アマヤドリ -298ページ目

片翅の蝶

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今日は夢に大物芸能人がでてきた気がする。またトイレの夢だった。
大物芸能人って、字面が大道芸人に似てる。
…似てていいのか…

昨日出掛けるときに目の前を蝶がひらひらと通っていった。翅のふちがほんのり緑で、あとは黄色の。パパイヤの実のよいな色合いだった。
大きな翅でゆらゆらと、空気の隙間を縫うみたいに。
時間と時間を隔てるみたいに。
どんな時間を蝶は生きているんだろう。


さ、これから稽古だ。
蝶のタトゥシールをお守りにした。アキレス腱の脇の、ちょっと弱いところ。

今日は一緒に翔ぶ。

自殺防止

今電車に乗っているのだが…
目の前のおじさんがぎゅっとタオルを噛んでいる。
首にひとつタオルを掛けて(真四角のハンドタオル)、もういっこをただしかめ面で噛んでいる。

どうしたのだ?いったい。

写真をとりたいけど無理だ。



私は布を噛むことが苦手だ。どうしようもなく歯が浮いてくる。銀紙を噛んだほうがまだ平気だ。
噛んでいるのを見るのもいやだ。
とくに毛糸を噛むことなんか、想像しただけで全身から力が抜ける。

手袋の指を齧って脱ぐのも、私の前ではやめてほしい。
その瞬間しゃべれなくなるから。



おじさんの口からタオルが落ちた。

特に意味はなかったようだ。

ショーモデル

やる気を見せた途端に本当に忙しくなってしまった。

今日、いつもお仕事をくれる人から電話があってヘアーショーのモデルさんをやることになった。
モデルさんといってもメインは踊り。ヘアーショーのラストにゲストとして舞台上で髪を切ってもらい、踊るのだ。

何度かこのお仕事はいただいているので速、OKの返事をする。


しかしこのモンチッチばりの短い髪でお仕事になるのか心配だった。アレンジできなければいくら踊れても意味はないから。
なので急遽美容院に行き、見てもらう。
そしたら以前踊った時に名刺を頂いた方がボスだった。よかった、私の踊りを見てもらえている。ちゃーんと売り込んで、合格をもらう。
…といってもはきはき礼儀正しく当たり前に接するというだけだけれど。

私ほどのショートの子はいないから却っていいね、ということで話がまとまってほっとした。ただ、ものすごく短くされそうだ。
よけい女の子にもてるだろうか。ただでさえ最近ジャニーズ系だの小栗旬だの言われるのに。
なぜかな。似てないよ。確かにたまにジャニーズ系だけど。一度でいいからあのサラのCMのひとに似てる、とか言われたい。


しかしこれで明日は12時間ぶっ通しで踊ることになったし、しばらくは一分の隙もないほどに多忙になった。
舞台稽古は白熱してくる予定だし、ヨガのレッスンにもいかなければならないし、これ以上本当はバイトも削りたくないし…大変。


でもわくわくする。
こんな近くに舞台で踊れるなんて。
うれしい。舞台。

しかしあと2週間だ。
詰め込みリハーサルになるのだろうな。


リハーサルは六本木の有名なショーをやるクラブで行なう。そこに行くのもちょっと楽しい。
きれいなニューハーフさんがたくさんいるから。あの人たちはいつも自分を磨いてる。すごいことだ。

よし。
やるぞ。

野性児なので。

最近痩せた痩せたと言われるのでちょっと恐い。
あんまり急に痩せたら夏終わってからばてちゃうから。

でも…確かに痩せたけど…そんなにわかるほど痩せたかなぁ?
脚の形は確かに変わった。二の腕も少し削れたし…掘り起こしてもともとの形を回復しつつある…のかな。

毎日がっつり食べているので心配ないと思うけど、痩せたと言われるとつい余分に食べなきゃと思ってしまう。
いや、痩せていいから。むしろ多少痩せても大丈夫なくらいしっかりしてるから。と言い聞かせるんだけど。
しかも一緒に出るのはバレリーナだから…多少華奢にならなきゃ。


昔からそうだ。
もともと万遍無く筋肉がついていて、まっすぐで強さに恵まれた体だと思う。
でも女の子だし華奢になりたい。とたまに思う。
なのに、ちょっとでも痩せると健康を損なう気がしてどきどきする。ご飯を一食抜いたとしても次の食事で補おうとたくさん食べる。


つまりは、健康なのだな。
いいか。
もりもり食べて、ぴちぴちでいれば。


ただ栄養に気を付けようと考え始めている。
今日もお豆腐や、ごまや、魚のみりん干しを食べた。それからウ゛ィダーインゼリーのコラーゲンinを飲んだし、水は3リットルくらい飲んでる。野菜ジュースも飲んだ。


3チャンネルでバレエを放送していたから観ていたらもうこんな時間。

痩せたのは夜更かしのせい…だったりしたら困るな…。

枝をいっぱいに延ばして日光浴

稽古終わり。
なかなかハードだった。というかアップの時点で飛ばしすぎた。開始15分前にすでに汗だく。
いーんだ…全速力を誓ったのだから。

舞台稽古4回目にして、もう筋肉痛にならなくなった。
強い。


ああ、会社なんかいきたくない。一日中踊っていたいよ。ぼろきれみたいになるまで。明日のことなんか考えず。
会社は、楽しいし好きだけどさ。

好きなだけ踊れるように、サポートしてくれようとした人もいた(女性)。でも、そんな風に自分で掴み取らないものはやはりいやで。もちろんお互いに益はあるんだけど。…いや、向こうに益があるかどうかの保障はないか…。
いいのいいの。私は、こうやって文句言ったりちんたらしたり、疲れ果てて電車でフネを漕いだり、そんな風にやっていきたいんだ。


来週からフランスの先生のレッスンを受けることになった。
ひぇぇ。ことば。踊りにもすっごい壁があるのに、言葉の壁が。
でもよく考えたら、私教わってるときに言葉なんかあんまり聞いてないや。
なので、言葉の壁はなくなった。
残るは技術の壁だけ。

パリオペラ座の先生なので、向こうのレッスンを日本に居乍らにして受けられる。なんて幸せなのだろう。
がむしゃらに食らい付くしかない。
エレガントじゃなくたっていいや、最初は。目もらんらんで。

ぶちあたって、こいつをいつか小石みたいに感じられるように。

いつのまにかスイッチがONになりっ放しの私が、そこにいるかもしれないな。