湘南国際マラソン-タイムリザルト。 | CHOY STORY.

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朝は車で送ってもらい7:00前には到着。

飴2個とバナナ2本を食べ、ストレッチ開始。

付き添いがいないので荷物が心配のため、あまりジョッグが出来なかった感じ。

8:00過ぎには走る格好になり、ジョッグ開始。

そのまま8:20にはスタート地点になだれ込む人ゴミに加わった。



●1~5km 27:41
スタートまで10分前、思い切って3時間~3時間半の人のところに並んだ。
これでもスタートラインを超すのに3分。

最初はやや左端を走って、自分のペースを作ることだけを意識した。


思ったほど寒くもなく、軽快に脚が動いた。
最初の給水では水を取った。

イメージでは走りながら飲むもんだと思っていたので、いちいち立ち止まって飲む人が多く、ぶつかりそうになった。



●6~10km 27:42[55:23]
ここも㌔5分半でうまいこと刻めた。

呼吸もあまり苦しくなく、入りの5kmは成功したと感じた。

茅ヶ崎公園の第3給水でピュレグミを3つ食べた。
この辺りで腿ずれをおこした。

正直、最初はピリピリしていて、それが何かも分からなかったのだが。
両内腿に違和感があって、少しだけ走りづらくなった。


●11~15km 27:59[1:23:22]
辻堂海浜公園の辺りでエメラルドウェアの女の人にペース作りをしてもらう。
足の運びや一定のペースから見て、この人は多分4時間切ったことがある人だと思ったので、しばらくずっと後をつけた。



●16~20km 28:13[1:51:35]
先日の原チャ試走では行かなかったので、江ノ島までの道のりは何となく長く感じた。

やっぱり江ノ島まで行っておけば良かった。
一本道だったので走りやすかったが、少し汗が冷えてきたのを感じ始めた。

ペースは以前5分半ちょい、なかなかいいペースで江ノ島18.5キロを折り返した。


●21~25km 29:32[2:21:07]
当初から折り返しで気分的にペースが上がるかと予測してたけど、イマイチ上がらなかった。
㌔6分には乗らないまでも、少しずつ疲労が出ているのを感じた。

でも脚はまだ動いたので頑張ろうという気持ちはあった。

浜須賀の前辺りから急に左後頭部に痛みが現れた。
今夏から傷めていた箇所なのか、走れば走るほど痛みが増加していく。
脚を出すたびに首が振れるため、全身に痛みが走り首がまっすぐに保てなくなった。
あまりに痛いので目線を下げるしかなく、そのせいでストライドは縮まり、少しずつペースが落ちていった。



●26~30km 29:44[2:50:51]
スタートに比べて陽が陰り、汗が冷えたのか少しずつ寒くなってきた。
程度がひどいので疲労覚悟で右側の日向を走った。

腿に続き、乳首と脇も擦れ始め、痛みが出る。
首の痛みが激痛に変わり、治まる気配がない。

指で患部を探し、何度も圧迫するも一時的な効果しかなかった。


●31~35km 32:06[3:22:57]
平塚に戻ってきたのは気持ち的にも安心できた。
サブ4まで30km通過時点で残り1時間ちょっと。

微妙なことはよく理解していたけど、行ける所までは出来る限りペースを維持しようと思った。
しかし、首の激痛に加えて、脚の疲労がピークに近づいていくのを感じ始めた。


走り慣れていたコースだったので、その距離感はもう掴めていたのだけど脚が前に出なくなった。
大磯高校前のバイパスに差し掛かり、サブ4ギリギリの可能性を信じて走る。

34km、坂を上りきった後から完全に脚が前に出なくなる。

気付くまで感覚はあまりなかったのだけど、下腿がかなりの熱を帯び、膝の周りがかなり腫れていた。
脚の痛みに堪え、かなりスローペースで走る。

が、他の人の歩くペースとあまり変わらないことを見て、初めて走るのをやめ足を止める。
ここで目標のサブ4を諦める。

とりあえず屈伸をしようと思うが、両膝の周りが膨張していてうまく座れない。
歩く、走る、歩く、屈伸の繰り返ししかできなくなる。

あの標識まで走ったら少し歩こうみたいな小さな目標をもって前に進んだ。
35kmで㌔通過が初めて7分台に乗る。



●36~40km 47:08[4:10:05]
ほとんど歩いているのでどうしても㌔9分以上かかってしまい、何とか4時間半を目標にした。

37km、スタートのロングビーチ横を通るもまだ先に折り返しがあり、気持ちが折れる。

残りの4キロの折り返しがめちゃくちゃ長く感じる。

時計を見ながら、ただ後何分走り歩けばいいのかだけを考える。


●41km~ゴール 17:48[4:27:57(手動)]
40km、ようやく最後の折り返し。

最後の第10給水で水分とグミ以来の食べ物、大粒の梅干しを食べる。
高台での結婚式に拍手を送りながら、よちよちと進む。

ようやくゴールのプリンスが近づいてくる。
沿道の役員のおばちゃんが「残り1㌔ないよ」と声をかけてくれ、ラストスパートでスピード上げる。
がしかし、残り500mでまさかの右腿が攣るアクシデント。

一度止まってストレッチをしてから今度こそラストスパート。
最後の100mで20人ほどをかわす。


ゴールの囲いをくぐった瞬間に達成感と満足感に包まれる。
両腕にザラザラと塩ができていることに気付く。

ゴール後に記念メダルを首にかけられたが、メダルがとても重く感じられすぐ外した。

しばらく座り込んで動けず。

首の痛みが頭痛に変わり、疲労と共に押し寄せてきた。

とにかく長い長い4時間半の旅であった。



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公式タイムはグロスの方なので、4:31:09でした。


まぁネットタイムが個人的には本当のタイムだと思っているので、4:27:58が記録だと思います。

あんなに苦しめられた首の痛みは翌日には嘘のようになくなりました。


あれがなければ後半もう少しまともなレースが出来たように思います。


バイパス前の坂、あそこで素直に歩いていればその後は走れたと思うので20分くらいタイムは縮まっていたでしょう。


でも、それは4時間切りが目標でなかったらの場合であって、今回はあくまで目標はそこにあったわけです。


だから後悔はしてない、むしろ次回への課題と考えています。


フラットレースが出来る大会もそうはないと思うので、来年も挑戦したい。


フルは1万4000人が走ったそうです。


こう見ると凄まじい人数だったんだと改めて思います。
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