ミクロ カネハラ | 上総層群

上総層群

上総海盆・古東京湾海底谷の生物たち


2 サイズを競うという場合、ほとんどはその大きさ自慢だろう。副会長どののサイズがうらやましいでござるよ!(監獄学園ふうに)しかし、逆にどこまで小さなサイズがあるのか?7という疑問も当然湧いてくるだろう。そこで小さなことで競っても面白いのではないだろうかということで、一般に公開する。

 どうやら両耳保存されているようだが、もう私の裸眼ではこれ以上クリーニングは不可能、下手をすると壊してしまいそうだ。1円の直径は2cmである。ということはこのカネハラヒオウギは1cmにも満たない左殻ということだ。現場では当然わからなかったが、自宅に持ち帰り、母岩を眺めていて気が付いた。もし眺めてなかったら、完全に砕いている個体である。ちなみに、皆様はいったいどれほどの小さなサイズのクラミスを見たことがおありだろうか。ちなみに私は5mmというものを経験している。

 どうでもよいがこの産地、まず合弁個体を見たことがない。というか、他の産地でもこの合弁個体を見たことがない。う~ん。5万円までなら出そう。誰かオークションで出してくれ。(孔あき、耳なしはだめ~よ)