この少し前に義両親が遊びに来て、お昼ご飯を食べに行きました。
その時、初めてちゃんと義兄の結婚式の詳細について聞いたのですが、まぁ盛りだくさんで驚きました。
私も夫も、イベントには盛り上がれないタイプで、私は人生で1度も結婚式をしたいと思ったことがない、興味を持ったことがない、つまらない人間 
義兄と婚約者がこんなに熱を込められるのが少し羨ましいくらいでした。
義母はイベント好きだし、こういうことはしっかりしたい人なので、楽しんでいるのかと思いきや、かなりの勢いで愚痴を言い出しました。
・ 場所が遠すぎる
・ 現地での移動が多い
・ 盛り込みすぎ
というのがメインのポイント。
そう。場所はなんとウェールズ…。
誰も、縁もゆかりもない場所。
私たちの家や義両親宅から片道3時間くらい、母方の家族が多く住む地域からも片道4時間くらい、婚約者の両親にいたっては片道6時間弱。
そう言えば、義兄と婚約者は会場選びに奔走していた時期がありました。
行けるところは片っ端から見学に行っていました。
たぶんウェールズのその会場が1番良かったんだろうと思いますが、ちょっと遠いなぁ。
体の弱いグラニー(夫の母方の祖母)が行けるか不安だと義母は言っていました。
結婚式前日から準備に行き、前日夕方からイベントが始まり、当日は森？山？に行ったり、式場に行ったり、庭みたいなところに行ったり、忙しいそうです。
その都度何かと細かいイベントが用意されていて、インドアな私には聞くだけでちょっと疲れそうな感じでした 
この結婚式と披露宴に関する準備のために忙しく、結婚式後どこに住むのか、ハネムーンはどうするのか、とか、何も決まっていないそうです。
愚痴が進む義母は挙げ句の果てに、義兄は長年真面目に働いてきてこういう式を挙げるだけのお金はあるから、婚約者が調子に乗ってる、みたいな恐ろしいことまで言い出し
私たちがあまりにも質素で小規模な結婚式しかしなかったことにかなり批判的だったのに、あなたたちみたいな形式は良かった、なんてことまで言い出す始末。
私たちの場合は、いろいろあり、義両親は結婚自体に大反対だったので、私たちのやることなすこと気に入らなかったのは当然と言えば当然かな 
文句を言ってもなんだかんだ手伝ったりアドバイスしたりしてるんだろうけれど、思ったより愚痴が出てきて意外でした。
義両親が帰った後、夫と感想を述べ合いましたが、2人とも思ったことは、私たちが結婚した時、同じようにいろいろな人に愚痴っていたんだろうな、ということ。
私たちが結婚したのは、義両親の家から1時間くらいの場所で、私たちにとっては縁もゆかりもある場所でした。ちょっと移動はあったけど。
それなのに義母は遠いと文句を言っていたのを今でもよーく覚えています。
そして、私は覚えていないのですが、グラニーは招待したけれど来ない選択をしたらしく、夫はまだそのことを覚えていて、今回グラニーが来られないかも、という件に関しては珍しく同情していませんでした。
当時のことはあまり良い思い出ではないし、一生忘れられずにいくんだろうな。でも、義両親の気持ちも分からなくはないので、恨んでいるとかはまったくないです。
むしろ、イギリス生活の諸々に疲れる時、あの時義両親の言うことに従っておくべきだったか、と思ってしまう時もあるくらい…。
結婚式は(一応)一生に1度のことなので、本人たちが満足のいく式になると良いな、と思っています。
今年は結婚式/披露宴が3つあります。
人々の式を見て勉強してきます 