APPS配合化粧水がプチプライスで!水橋保寿堂製薬のマジメなシリーズ化粧水 | blues stripes

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水橋保寿堂製薬さん の「マジメなシリーズ化粧水」をモニターさせて頂きました。


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マジメなシリーズ化粧水  200ml 1700円(税抜)


製薬会社・薬剤師・薬局がタッグを組んで作った、製薬会社の知見と実績から生まれた化粧水、とのこと。


目下、製薬会社さんが出している基礎化粧品が個人的なマイブームなので、まずこの謳い文句にときめきまして、次に配合成分を読んで「わー!これは質実剛健!」と感嘆し、最後に値段を見て「え、これは今世に売られているプチプラ化粧水を駆逐する気なのかな?」と思いました。


そして10日間ほど使ってみて、「プチプライスで良い化粧水」を探している人はみんなこれ買ったら良いんじゃないですかね?って思いました。


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質実剛健!と思った成分表示がこれ。


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特記事項はこの3つですかね。


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・パルチミン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)


・セレブロシド(馬由来の動物性セラミド)


・ポリグルタミン酸(PGA


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とりわけこれですよ。


・パルチミン酸アスコルビルリン酸3NaAPPS!!


APPSとは、親水性と親油性を併せ持つ、非常に安定化(=壊れにくい)したビタミンC誘導体の事です。

(親水性と親油性を併せ持つ事で角質層の奥深く、真皮層までの浸透が可能になります。)


もともとビタミンCという物質は非常に酸化しやすい=分解しやすいデリケートなものなのですが、昭和電工株式会社さんというとても偉い会社がリン酸型ビタミンC誘導体にパルミチン酸を付加することで親油性および安定性を持たせる事に成功し、従来のビタミンC誘導体とはおよそ比較にならないほどの美容効果が期待出来るようになりました。


真皮層まで壊れることなく無事にビタミンC誘導体が届けられると、紫外線ダメージにより発生した活性酵素やコラーゲン分解酵素を除去しつつ、同時にコラーゲンの生成を助けてくれます。


美白効果だけでなく、シミ・シワ発生と、ハリ・弾力の低下をダブルで防いでくれるわけで、つまり非常にアンチエイジング効果に優れた成分なのです。


APPSについて詳しくは開発元の昭和電工株式会社のプレスリリースを読んでいただくとして(丸投げ)

http://www.sdk.co.jp/products/43/58/1147/detail.html


APPS はそんな偉い成分なので、効果と比例してお原材料費的にはかなり高額の部類なのか、いわゆるプチプラ化粧水にはまず入ってない成分なんですが、この「マジメなシリーズ化粧水」には入ってるんですよね。


1700円/200ml なのに!


ここで気になるのは配合濃度だと思うのですが、APPS という成分はほんのちょびっと、0.1%でも充分に効果があるものなので、そこはまああんまり気にしなくてもいいのかなー?と思わなくもないです。


APPS の場合は1%でも高濃度と言えまして、これを超えると皮膚に刺激があるなんて言われてもいます。

皮膚科なんかで処方されるものだと2%とかありますけどね。


APPS 入りの化粧水を使いたい・厳密に濃度に拘りたい・けどあんまり高いと続けられない、っていう人は、手作り化粧水を作るのが一番いいのかなーと思います。

ただ保存方法や使用期限なんかをかなり気にしなくちゃならないから、(私のような)ズボラには絶対的に向かないですけども笑。


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そして、


・セレブロシド(馬由来の動物性セラミド)

・ポリグルタミン酸(PGA)


保湿と言えば欠かせないセラミドと、天然保湿因子の産生を活性化させる効果のあるPGA、この両方が入っているのが非常にポイント高い。


皮膚の保湿、およびバリア機能の正常化にはとにかくセラミドと天然保湿因子(NMF)の両方を補うダブルアプローチが肝要なわけですが、この両方に作用する成分が入ったプチプラ化粧水って、これまたあんまり無いんですよね。


…あんまりっていうか、ある?

少なくとも私は知らない。


しかもこれ、合成セラミド(セラミド+数字みたいな表記のやつ)とかじゃなくて馬由来の動物性セラミドが使われているのがなにげに凄いと思った。

人間の細胞間脂質にもっとも近い、セラミドの中でもかなり偉いセラミドですよ。


ポリグルタミン酸(PGA)とは納豆のあのネバネバの成分です。

滑らかで伸縮性のある柔らかい被膜を形成するので、ヒアルロン酸やコラーゲンよりも保湿持続性が高く、かつ生分解性なので表皮面で徐々に分解され、その過程で天然保湿因子(NMF)の産生を助け、ピロリドンカルボン酸乳酸、ウロカニン酸を増やし、内側からも保湿してくれます。

また沈着したメラニンの除去作用もあるので美白にも良い偉い成分です。


詳しくは開発元の東洋サイエンスさんのプレスリリースを読んでいただくとして(丸投げ)

http://www.toyo-asia.co.jp/pharma_i/pdf/Zytex_AquaDip_brochure_jpns.pdf


セラミドとNMFを補うケアをすると、皮膚のバリア機能が正しく働くようになるので肌荒れしにくい健康な肌になります。

逆に言えば、補うケアを怠るとどんなにスキンケアを頑張っても、なぜか肌荒れから抜け出せなかったりします。


お肌の曲がり角を曲がった後は、ただ闇雲に保湿をするだけじゃダメなんですよね…。


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そんなこんなで成分構成的な意味では、私の知識と価値基準に照らし合わせた感じ、アバウトろくせんえんくらいの化粧水と遜色無いんじゃないのかなーと思った次第です。


使用感はサラサラした水みたいなテクスチャです。

私、化粧水はペタペタ感が残るものってあんまり好きじゃないので、個人的にはかなり高ポイントでした。

化粧水はサラサラタイプを何度も何度も付けるのが絶対的に好きなんですよね。

スキンケアでの油分はまた別に重ねたい派です。


あとこれアルコールが入っていないのも個人的には高ポイントでした。

トレチノイン療法のお供に使えるからね!!

(フェノキシエタノールは防腐剤で一般的なエタノールとは別物と考えて大丈夫です。ピリピリ滲みたりしませんよ。)

このお値段だとボディにもパシャパシャ惜しみなく使えるし、最高かよ。


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わりと誇張抜きで、今世に売られているプチプラ化粧水を駆逐出来るスペックだと思うので、冒頭にも書きましたがプチプラで良い化粧水を探している方は一度お手に取ってみると良いと思います。


私くらいの年齢の人ならプレ化粧水に使うとちょうど良いんじゃないのかなーと思います。

ほら、高価格帯の化粧水なんかはそんなやすやすとバッシャバッシャ出来ないじゃないですか…!!

いや、出来る人もいるだろうけど…!!


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