アマヤドリ -243ページ目

海に降る雪

今日はミヒャエル・ゾーヴァの描く絵の空みたいな、どんよりとしていながらも遠い光をたたえた空。

深い色の樹々に白い雪が積もっているのが鮮やかでうきうきした。だって今日は私にとってはこの冬の初雪なんだ。そう考えたら余計に嬉しくなった。傘で顔を隠しながら歩かなきゃいけなかったくらいに。ばかみたいだなあ、って思ったら余計ににやにやしそうになっちゃった。あんまりにもおちてくる雪のつぶが大きくて。傘の下から巻き上がってくるくらい軽いことに。


雪が降る海を見たことがあるだろうか。
もしかしたらないかもしれないな。


今日、横浜赤レンガ倉庫 に友達の舞台を観に行くのだけれど、インターネットで調べたら横浜駅から「シーバス 」というものが出ている。これだ!と思って打ち出しをして、今どきどきしている。

船に乗れる。それに、雪の海が見れる。

どうかこのまま雪が雨に変わりませんように。

ミヒャエル・ゾーヴァ展

オオキナパンツ 

19日、銀座松坂屋催事場で開催されているミヒャエル・ゾーヴァ展 を見に行った。

アメリの犬の絵でしか知らなかったのだけれど、ミヒャエル・エンデが大好きなので(理由になってるのかなっていないのか…)その名前に惹かれてずっと覚えていた。
今回知って驚いたのだけれどベルリンで生まれたひとなんだそうだ。

会場に入ってはじめの、『ゾーヴァの箱舟』という大きな作品を見たとたん、やられた!なんだか大好きかも!と思った。
大海に揺られる船の上にものすごくちっちゃくたくさんの動物が描かれている。どんな細い筆を使ったんだろう?っていうくらい細かいのにその表情の豊かなこと。
絶妙にぽちっとした瞳が可愛い。空気を含んだ毛並み。
あんな大波に揺られているのに、空はかなり暗くて旅の先行きは暗そうなのに、ぽやっとあんまり真剣にものを考えていない感じの無防備さ。

一緒に行ったお友達とも話したのだけれど、これはこの塗りこまれた背景があってこそ浮き立つものなんだろうと本当に思った。
丁寧に色が重ねてあるのかな?わからないけれど空の光の色やトーンの変化がちゃんとマットに、区切りとかがなく連続している感じがする。
光と影が、面白い。

静止しているし、あまりにぎやかな色がないし、どちらかというと暗い場面が多いのにどこかユーモアがある。寂しそうに見えるのに肝心な描かれた側は「そう?」ってとぼけていそうな。


私がすごく好きだなと思ったのは、嵐の海のほとりでひとり、焚き火にあたっているあひるちゃんの絵。


200601210107000.jpg  

私の携帯(&私の腕)では

こんな風にしか写らない


あんな場に一人でいるのは寂しかろうに、ぽちっとした眼をきょとんとさせてただそこに立っている。あんまり火にも近くないし、何かを考えているふうでもない。上着もなんだか可愛いし。

『この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ』といい、私は嵐の海のほとりの風景に心惹かれるみたいだ。


観にいけてよかった。ポストカードも大量に買っちゃって友達を驚かせた。

やっぱり、絵が好きだな。自分も書けるようになりたい。
小さいときはすごく上手だった。よく作品展で入賞したりした。その頃から一歩も成長せずに今に至っているのかも。
まずは落書きから…かしら。


