1月21日に新発売された dプログラム の アレルバリアエッセンスをモニターさせていただきました。
以下 公式サイト の商品説明より引用抜粋。
d プログラム アレルバリア エッセンス
2016年1月21日に新発売
<敏感肌用 日中用美容液>
内容量: 40mL
参考小売価格: 3,240円(税込)
SPF40・PA+++
花粉・ちりなど空気中の気になる微粒子汚れ+紫外線ダメージからから肌を守る日中用美容液。
日中の肌を守り、美肌バリア機能を整えて 「ときどき敏感肌」を起こしにくい状態を保ちます。
まるで透明なうるおいカプセルに 包まれたような、みずみずしい使い心地です。
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d プログラム デーリペアミスト
<敏感肌用 化粧水>
30mL(特製サイズ)
日中に起こる肌の不調を速攻ケアする、携帯ミスト化粧水。
高保湿・高保水・低刺激設計。
かさつきやべたつき、毛穴が目立つなど、日中に起こる肌の不調を防ぎ、いつでも良い状態に整えます。
メークの上からもシュッと使えるミストタイプです。
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発売記念で、画像のアレルバリアエッセンスの現品にデーリペアミストの特別サイズ30mlが付いているお得なセットがワタシプラス限定で出ていたのですが、残念ながら既にお品切れの模様。
今だとソープが付いてるみたいですね。(同様にワタシプラス限定です。)
ワタシプラスと言えばオマケのお菓子が楽しみですが、現在はアンリシャシャルパンティエのサブレの模様。
美味しそう。
以下、10日間ほど使ってみたざっくりレポになります。
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アレルバリアエッセンスは、冬の乾燥で保水力が低下しバリア機能が壊れて花粉等のアレルギーによる肌荒れが起こりやすくなっている肌に、バリア機能を改善・修復する保護膜を作るよ!っていうコンセプトの、日中用乳液というか、日焼け止めというか、化粧下地というか、そんな感じの商品。
花粉によるくしゃみ・鼻水・目の痒みを止める商品ではないので、アレグラ的な内服薬は別途必要です 。
皮膚のバリア機能というと「細胞間脂質」つまり「セラミド」や「NMF」が思い浮かびますが、資生堂の敏感肌研究によれば、それらは角質層と基底層の間にある有棘層で作られる「CE」という物質があってこそ安定するものらしく、
「CE」は「細胞間脂質」の足場・土台的な存在だから、ここがグズグズになってると皮膚のバリア機能である「細胞間脂質」が均一に作られないらしい。
アトピー性皮膚炎の人なんかはこの「CE」が不足してるのだそうです。
このへんの詳細についてはこちらをどうぞ。
資生堂の敏感肌研究
バリア機能とCE成熟について学ぶ
https://www.shiseido.co.jp/dp/kenkyu/kenkyu02.html
で、その「CE」を活性化させる成分が、資生堂の独自成分の「H-スタビライジングA」
前置きが長くなりましたが、アレルバリアエッセンスにはその「H-スタビライジングA」が入ってるんだって。
「H-スタビライジングA」を新技術・アレルバリアテクノロジーで肌に均一に塗布することで、空気中の悪い微粒子から肌を徹底防御。
同時に、肌がもともと持っているバリア機能が正しく働くよう「CE」を育むという、ディフェンス × デベロップ の二段構えで健康な肌に導いてくれるらしい。
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最初に使った時は、紫外線吸収剤不使用を謳った肌に優しい日焼け止めにありがちな原材料臭と独特の油膜感が気になったし、お値段があんまり高くないがゆえに(40ml/3240えん)効果的な面でも懐疑的だったんですけど、使っている内に、「あれ?これいいな?」と思って来て、今では欠かさず塗るようになりました。
コンセプト通り肌に「保護バリア」が張られてる感じがちゃんとあって、花粉が飛び交って最悪に肌荒れしがちなこの時期でも肌がかゆかゆにならない。
スキンケアで入れた潤いが「膜」の中に閉じ込められてる風な感じもあって、カサカサしない。
CEが育ってるおかげなのかはまだわからないけど笑、肌のコンディションが乱れない。
目周りに塗っても沁みて涙目にならないのが地味に嬉しい。
日焼け止めって沁みるのも結構ないですか?
