生き物とハンナの生きざまから考える~「生き物の死にざま」を読んで~ | 「生きる」を考える野生の看護師ブログ* ハンナ日和 *

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▶「生きる」を考える野生の看護師
▶セルフリトリート®︎インストラクター
▶腸の学校インストラクター/和腸活マイスター

大学病院で緩和ケア経験後、野生(フリーランス)となり【亡くなる時に後悔する人を減らしたい】と根本原因を見つめ直す講座を開催中。

こんばんは!

「生きる」を考える野生の看護師

井上ハンナです🙋‍♀️

 

 

*******

 

 

今日は最近読んだ

本のおはなし。

 

 

【死生観】を日頃から

みんなの日常で

普通に考えることを社会に

広めたいハンナなのですが、

 

常に「死生観」に

まつわるものに対して

アンテナを張りすぎて、

最近あらゆるところで

クセの強めな

事象が起きたりします。

 

 

 

それはさておき、

(置くんかい←)

 

最近ふと立ち寄った

雑貨屋さんで

目に飛び込んできた本

「生き物の死にざま」

 

 

なにげなく手に取って

目次を見て

即買いました(笑)

気になるものが多すぎる…(笑)

 

 

 

 

 

 

生き物に関して

特別な知識がない私。

 

読み進めていて

えっ、そんな風に

生きているんだ…‼️とか

そんな一生ってあります⁉️とか

結構衝撃的なことが

多かったのです。

 

 

 

その生き方や死に方を知って

いろいろと

考え込んでしまいました。

 

 

あまりにも自分の世界や視野に

その価値観や選択肢が

なかったから。

 

 

それが「良い・悪い」

「ステキ・かわいそう」など

思うことは人それぞれだと

もちろん思うのですが、

物事を多角的に捉える

訓練にもなる本だなぁと

しみじみ感じました。

 

 

”人間の日本人の私”が思う

「普通」とか「良い」とか

「ステキ」とか

「かわいそう」とかの

感情や判断が、

 

相手にとって必ずしも

そうではない可能性が

とても高いということを

考えることができました。

 

 

 

これ、生き物(動物)という

自分とは全く違う生体だから

純粋に素直に考えられた部分も

あるのかなとも思います。

 

 

人間に置き換えて考えると

「同じ人間」という括りで

他人の異なる意見や価値観を

批判的に評価してしまうことが

私はあります。

 

 

「ありえない!」とか

「普通じゃない」とか

「変」とかそういうの。

 

 

 

でもそれってただの

私から見たらというだけで

相手からしたらあり得るし

普通だし変じゃない場合も

沢山あると思います。

 

 

 

「かわいそう…」は本当に

「かわいそうなのか」

 

 

 

私は個人的に人から

「かわいそう」って

言われることが

好きではありません。

 

そう思うのに、自分が逆に

動物や人や物事に対して

そう勝手に思ってしまうことが

結構あるなということに

気が付きました。

 

 

私の大好きな

尊敬するメンターの

長谷川エレナ朋美さんが

1月に訪れた

バングラディシュでの

ある男の子とのエピソードを

思い出しました。

そのエレナさんのブログはこちら

 

*******

 

 

自分の暮らす世界の中でも

とくに日頃の判断や選択って、

もっともっと狭い「自分」という

視野のなかで行っているので

この多角的な視点を忘れると

とても危険だなぁと感じました。

 

 

それは

「自分の価値観や信念」など

大切な自分基準の視点でも

あるけれど、それと共に

他者をきちんと認識すること、

 

そして尊重することを

大切にしないとあらゆる問題、

対立や偏りなどが

生じるのだなと感じました。

 

 

ちょっとした興味で

ゆるふわっと読み出した

ほっこり系文庫本だと

思っていたので

 

こんなにも生きる・死ぬを

人間を超えて生き物全般に

思いを馳せて考えられるとは

思っていませんでした。

 

 

この数年でお話しを聞いたり

学ぶ機会があり

自分が口にする動物たちの

育つ環境などは少しずつ意識して

選ぶようになってきた私ですが、

 

命をいただく生き物以外にも

共にこの地球上に暮らす

たくさんの生き物たちの

「命」や「人生」を知り

見つめることで、あらためて

人間が生かされている意味や

役割を考える機会にもなると

感じました。

 

 

興味深いテーマでおもしろく

気軽に読める本なので、

死生観…と重たく捉えずとも

ちょっとした知識を得るための

読み物としてもオススメ。

 

 

著者である稲垣栄洋先生の

見解や価値観も

自分と照らし合わせて

考えてみるのもおもしろいかも

しれません。

 

 

実際に私は読んでいて

「著者の先生は

そう感じるのかぁ…」と

自分とはまた違う捉え方を

お持ちな部分などに

 新鮮さを覚え、他人の価値観を

尊重する訓練にもなりました。

 

 

 

続編もあるようなので

また時間を見つけて

読んでみたいと考えています。

 

 

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私の死生観講座をご受講の

コミュニティメンバーさん

たちにも紹介したら

とても興味を持って

くださっていたので、また

皆さんが読んだ

感想を伺うのも楽しみです☺️

 

 

「死生観に正解はない」

 

この正解のない分野に

どうも私は

興味が湧いてしまうようです。

 

 

 

一冊の本をきっかけに

また新たな視点で死生観を

考えられるようになって

なんだか自分がまたひとつ

成長できたような

気もしています。

 

 

皆さんももし

興味がありましたら

是非読んでみてください。

そして感想を

聞かせてくださいまし🙋‍♀️✨

 

 

ただいま死生観講座は

5月初旬の

リニューアルに向けて

じっくりブラッシュアップ中です。

 

 

ご受講生の募集は

まだ少し先になりますが

ご興味を持ってくださった方は

是非、先行でご案内する

ハンナの

公式LINEをご登録の上、

お待ちいただけると嬉しいです。

 

 

~死を本気で見つめると

あなたの「生きる」が輝き出す~

 

私はあなたと一緒に

「生きる」を

真剣に考えていきます。

 

 

今日も長文を読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

ハンナの講座情報はこちら