
原題: MY SISTER'S KEEPER 2009年/アメリカ
監督:ニック・カサヴェテス
製作総指揮:ダイアナ・ポコーニイ 、スティーヴン・ファースト 、メンデル・トロッパー 、
トビー・エメリッヒ 、メリデス・フィン 、マーク・カウフマン
原作:ジョディ・ピコー
音楽:アーロン・ジグマン
脚本:ジェレミー・レヴェン 、ニック・カサヴェテス
出演:キャメロン・ディアス アビゲイル・ブレスリン アレック・ボールドウィン
ジェイソン・パトリック ソフィア・ヴァジリーヴァ ジョーン・キューザック
トーマス・デッカー ほか
アメリカの人気作家ジョディ・ピコーのベストセラー小説を、『きみに読む物語』の
ニック・カサヴェテス監督が映画化。
白血病の姉のドナーとなるべく遺伝子操作によって生まれた妹が、姉への臓器提供を
拒んで両親を提訴する姿を通し、家族のありかたや命の尊厳を問いかける。
主演のキャメロン・ディアスが初の母親役に挑み、両親を訴える次女役を『リトル・
ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンが熱演。シリアスなテーマながら、
主人公一家の強い家族愛が胸を打つ。
白血病の姉(ソフィア・ヴァジリーヴァ)に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作
によって生まれた11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。彼女はこれまで何度も姉の
治療のために犠牲を強いられてきたが、母サラ(キャメロン・ディアス)は愛する家族
のためなら当然と信じてきた。そんなある日、アナは姉への腎臓提供を拒否し、両親を
相手に訴訟を起こす。
―――シネマトゥデイより
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想像と全く違う話で、良い意味で裏切られました。♪(*´―`)ノ
アナが優秀な弁護士の元へ行き、親を告訴するのですが、何か違和感がありました。
告訴後も家族と共に暮らすアナは、とても親を憎んでいるようには見えません。
姉の病気を治す望みとして命を作られ、産まれた時から身体を犠牲にし続けて
いるのに、憎しみが伝わってこないのです。
この違和感は後に理由が分かるのですが、重病の子供がいる家族が円満に暮らすのは
かなり難しいのかもしれません。
母親は始終、長女の延命のことで頭がいっぱい。弟は学習障害が分かった時には
寄宿制の学校へ行かされ、妹は長女の臓器移植の為に作られた命。
長女の命の為とはいえ、次女にしていることは、非人道的!!
母親の気持ちには全く共感できませんでした。
母親の下の二人の子供たちへの愛情はほとんど感じられません。
突っ走りすぎている母親なのです。
普通だったら一心に愛情を受けている姉に対し、嫉妬や憎しみの感情も生まれそう
なのですが、この二人は姉に対してたっぷりの愛情を持っているのが、泣けます。
長女が病気でなかったら、愛情を注いでもらえたかもしれません。
でも、親が大人じゃなかったら、自分が大人になるしかないですからね。
何もかも承知している3人のきょうだいがとても痛々しく見えました。
母親の言うがままに従っていたように見えた父親も、ラストはとっても感動的な行動を
取ります。今まで溜まっていたものを吐き出すかのように・・・でも妻の思いも分かるので、
はねのける訳ではなく・・・。父親はラストで好感度が大幅アップです(笑)
納得出来ない所はあっても、家族一人一人の心理描写が上手く表現されていて、
評判通り、お勧め出来る映画でした☆
<家族全員が主役。家族の在り方を考えさせられる映画>
おすすめ度 ★★★★☆ (85点!)