使用方法ですが、私はスキンケアの最後にこれを塗ってます。
商品説明には日中用美容液と書いてありますが、成分見た感じは美容液呼べるほど美容成分入っていない気がするので、普段のスキンケアの最後に加えるっていう感じで使うといいのかなーと私なんかは思いました。
成分表示見た感じ、「アレルバリアテクノロジー」の均一な膜を作る為のシリコンやポリマー類と、低刺激で高保湿な保湿剤や抗酸化・抗炎症効果のある成分が主な感じ?
まあだから、トリートメント成分はスキンケアで好きなの入れて、これで蓋をするイメージ。
総仕上げ役みたいに考えて使っています。
平日はその上から別途また日焼け止め塗って、化粧下地を塗って、ファンデ塗って、粒子のくっそ細かいルースパウダーで表面を鬼サラサラにして、埃とか花粉が極力皮膚にくっつかないようにしてベースメイクを仕上げています。
この時期は油分残した艶肌とか作ってられないよ!!
立体感は下地の段階で肌を光らせるものを仕込んでおいて、内側から磨りガラス的に滲むように光らせる感じで補ってる。
もっと光を!!という場合はパウダーハイライトで調整。
この時期のパウダーハイライトは、粉なのに保湿成分がたっぷり入ってて、粉なのになぜか潤うクレドポーのレオスールデクラ一択で。
化粧下地としても使えると書いてあるけど、これ自体には特別肌色補正効果や、毛穴をパテ埋めする機能なんかはないので、隠したいものが多い私の場合はちょっと無理かなーと。
休日ならこれ1本で日焼け止め+化粧下地を賄って、ルースパウダーだけとかでも良さそうですけどね。
単品で使うと少し青みがかった白です。
ほんのり透明感が出るかな?という感じ。
そこまで顔料然とした白さはないので、白浮きするとかは多分ないと思います。
油分多めの使用感なので、化粧下地的な意味ではリキッドファンデーションとはめちゃ相性が良さそうというか良いですが、パウダリー派の人は別途シリコン入りの表面がサラッとする化粧下地を挟んだ方良さそうかな?と思いました。
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デーリペアミストについては、前述したようにワタシプラス限定セットがもう既に売り切れているので書こうかどうかちょっと迷ったんですが、オマケにしては優秀だな?!と思って地味に感動しているので筆を執ることにしました。
ちなみに単品でも販売してました。
ワタシプラス 商品ページによると、80mL/2,052円 (税込)
携帯用のミストって付けると逆に乾燥するものとかありますが、これは違って、ちゃんと潤うし、しかもベタつかない。
抗酸化・抗炎症作用のある成分がずらずらっと入っているので、なんだか肌がムズムズして痒いよーっていう時にシュッシュッするとスッキリする。
毛穴もキュッとする感じで良い。
ざっと解説すると、主成分である BG(ブチレングリコール)は低刺激なのに高保湿で抗菌作用があり、使用感がサッパリというとても素敵な保湿剤。
エリスリトールも高保湿だけどサッパリした保湿剤。
フェノールスルホン酸Naは収斂作用があり毛穴を引き締めてくれます。
ヨモギ葉エキスは抗菌・抗酸化・抗炎症・保湿・収斂作用。
ユキノシタエキスは抗酸化・消炎・抗菌・美白効果があり、紫外線により損傷したDNAの修復作用がある事でも知られています。
お直し用のミストって他社からもいろいろ出てますし、幾つか持ってたりもするんですけど、当たり前ですけど良いものはやっぱり高いんです。
でもこれは安いのになかなか出来る子なんですよ。
あと季節柄やはり少しでも低刺激なものを使いたいという心理も手伝って、最近はこれをめちゃくちゃ愛用しています。
お化粧直しの時は、テカッてる部分だけティッシュで抑えて、デーリペアミストをシュッシュして、ヨレてる部分だけ何も付いてない清潔なスポンジでトントン叩き込むように馴染ませて、仕上げにプレストパウダーを適当にふわっと付けてます。
花粉の時期が終わったらもう少し色気のあるアイテムをチョイスしてもいいですけど、今は少しの皮膚刺激でも酷い炎症の引き金となりかねない時期なのでね。
あー日本中の杉や檜を全部伐採したい。