北川莉央ちゃん、活動中止

予想通りの展開であった。

 

 

 

 

脱退ではない。

あくまでも活動休止だ。

様々な大人の事情も絡んでいるので、早急に脱退というのは現実的に難しいだろう。

よほどのことでない限り。

 

「本人からも活動を自粛したいと申し出があった」と記されている。

りさまるのときとほぼ同じ表現だ。

ただ、違うのはりさまる曰く「本人から活動を自粛したいと申し出があった」と。

助詞の「も」があるか否かの違いである。

素直に解釈すれば、りさまるは純粋に自分の意思で活動休止したということになるが、莉央ちゃんの場合は本人以外に別の圧力があってこのような決断に至ったということになろう。

もしかしたら、このような状況でも本人は活動を続けたい、いや、続ける気でいたのかもしれない。

 

今後の最大の焦点は活動休止を経て、娘。に復帰するのか、それとも脱退するのかどうかである。

りさまるが「活動休止を決めました」と述べたのに対し、莉央ちゃんは「活動をしばらくの間休止いたします。活動再開の時期については、改めてお知らせいたします。」とのこと。

後者が前者に比べてトーンダウンしていることがわかる。

つまり、活動再開の可能性がそれなりに秘められているということだ。

活動休止そのものについても「しばらく」という言葉が付け加えられ、一時しのぎ的な休業にすらとれなくもない。

 

とはいえ、同じグループのメンバーへの誹謗中傷が明るみに出てしまった。

グループ内での人間関係に亀裂が入ったのは否めない。

その一例として、真莉愛ちゃんが莉央ちゃんのインスタフォローを解除したことが既にヲタクの知るところとなっている。

これは氷山の一角だろう。

実際はもっと重大なダメージを負っていることすら考えられる。

 

公式の声明には復帰に含みを残す表現が見て取れるが、ゆくゆくは脱退するのではなかろうか。

仮に現行のメンバーが心の底から彼女を許したとしても、彼女自身が娘。で居心地の悪さを覚えて、まともに活動できないはずである。

それから、多くのヲタクも彼女を許すまじという意見を抱いているだろう。

となると、一定数のヲタクが彼女を応援し続けるかもしれないが、ファンを少なからず失うこととなり、芸能活動のモチベーションを維持することは難しい。

ただでさえ、1月には男性がらみの不祥事を起こしていて、多かれ少なかれ信頼を失ってしまった。

 

巷ではアナウンサーへの内定が決まっているという話もあるようだ。

場合によっては内定取り消しになる線もあるかもしれない。

まさに奈落の底に突き落とされる思いだろう…

 

活動休止が決まった以上、彼女を除く11人のメンバーがこのピンチを切り抜けられることをただ願うのみだ。

7月にはえりぽんの卒業が控えている。

無事に卒コンを迎えられることを祈るしかない。

 

莉央ちゃんはかつて娘。の中ではいちばん好きなメンバーであった。

それだけにこのような事件は非常に残念である。

しかし、これを糧に自分自身を反省し、新しい人生に向けて再出発してほしい。

自分も彼女と同じくらいの頃、人生を見誤って失敗し、どん底に陥った。

何とかある程度は這い上がったと思っているが、そのときの塗炭の苦しみは今に生きていると思う。