ゾーヴァ展は23日の月曜日まで。

暇があったら是非見に行ってみてください。


スープブタ

ゾーヴァの他の作品をここ でもみることができました。
色々見ていて見つけた絵本の美術館、安曇野絵本館


ミヒャエル・ゾーヴァ, 那須田 淳, 木本 栄
ミヒャエル・ゾーヴァの世界


TRACKBACK

雨降り木曜日さん にTBさせていただきました。

 この本は読んだことがなく、でも私は絵の方からこの本に近づいた。

 そのことがとても不思議で、興味深かったから。

 この本が読んでみたくなりました。

アクセル ハッケ, Axel Hacke, Michael Sova, 那須田 淳, 木本 栄, ミヒャエル ゾーヴァ
ちいさなちいさな王様

JOLLYのお茶の間バレエ鑑賞記さん

 私も『ヌレエフの犬』ちょっと気になりました。

 読んでみればよかったなあ…

人によって違うバトン

らんぶれったさんよりいただきました。私は『Dance』について、がお題。
がんばるぞー。



1.パソコンもしくは本棚に入っている『Dance』

最近買った本棚のDanceは、『ダンステクニックとけが』。会社の下にある本屋さんで昼休みにちょこっとずつ立ち読みしていたら興味を引かれて、思い切って買ったもの。骨や関節の仕組みが面白い。怪我のためというよりは、体の中の仕組みを知っていると、想像することができるからまた違った動きが出来る気がする!

ジャスティン ハウス, シャーリー ハンコック, Justin Howse, Shirly Hancock, 小川 正三, 白石 佳子
ダンステクニックとケガ―その予防と治療



あとは本じゃないけれど自分の舞台のビデオやDVDが本棚にあります。
自画自賛野郎なので踊りに自信がなくなったり見失ったときに見ると「私って素敵!」って自分を騙すことが出来る。…というのもあるけどやっぱり仲間との思い出がつまってるから観ると元気になれる。

パソコンの方には舞台の時に楽屋とかで撮ったデジカメ画像が大事におさまってます。消えちゃうと怖いからどこかに保存しなきゃいけないなあ。大好きな仲間たちとの大切な大切な思い出。
それ以外は好きなダンサーやスタジオのHP、あと、@miちゃんに教わった外国のダンス情報サイト!つっかえつっかえ英語を読んで解読しています。


2.今妄想している『Dance』

すごく漠然としているけれど、この踊りという分野ってまだまだ新しいものだからもっとどうにかなりそうな気がする。
お芝居とも違う、映画とも違う、特別ななにかがみつけられたらなぁ。
でも最近はたくさん素敵なアイデアのあるひとがいて、踊りの舞台もかなり面白くなったと思う。
今はひたすらそんな才能を見習いつつ、何か、別に奇をてらうでもない良いものがいつか創れたらいいな…と思います。
すごい抽象的すぎて妄想にしかすぎないんだけど。
それにはまだまだ勉強不足、知らないことが多すぎる。


3.最初にであった『Dance』

初めて踊りというものを観たのは小学校の頃の友達のバレエの発表会。
私にはこんな可愛らしいことは一生できないなぁ、と全く興味が沸かなかった。スカートはくことがまず無理!だったから。

本当の意味での初めての出会いは高校の文化祭でのミュージカル。そこで踊りにめざめました。
ちゃんとプロのダンサーがOBにいて、教えにきてくれていた。普通の都立の学校なのに、その学園祭のためだけに…。
ちなみにそのミュージカル団体を立ち上げた先輩はとても有名なダンサーで、今でもその人がTVや舞台に出ていると全く面識もないのに勝手に親近感を覚えている。


4.特別な思い入れのある『Dance』

22才くらいの時の舞台で初めて主役らしい主役になれた時、ものすごく苦しんだことが今の私の出発点だったかなぁと思う。
あんなに踊りや役のことで悩んだ経験がそれまではなくて、すごく孤独だった。役作りのためにノート1冊くらいびっしり色々書いたり、気持ちがどうにもならなくて夜中に放浪したり。
でも苦労の甲斐あってかまさにその本番中にどんどん自分が何をやりたいのか、どう踊りたいのかがが体で見えてきて、すべてをぶつけることができた。今でも本番に全てをぶつけすぎるのはその時の後遺症かもしれない。
舞台が素晴らしい経験だと本当の意味で気付いたのはあの時かなぁと思う。

