夜空とさかなたち
コルビュジエ展とセットで六本木ヒルズの水族館へ。
あの展望台に水族館…通路にちょこっと細長い水槽を置くか、それとも大改造して、アーチ型水槽ができているんだろうか?と思っていたけれど、どっちの予想とも違う、なかなかヒルズらしい魚の展示でした。
まず入ってすぐ、東京タワーを背景に水槽が置いてある。(実は私はこれだけかなあ、こんなもんだろ、と思っていた)
夜景をバックにして魚はまるで夜空を飛んでいるように見えた…と言いたいところだけれど、ちょっと無理だった。もっと窓のところに平べったく大きな水槽を作ったらそう見えるのかもしれないけれど。そんなこと難しいよね。
平べったい水槽は蓋がなくて絶えず水が少しずつ溢れ、水槽の側面を伝って落ちている。
つまりガラスを水が覆う仕組みになっていてそれがとても綺麗。
ぱっと見にはガラスにしかみえない。
私も、友達が教えてくれなかったらぴったり覆われた水槽なのかと思うところだった。
あんなに乱れがなく水を均等に流れさせることって難しくないのかな?
それをたくさんのひとがうっとりと眺めている。
魚も、ひとも、青白いひかりに照らされて、全部が景色になっている。
本当に綺麗だった。
これより先は撮影を禁止されているところが多かったのであまり撮れなかった。
だけど淡水と海水を左右に分けて展示したり、それぞれの水槽の中のデザインが凝らされていたり(ちょっとやりすぎの水槽もあったけど)、なかなかおしゃれ。
おおきな金魚鉢はもしかしたらポスターで目にしたことがあるかもしれないのだけれど、これもなかなか面白かった。
でもどういう面白さかというと、なんか、軽く中国の怪しいお店みたいないかがわしさの可愛げのあるの、という感じ…に私は思えてしまった。
大きな、とはいえあれだけの金魚がぎっしり詰まっていてところせましと泳ぎ回っている、その雰囲気も含めて。
あと照明で水槽が真っ赤とかフューシャピンクに染められちゃうところも。
綺麗だけど面白い。
ベッドやソファに水槽が取り込まれているものがあって、それはなんだ少し、やっぱりアイディア重視なんだなあと思った。
そのへんの展示はもう魚たちは自由に泳ぐ雰囲気じゃなくて細い筒に閉じ込められていたり、くらげなんか洗濯機に放り込まれたみたいにさかさまにぐるぐる回されちゃったりしている。
ちょっと、可哀想だなあ、と感じてしまった。
夜景とともに楽しめるし、綺麗なことは間違いないから、ぜひ。
友達やこいびとと行ったほうがいいと思う。
今月末までやっています。
コルビュジエのことはまたゆっくり。
どこでもないどこかは生まれてくるどこかに似ている
私にとって会話とは、いつも心臓をとくとくとはやうたせるものらしい。
うまくいかない会話では手のひらにしっとり汗をかいてしまうし、感覚のまま話せるときには逃すまいと気持ちがはやるし。
話すのがうまくないとずっと公言してきたけれど、たぶんそんなことを考える必要はないんだな。私に欠けているのは会話の巧みさよりもむしろ、向き合い読み取る感触であって、たぶん余計なことを考えれば考えるほどそこがぶれて余計汗をかいちゃうことになるのだから。
どこからか取り出した自らのものごとを、いつも自分のやりかたで差し出せばいいとは限らない。
だけどたいてい私は待つから、そうするとお互いにどこにも到達しないまま、表皮のところで迷うことになる。
そんな会話がいけないとも思わないけれど。
汗をかいちゃうのはそのずれであって、自分が伝えたかったことが伝わったか、という不安にすら到達していないそのこと。
チャンネルをあわせるのが遅い。チャンネル数が少ないのかもしれない。
その代わり周波数が合えば本当にどこでもないどこかで、感覚どうしが接する気がする。
会話も表現も、最後には相手に委ねるしかないのでだからこそその行方のことを考えるとたっぷり汗をかいちゃうのだけれど、導く術に長けるよりは、豊かに取り出せることや、瞳をみつめ続けることを考えよう。
今は、それでいいや。
おもいこしをあげて
なんとなくひきこもりがちだった今週。
腰の様子はいつもと違ってすぐには全快しない。きっとずっと寝ていたからだろう。
動かなきゃ。
友達がUPした動画を見てリハーサルが着々と進んでいたことに少し、焦る。
リハーサルが進んでゆくその場所にいるということがどんなに大事か、よおく味わっている今回だからこそ余計に。
知恵熱も去ったし、ふんどし絞めて頑張るぞー。←体育会系ノリ?
