香川高松へ菓子木型のふれあい旅 | "Conversation" Tea Salon - ロンドンの運河の見える窓辺から

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こんにちわ。

”Tea Salon Conversation” 店主のChiekoです。

 

アハハ、この登場、吹き出しました?

でもね、今朝見た夢でこんな風に話していたんです。笑

それにせっかくブログの名前をこう決めたので、これからはこんな風に初めてみようかなぁ、

なんて思ったのです。

、、と言う事で、今日からこれで始めますね。(なりきり大事ですよね?笑)

これからもよろしくお願いいたします。

 

さて、まだまだ続く、(2月の)日本滞在時の旅日記です。

今度は香川県高松市へ行って来ました。

ここ最近、帰省の度に高松へ旅しています。

うどんも勿論なのですが、

数年前にANAの機内誌の記事で『菓子木型』について書かれていました。

その写真をみて、”ガーン” と心打たれたんです。

『こんな世界があるんだ』

美しい菓子木型。

その記事を読んだのは、ちょうど日本への一時帰国を終えてロンドンに戻って来たばかりで、次回の帰国は早くて半年から1年後になります。

すこしね、タイミングがずれました。

でもそのおかげで菓子木型について調べる時間がもてました。

そして、今では日本では数名しかいらっしゃらない菓子木型の職人さんが、香川にいらっしゃるところまでリサーチしました。

次回の帰国には必ず会いに行きたい、いや会いに行くぞ~って。笑

でもお菓子屋さんでも業者さんでもないのに、お会い出来るのかしら?、、という不安もチラついたのですが、その職人さん、市原吉博さんのお嬢さんがお父様の菓子木型を使用して和三盆と和菓子ワークショップされておられることを調べあげました。

お嬢さん、あゆみさんのWorkshopは『豆花』さんと言います。

次回の帰国は香川へワークショップと木型を見せて頂こうって決めました。

その次回は、2016年の3月でした。

 

その時の様子はこちら。

市原吉博さんです。

初対面でしたのに昔から存じていたような親しみのあるとても楽しい(面白い~)職人さんです。

 

市原さんは平成18年に黄綬褒章「業務に精励し衆民の模範たるべき者」を授与されています。

 

工房の外には作品がずら~と置かれています。

ここに1日いたっていい~(迷惑だと思いますが・・笑)と思うほどでした。

 

 

『豆花』さんで作った和三盆糖のお干菓子です。

この時は私に付き合ってくれたお友達と一緒に訪れました。

みんな童心に返り、とっても楽しんでくれて、良かったです。

私もとっても楽しかった~。

 

その後の訪問は2016年の11月。

この時もお友達と一緒に伺いました。

前回行ってくれたお友達も一緒です。(何回も本当にありがとう~)

 

そしてこの11月に訪れた時にあゆみさんから、2月(2017年)にロンドンに行くのでそこでWorkshopをされたいのだけど、とお話しがありました。

帰国してから、日英のある機関にその話しをお繋ぎさせて頂いたのです。

そして2月1日にWorkshopを行う事ができました。

Workshopは1日2回あったのですが、どちらも大成功でした~。

当日、私もすこしお手伝いさせて頂きました。

その時の様子はあゆみさんのブログをご覧くださいね。

 

私はその後、日本へ中学の同窓会へ行くことになっていて、先に日本に行き、あゆみさんは英国に住まわれている従妹さんのお子様の学校、ご友人のおられるスイスジュネーブでもWorkshopを行なわれました。

あゆみさんが凱旋帰国され、私達は高松で再会という運びになりました。

素晴らしいご縁に感謝し、これからも大切にさせて頂きたいです。

 

さて、あゆみさんのWorkshopの成功を称えながら、連れて行って頂いた山田屋さん。

昔の庄屋さん(日本むかし話にでてくる)の建物だったそうです。

こんな素敵な場所で頂くおうどんもまた格別ですね。

 

 

お庭の白梅もきれいに咲いておりました。

 

こちらは頂いた冷たいおうどんと天丼のセットです。

大盛りでしたが、すべて完食しました~。(我ながらスゴイなぁと感心)

うどんの横にのっているのは香川で有名な醬油豆です。

 

お食事のあとは高松で有名な和菓子屋さん『夢工房たから』 さんへ行きました。

こちらはあゆみさんのお家で頂いた『たから』さんの有名ないちご大福。

上品なお味で美味しかった~。

 

こちらのたからさんご自慢の『栗テリーヌ』です。

私がいつも『夢工房たから』さんで買うものの1つなんです。

丹波産の大きな栗がごろごろ入っているんですよ。

ほどよいブランデー風味も気に入っています。

お取り寄せも出来るようです。

 

私が高松に何度も通う理由の一つは菓子木型に魅せられたことも大いに関係ありますが、市原さんのお元気なお顔を拝見させて頂く事、あゆみさんのお人柄、そして市原さんのお作りになる美しい菓子木型を少しずつ増やしていきたいなぁと思っているからでもあります。

あゆみさんのお話しでは年に1度来られて〇百万(円)ほど菓子木型を買われて帰られる方がいるそう。

私は一度に・・・なんてできないので、少しずつ欲しい木型を和菓子作りのために集めていきたいです。

 

そして、こちらが私の菓子木型たちです。

これまでにも作った和菓子を茶道のお稽古に持って行ったりしているのですが、私の木型を使って英国で和菓子レッスンができたらいいなぁと思っています。

 

高松でのほのぼの旅はこれで終わりますが、まだもう少し日本の旅は続きます。

良ければお付き合い頂けると嬉しいです。

次は京都へ向かいます。

 

 

今日のロンドンの運河です。

今年の3月はロンドンは観測史上最も暖かかったそうです。

気象庁が公表したデータによると同月としては1957年と並び統計を開始した1910年以降で最高に達したそうです。

3月の全国平均気温は観測史上5番目に高い水準だったそうです。

そう言えば昨年と比べると急に花々が咲き始めたような気がします。