私的に重く感じるんですよね。

最初に水みたいな化粧水付けてから、アドライズの化粧水とクリーム重ねた方が、より水分でみっちりする気がしました。

驚いたのは、失礼ながら全然期待していなかった美白効果の面がなかなか凄かったという点ですかね。

保湿効果については、私もたまに皮膚科のお世話になった時にヒルドイド貰ったりするので、使う前から「ヒルドイドと成分同じような感じならまあ普通に良いんだろうな?」くらいに思っていて、実際思った通り優秀だったので、特に驚きはなかったんですけど。笑

商品説明には「プラセンタで美白するよ!」って書いてあるけど、正直こちらの効能についてはあまり、というか全然期待してなかったんですよね。

Googleでプラセンタの効果について調べてみても、作用機序的に例えばハイドロキノンみたいなメラニンの排出を根本的に抑制する機能とかはないみたいだったから、美白っていうか保湿がきちんと行われることの副産物でくすみ抜けする感じだろうな?くらいに思ってたんですけど。

なんだろうね、表現が難しいんですけど、韓国のクッションファンデーションのCMなんかでよく「水光肌」っていう文字列が使われるじゃないですか、水分でヒタヒタに潤って艶のある肌をそう呼んでるんだと思うんですけど、そういう系統の透明感が出て、そしてそれがわりと持続する感じがするなーと思ったんですよね。

プラセンタ、凄い。

午後に鏡を見ると自分の顔色のくすみ感でギョッとする時がある人なんかに試してみて欲しい感じです。

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気になる点を挙げるなら、パッケージですかね。

勿論外資系のような華やかさは求めてないんですけど、機能面で???って思ったので。

例えば化粧水のキャップなんかは、この形状だとうっかり落としてしまった時にコロコロ転がってベッドの下に入っちゃって埃だらけに…とかありそうだから、本体と分離しない形状にしたり、転がらないように角を付けたり、工夫出来ると思うし、


クリームの方もこれくらい瑞々しいテクスチャなら、衛生面を考えてチューブタイプにしても良いのでは…って思いました。
中蓋とスパチュラが付いてたりで気遣いは感じたんですけど、もうちょっと洗練出来るのでは?!って思わなくもなかったです。

外箱のデザインは機能の分かりやすさとデザイン性を両立しつつ素敵な感じに仕上がってるな?と思ったので、中身もうちょっとどうにか出来るのでは?!って思いました。