あとは、去年の10月のコンテンポラリーの舞台。うじうじしていた私に、良いきっかけを与えてくれたし、素敵なダンサーのみなさんに出会えたから。
学ぶことだらけ。課題も山積みだけど、友達や目標ができたことが何よりうれしい!
感謝しています。

★    ★    ★

ではこのバトン、回してみます。

あいちゃんに『写真』→バトンつながり先
ナエちゃんに『服』
なゆたさんに『芝居』
kaznoさんに『絵』
@miちゃんに『バレエ』
ameriちゃんに『コンテンポラリーダンス』
鈴夢さんに『武道』→バトンつながり先

…回しすぎかしら。

みなさん、忙しかったらごめんね。
もしよかったら、でいいからやってみてください★



TRACKBACK

あいちゃん 、さっそくやってくれてありがとう。

 あいちゃんの写真は本当に素敵なんだ。

 ポストカード企画、またいつかやってね

鈴夢さん の記事の兄弟子からの教えにちょっとびりびりきました。

 ちょっとしたコツとか意識で、がらりと変わることってある。

 この意識、踊りにも応用できないかしら。もしくはこんな教え方。

SONNETTEさん 、今外国語に対してどうしよう…と思っている私にとっては

 この2の解答は、あたたかくこころに響いてくれました。

 ありがとう★




はーべすと

昔のバイトのお友達と食事。
以前おともだちに教えてもらってずっと行きたかった、池袋のメトロポリタンに入っている食べ放題のお店『はーべすと 』へ。
とってもヘルシーなお料理がお腹いっぱい食べられて、満足。
一日30品目、ってよくいうけれどここでは一食で30品目以上摂れる。
トレーにあれこれおかずをちょっぴりずつ取ってお野菜の煮物やお魚のマリネとか、じっくり味を楽しむことができる。よく噛むからかわからないけどいつもよりもお腹いっぱいになるのが早かった気がする。
飲み物も普通のジュースもあるのだけれど蕎麦茶やオーガニック珈琲がおいてある。お肉はないと思っていたら牛肉を柔らかく煮込んだものがあったり、かぼちゃのサラダとかグラタンのようなちょっと洋風のものもあったりして飽きない。
店員さんの男の子が繊細な感じだったのも印象的だった。
(この店員さんは私たちが帰る頃ひとつの席について食事をしていた。あれんなヘルシーな賄い、いいなぁ)

友達には、私が外国に行くのにあまりに準備がのんびりとしていることを笑われた。



私もそうだけど、今年をなにか正念場だ、と感じているひとが多いのかもしれない。
お正月だから決意してみてる、というような単純なことではなく。
何かが上向きに変わろうとしているのかな。みんながよい空気を引きつれてゆけたらいい。

乾いた殻

今日は昨日鬼のAちゃんに指摘されたことを考えながらのバレエレッスン。
むにゃむにゃ考えながら動いたら気付いたことやかわったことがいっぱい!ひとつの意識でこんなに変われるなんてすごいなぁ…踵とアキレス腱を考えただけなのに内腿をひろってくる、ということまで意識できた。

体って繋がってる。

発見がいっぱいあるからバレエは好きだ。
ジャズはもう野性で踊るのが楽しいしもう真っ白になっちゃうけど、バレエは張り巡らすから楽しい。
楽しいのになー。おさぼりクンなんだよな。


何だかどきどきする。
自分が変わっていける、期待と、それからそんなに期待しすぎちゃだめだよ!ってどうどう、あやすことに。
なんだろ。
なんかどきどきして、いろんな気持ちが心臓のところに集まって気を抜くとあふれそうになる。
なんだなんだ。

ちゃんと空に顔を向けて大気の圧力でそれを下げてもらわなきゃ。



そしてこの感覚を忘れちゃう不安。
すぐお調子に乗るしすぐ手放しちゃうから。
愚かものだなぁ。


なんだかとってもお腹がすいた。
ご飯をたくさん食べて、お風呂でごしごし体を洗って、よぉく寝よう。


明日は午後から出社だから。仕事の引継ぎだ。

その淋しさも少し、このどきどきに加担してる。