コンニチハ
会社の同僚、通称ハナホジさん。
ハナホジさんは
自分の事をエースピッチャーだと思っている。
それも
チームにたった1人しかいない
毎回完投、完封する圧倒的エース。
ハナホジさんは
ボールを投げる役しかやらない。
誰かがボールを投げようとすると
奪い取って投げさせない。
相手にヒット性の当たりがあっても
ファインプレーで捕球してヒットにさせず
すぐさま自分の投球に入る。
とにかく毎試合自分だけが投げて目立ちたい。
誰かのボールを受けて投げ返したりは
できない人なのである。
何が言いたいかというと
彼は会話泥棒なのであります。
雑談でも、仕事でも、
最後まで喋らせてくれない。
私だけじゃなく
他の誰にも喋らせない。
お客さんにすらも！
最後までどころか、
二言、三言で遮られる。
例えば誰かが
私の甥っ子がJリーガーになって…
と話し出したら
すぐさま
ハナホジ氏が
あ、俺の友達は◯◯選手と同じ小学校だから！
と自慢にもならない
自分の話を被せてくる。
（内容が本当にこのレベルで
毎回、小学生か？と思う）
普通はさ、
最初に話した人に対して
すごいね！
とか
どこのチーム？
とかそういう会話になりません？
もう、とにかく
自分のことをしゃべりたくて仕方ない。
仕事の話も
例えば会議で誰かが
△△の件ですが…と話し始めると
ハナホジ氏が
あー！はいはい、それはぁ〜と話し出す。
私も何回もやられてるけど
ハナホジ氏が被せてくる内容は
だいたいトンチンカンで
私の言いたいことではない…。
ハナホジさんが
本物のエースならまだ良かったんだけど…。
今度客先に一緒に行かねばならず
憂鬱。
この会社に来て思うこと。
今まで働いてきた職場と比べて
ビックリするくらい
普通の人が少ない。
（たぶんうちの課に限る）
そう言う私も
他の課の人に
普通じゃないって
思われているんだろうか？