幸いなことに見習いたいひとばかりがまわりにいる。
ほっとさせてくれるひと、ついて行きたいと思うような頑張りのひと、まっすぐな視線、日々なにかを生み出しているエネルギー。
強いことはやさしいことだ。
それが当たり前なことに、ときどき自分をへこませたりしながらも。
どんな場所に私が在りたいか、そのことを思い悩むまでもなく、思い悩む余計な時間もなく、ときには走っていいのだ。
感じたことや見たものをもっと、なにかにうつしたい。
お知らせ/アレッサンドラ・フェリ引退公演放送
NHKでアレッサンドラ・フェリの引退記念公演を放送するようです。
9月21日(金曜)NHK教育テレビ(22:25~0:40)
ゲスト:吉田 都(バレリーナ)
特集:バレエ界の名花 フェリが残したもの
【演目】 「ロミオとジュリエット」から「バルコニーのパ・ド・ドゥ」
(音楽:プロコフィエフ/振付:マクミラン)
「マノン」第三幕から「沼地のパ・ド・ドゥ」ほか
(音楽:マスネ/振付:マクミラン))
【出演】アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ
ホセ・カレーニョ
ジュリー・ケント
アリシア・アマトリアン
<収録> 2007年8月2日(木) 東京文化会館
9月21日(金曜)NHK教育テレビ(22:25~0:40)
ゲスト:吉田 都(バレリーナ)
特集:バレエ界の名花 フェリが残したもの
【演目】 「ロミオとジュリエット」から「バルコニーのパ・ド・ドゥ」
(音楽:プロコフィエフ/振付:マクミラン)
「マノン」第三幕から「沼地のパ・ド・ドゥ」ほか
(音楽:マスネ/振付:マクミラン))
【出演】アレッサンドラ・フェリ
ロベルト・ボッレ
ホセ・カレーニョ
ジュリー・ケント
アリシア・アマトリアン
<収録> 2007年8月2日(木) 東京文化会館
夢/バス、交通事故
夢。
バスに乗ると全然知らない男の人がずっと私を見つめている。
ラグビーをやっていそうな体のしっかりとしたひと。
決意したように「こっちへ」という感じで私を前の方の席に連れていってくれる。
座席はちょっと高校の教室のような感じになっている。後ろに参観日のように他の乗客がいて、私はその男の人にその席に連れてこられたことで特別なまなざしを注がれる。
窓の外に、バスを抱えて揺り動かしている友人Tが見える。何をしているんだろうと目をこらすと運転手さんらしき人がバスの後ろを、Tが前方をつかんでゆさぶりながらバスを移動させているのだった。
私はじろじろ見られることにもうんざりしていたので自分のバスを降り、Tに近寄って手伝いながらどうしてこんなことをしているのかを訊いた。
事故をおこしたんだ、とTが言う。道から外れたからバスをもとに戻してくれ、ということらしい。
だからって、手で…と思いながら何気なくTを見たら首筋があおくあざになっている。
ねぇ、怪我しているんじゃないの?と訊くと、ぶつかったから…と曖昧に答える。
私はすぐさまかっとなり、運転手に、病院が先でしょう!と怒鳴り、走って病院を探しにゆく。
新宿のアルタ前あたりがずっと広場になっていて、ちょうどチケット売場のあるあたりに夢では地図の看板が出ている。
近くに八百屋さんがあってそこで病院をきくとものすごいローカルな感じの病院を教えてくれる。
私は有名な大病院を探したいのに地図をうまく見ることができない。
***
すごくわかりやすいのだけれど、つい最近友達の車に乗っていて、その車が前のタクシーに当たってしまった。
誰にもなんの怪我もなくて車にお互いの車の塗装がついてしまったくらいの軽い事故。
タクシーの運転手さんは、謝る友達を尻目に知らん顔をしてどこかに走り去ってしまった。こっちが100%悪いのに…。
そのときの運転手さんへの「?」が、この夢につながったんだろうなぁと思う。





