口腔内の健康と健康寿命は関係している。
口腔内に疾患があると、糖尿病発症のリスクが高くなったり病状が悪化する。
(血糖が口腔内の細い血管を傷つけて口腔内の環境が悪化するし、口腔内の環境が悪いと炎症物質が全身にまわりインスリンの働きが悪くなる)
そして、睡眠時間が健康に影響を及ぼすのは言うまでもない。
睡眠時間は短すぎても長すぎても影響がある。
この度、高齢者の歯の数と睡眠時間の関係について研究がなされた。
睡眠時間を4~10時間で1時間ずつ区切り、歯の数は0本、1~9本、10~19本、20本以上の4つに分けた。
研究結果は、歯の本数が0本の人は睡眠不足(4時間以下)や睡眠過多(10時間以上)になるリスクが
20本以上のグループに比べ高いということだった。
(睡眠不足は1.43倍、睡眠過多は1.75倍)
歯は咀嚼機能だけでなく、噛み合わせにも重要だ。
歯の本数が少ないと、上顎と下顎の位置が合わなくなり呼吸がし辛くなる。呼吸がし辛ければ十分な睡眠がとれるとはいえない。
つまり、歯の本数が少ないと十分な睡眠時間をとれないということ。